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ストーリーを教えてもらうスレ part66

1 :ゲーム好き名無しさん:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:NVH91tIK0
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
480KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・すでにwikiに載っているストーリーでも、より詳しく知りたい場合はリクエストを受け付けています。

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

前スレ

ストーリーを教えてもらうスレ part65
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1359630533/

323 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/01(水) 16:49:31.85 ID:9vQIYFw+0
>>322
3DS「新・光神話パルテナの鏡」
↓他
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E4%B8%80%E8%A6%A7

324 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/01(水) 17:11:01.63 ID:9vQIYFw+0
>>323
PS3「ドラゴンズクラウン」
PSVita「超女神信仰 ノワール 激神ブラックハート」
PS「ストライダー飛竜1&2」
PS3「ストライダー飛竜」
WiiU「ベヨネッタ2」
3DS「デビルサバイバー2 ブレイクレコード」
PCゲー「Xak」
PCゲー「XakII」
PCゲー「XakIII」
PCゲー「FRAY」
メガCD「魔法の少女シルキーリップ」
PS3「エクストルーパーズ」
DS「オール仮面ライダー ライダージェネレーション」
PSP「オール仮面ライダー ライダージェネレーション2」
3DS「スーパーロボット大戦UX」
SFC「新・熱血硬派くにおたちの挽歌」
SFC「初代熱血硬派くにおくん」
メガCD「バトルファンタジー」
PCエンジン「スターブレイカー」
AC「マジックソード」
PCエンジン「ムーンライトレディ」
SFC「制服伝説プリティ・ファイター」
PS「ハードエッジ」
SFC「ラッシングビート」
SFC「ラッシングビート乱 複製都市」
SFC「ラッシングビート修羅」
PS「ボイスファンタジア 失われたボイスパワー」
SFC「BUSHI青龍伝〜二人の勇者〜」
PCエンジン「OUTLIVE」
PCエンジン「クレストオブウルフ」
PCゲー「Xak-ガゼルの塔-」
メガドライブ「ザ・スーパー忍」
メガドライブ「ザ・スーパー忍II」
FC&ディスクシステム「ファリア 封印の剣」
SFC「幻獣旅団」
GB「アウトバースト」
SFC「ダンクエスト〜魔神封印の伝説〜」
SFC「スターダストスープレックス」
SFC「レナス 古代機械の記憶」
SFC「レナスII 封印の使徒」
SFC「超攻合神サーディオン」
AC「シャドーフォース-変身忍者-」
PS「宝魔ハンターライム」
PS「ロストソード 失われた聖剣」

325 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/01(水) 17:31:03.17 ID:QzKypY8+0
自分で追加しろ しかもwikiにすでにいくつかあるし

326 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/01(水) 20:04:10.58 ID:9vQIYFw+0
エンディングドットコム
http://neoending.web.fc2.com/

327 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/01(水) 20:59:41.70 ID:CXScOkAc0
既にwikiに書かれているものもあれば、デビサバ2ブレイクレコードみたいにまだ発売されていないものまである
まともなリクとはとても言えないし、>>319-322>>324はスルー推奨

328 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 08:56:02.16 ID:wIQlPbEC0
未解決にあった『ドラゴンナイツグロリアス』を投下します
依頼が全EDをということだったのでEDに関わるところは本筋から外れる部分も全て書いていきます
『<』は選択肢によって分岐する展開です

メインキャラ勢
【ダイク】……主人公。ドラゴンの声を聞き、会話することができる。
【パット】……クールなイケメンで外国人。筆記実技ともに優秀だが、実は……
【リリス】……最強の美少女。実技試験でハンデをつけさせられるほど強いが、言動は非常識で筆記はまるでダメ。
【チコ】……口が悪く喧嘩っ早い暴れん坊。こいつも筆記はダメ。
【ボーボ】……オッサン研修生。筆記は頑張って及第点を出してくれる。
ヒロイン勢
【ポーチェ】……『ブルーグラス』のウェイトレス。彼女と一緒になるEDは格別に多い重要人物。
【マリアン】……海鮮問屋の娘。イベントさえ起こせば苦労してアルバイトせずともデートできる。
【ティナ】……『レッドシャーク』の娘で高飛車なヒロイン。アルバイトで優秀な成績をあげないとデートできない。
重要人物
【プリル】……聖地でドラゴンの世話をする『ドラゴンフェアリー』という妖精の一人。夢の中に登場する。
【グリフ】……ダイクの義父。ダイクの父親の親友で、その亡き後ダイクを引き取って育てた。
その他の物語やEDに関わる人物
【グーリコ】……ボーヘイム村長の息子でいじめっ子。第一章での彼との別れ方が後のEDに影響を与える。
【マディガン】……スラムを仕切るボス。勝負の結果でのEDがあるが、スラムに立ち入らなければ出会うことはない。


「やっと起きてくれたようだね。つながって嬉しいよ。あたしのマインド・メールを受け止めてくれたのって、あんたが最初だからさ。
初めまして。あたしの名前はプリルってんだ。よろしく。あんたに興味がわいちゃったよ。なんたって、二人は運命の糸で強〜〜〜く結ば
れてんだから。あんたがホンモノであることをあたし、祈ってるよ。ホンモノだったら、会えるはず。忘れないでね。あんたは、これから
ドラゴンと一緒に多くの…………あっ!」

【第一章】
奇妙な夢から醒めて微睡んでいると、突然誰かに殴られて目が覚めた。よく見ると、そこは見慣れない風景(牢獄)。
「おう、こら。何ニヤけとんのじゃ。われのせいでくさいメシ食わされとんのに、よう幸せそうな顔して寝とれるのう!」
なんとなく思い出してきたぞ。この赤髪の男せいで、僕はこんなところにいるんだっけ。
「君、静かにしたまえよ。こんなことになったのも、もとはといえば君が暴力を……」
「なんやと、このボケ!貴様がトロイから、こっちまでパクられたんやんけ!!」
赤髪の男と向こうの寝台に座っているおじさんが、またケンカをはじめてしまった。これじゃあ昨日の二の舞じゃないか。
それをなんとか力ずくで引き離すと、もう一つの寝台に座っていた美青年がようやく口を開いた。
「殴り合いなら、外でやってくれ。俺には、ドラゴンナイツに入るという目的があるんだ。お前らもこれ以上問題を起こすと、スタート地
点にさえ立てなくなるんじゃないのか?」
二人は美青年に諭されて黙って寝台に戻ったけど、この状況が変わったわけじゃない。
ドラゴンナイツの入隊試験を受けるはずが牢屋で捕まっているなんて、父さんが知ったら…………。
家を出てから、なんだかんだいってもう2週間になるのか…………。

(上記の場面は時系列においては二章終盤で、ここからは2週間前からの回想になります。そのため、ここに辿り着くまでに迎えるバッド
EDは全てこの場面に帰結します。ちなみに選択次第では看守を倒して脱獄を企む場合も)

329 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 08:56:33.13 ID:wIQlPbEC0
いよいよ、待ちに待った日の朝がきた。15歳になってからは、指折り数えて今日のくる日を待っていたんだ。
今日、僕は家を出る。そして、旅立つんだ。夢をかなえるために。ドラゴンナイツになるという夢を。
「……やっぱり、お前はドラゴンナイツに入りたいのか?」
いつもなら僕を起こしになんか来ない父さんの姿は、ちょっと寂しそうだ。
「もちろん!」

『竜を駆り、男は初めて己の中に漢を宿す』

カグランテスで生まれ育った者なら知らぬ者はいないほど有名な言葉だ。カグランテスで生まれた男ならば、誰だって憧れるのが当たり前さ。
もちろん、誰もが入隊できるわけじゃない。厳しい訓練に耐えることのできた、ほんの一握りの男だけが選ばれた最高の騎士になれるんだ。
でも、チャンスは誰にでも平等にある。家柄もお金の関係ない。試験は誰でも受けられる。15歳以上の健康な男子であればね。
そして今日から2週間後、ドラゴンナイツの入隊試験が行われる。毎年何千人もの男たちが鎬を削り、その中からほんの数名だけが入隊を
許可されるらしい。まさに、男の中の男って感じだ。
「別にお前を悩ませるつもりはない。父さんは引き止めたりしないさ。さあ、一緒に朝食を食べよう。そしたら、出発だ」
他の親はみんな息子の旅立ちの日を喜んでくれるみたいだけど、どうして父さんは悲しそうな顔をするんだろう。

食事を終えてすぐ、僕は旅の準備に取り掛かった。
ドラゴンナイツの入隊試験はカグランテスの首都ハルキリアスで行われる。試験とは実戦さながらの研修で何ヵ月も続くらしい。でも、希
望者には専用の宿舎が与えられ試験期間中の生活には困らない。
僕が部屋を出ていこうとすると、父さんがやってきた。
「いよいよ行くのか。私はお前に何もしてやれなかった。この15年間、ただがむしゃらにお前を育ててきた。そのお前が、夢をもって旅立
とうとしている。私にできることを用意しておいた。だが、すべて与えるのは逆にお前のためにならないと思う。だから、一つだけ選ぶといい」
(剣・鎧・金貨のつまった袋から一つを選択。今回は剣を選んだことにします)
使い古されていたが立派な剣だ。昔、父さんは冒険者だったらしい。きっとこの剣はその時のだろうな。
「その剣は、父さんの思い出の剣だ。きっとお前の力になってくれる」
「ありがとう、父さん。この剣でドラゴンナイツになってみせるよ」
「ダイク!」
突然、父さんが僕を抱きしめた。
「最初お前を引き取ることになったとき、正直父さんは困ったよ。自分みたいな男に子供が育てられるのか、まったく自信はなかった。だ
から、自分の子ではなく他人の子として育てようと決心した。そうすれば愛情もわくことなく、いつも冷静を保っていられる。でも不思議
なもんだ。長い時間は父さんの心をゆっくりと変えていってしまった。いつしかお前のいない人生など考えられなくなっていた。誰よりも
お前を愛してしまった。結婚もしたことのない私が、子供を得られたことを神に感謝までしたよ。私はお前を誇りに思っている。そして、
お前をどこに出しても恥ずかしくない男に育てたつもりだ」
「何だよ、父さん。もう永遠に会えなくなるわけじゃあないのに。僕も立派なドラゴンナイツになって父さんに思い切り楽をさせてあげるよ」
「……ドラゴンナイツか。しかしな、ダイク。ドラゴンナイツに入ることが真の男みたいにいわれているが、父さんはそうは思わない。お
前はりっぱな男になった。ドラゴンナイツに入らなくても、もうお前がホンモノの男だと信じているよ。父さんが教えられることは、みん
な教えたつもりだ。それでもダメなら、いつでも家に戻ってこい。ここはお前の家だから。父さんは、いつもこの家で待っている」
やっと憧れのドラゴンナイツになれるというのに涙が止まらない。
「……さあ、行ってこい。そして、やるだけやってこい。父さんは、いつでもここで待ってるよ」
僕は父さんにもらった剣を持って、15年間暮らした我が家をあとにした。

330 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 08:57:46.95 ID:wIQlPbEC0
いよいよ、ボーヘイムともお別れだ。ちなみに、まだボーヘイムから入隊した者はいない。去年も村一番の金持ちの息子グーリコが(父親
が多額の寄付金を積んで)受けたけれど、残念ながら落ちてしまった。
その時、当のグーリコが取り巻きを連れて現れた。とにかくイヤな奴だから、きっと待ち伏せしていたんだろう。
「お、お、お、おい、ナマイキ小僧。お、お、お前、ドドドラゴンナイツになりたいそうで、笑わせちゃうぜ」
グーリコは僕がつい今しがたもらった剣に目を付け、因縁を付けてよこせと言ってきた。
(ここで戦う・反抗する・差し出すの選択が出る。戦って勝たない限りどれを選んでも奪われるが、ここでの選択が後のEDに影響をおよぼす)
そして拒否した僕の体を取り巻きに抑えさせて剣を取り上げると、次の瞬間その取り巻きにも信じられないようなことを言い出した。
「お前にドラゴンナイツに入れる力があるか、オレ様ちゃんが確かめてあげますだぞ。どいつか、この剣をサハギンの洞窟へ隠してこい」
サハギンの洞窟といえばモンスターが犇めく危険な洞窟で、例えグーリコの命令でも行こうという者はいない。
「な、何だ、おめえらよぉっ!い、いいぜ、オレ様ちゃんが行く!ダイク、返してほしければ、洞窟へきてみろってんだぞ」
グーリコは取り巻きにしばらく僕を抑え付けるように言い含めると、一人で洞窟へと向かってしまった。
……どうしよう。サハギンの洞窟へ取り返しに行くか?あきらめてハルキリアスへ急ごうか?
(ここで洞窟に向かうかそのままハルキリアスに直行するかの選択。直行すると第二章に飛ぶが、後のEDに影響をおよぼす)

僕は、急いで山道を登っていった。
するとやがて目の前に、不気味な洞窟が姿を見せた。その入り口を調べてみると新しい足跡がくっきりと残っている。
僕はか細く揺れる明かりを頼りに、洞窟の中に入っていった。

<洞窟の中で戦闘に敗れた場合(回想前の牢屋の場面に飛ぶ)
う、うーん、あれ、ここはどこだ?
「おい、うなされとったみたいやけど、大丈夫か?」
「我々は重大な責務を負ってこの基地に潜入したわけだ。捕まってしまったが、それももう終わる。安心するんだ」
「安心?あなたたち、誰です?」
「気が動転するのはよくわかる。しかし、もう引き返す必要はない。この要塞に仕掛けられた七つの時限爆弾は、あと数十秒で爆発する。
任務が成功し、我々も命をかけた甲斐があったというものだ」
「な、何をいってるんですか、あなたたちは?僕は、ドラゴンナイツに入隊するためにハルキリアスにやってきて、そしてなぜか牢屋に……」
「かわいそうになあ、すっかり頭が変になってしまってなあ。ライアン二等兵、心配するな、もうすぐ天国に行ける。我々は、よくやったのだ」
「うむ。ボーボ軍曹。あと5秒だ。4……3……2……1……みんな、天国で会おう!」
>ED15・さらばライアン二等兵

洞窟の最深部まで来ると、何やら薄気味悪い鳴き声が聞こえてきた。その鳴き声に混じって人間の泣き声も聞こえる。
そこにはリザードマンが三匹とグーリコがいたけど、そのリザードマンたちはグーリコをめぐって何やらもめているらしい。
「うわぁ〜ん、助けてくだしゃぁ〜い。たたた食べないでってば。うわぁ〜ん、わん、わん」
僕はリザードマンを倒し、グーリコと洞窟を脱出した。
「ダイク〜!ああ、ありがとよぉーいおいおい。ほほ本当は、オレ様ちゃんたら、お前のことうらやましかったりしちゃったんだよ。オレ
様ちゃんはドドドラゴンナイツに落ちちゃったけど、お前は受かるかも。いっぱい、応援しちゃうからよぉ」
僕はグーリコと和解して剣も取り戻し、改めてハルキリアスへと向かった。
【第一章・終】

331 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 08:58:27.26 ID:wIQlPbEC0
【第二章】
僕がハルキリアスに着いたのは、入隊試験が始まる3日前だった。
とりあえず僕がしなければいけないことは、入隊試験の申し込み手続きだ。直接ドラゴンナイツまで行けばできるらしい。
それが済んだら宿屋の確保もしなければならない。
(ここからハルキリアス内を自由行動)

サラシュタン城の裏手に、ドラゴンナイツの本拠地がある。研修もここで行われるんだ。
そこで僕が入隊試験の受付に並んでお金を払い手続きを済ませたその時、異変が起こった。
いきなり視界からすべてのものが消え暗闇に放り込まれたかと思うと、頭の中に突然、はっきりとした重々しい声が響き渡った。
「少年よ、来るがいい」
僕は暗闇のなかをさ迷うように歩いた後、同じ声に促されやがて足を止めた。
「少年よ、まだ完全ではないのだな?残念だ。残された時は少ない。はたして、間に合うか……」
その独り言のような声も、いきなり頭に走った激痛によって僕が踞ると消えてしまった。

殴ったのは声の主かと思い顔を上げると、目の前には巨大なドラゴンがいた。
けど僕を殴ったのは当然そのドラゴンではなく、近くにいるチンピラのような三人組の男たちだった。
「おい、一般庶民。貴様、なぜここにいる」
「おう、小僧。空竜隊エース、マイケル様がお前ごとき平民にわざわざお声をかけてくださったのだ。答えんか、こら」
「やめろ、やめろ、ガベロ。お前が殴ったらひ弱い小僧は死んでしまうよ。殴るよりもつねる方が、気持ちいいのだ」
「えーい、ガベロもラムゼイもやめろ。我らは誇り高きドラゴンナイツだ。だから、気に食わぬときは一思いに殺してしまえばいい。
もう一度聞くぞ、一般庶民。ここは我らドラゴンナイツの竜舎だ。なぜここにいる?返答次第で殺すぞ。ん?」
三人組の中のマイケルと呼ばれた男は腰にさした剣を引き抜くと、その切っ先を僕の眼前にちらつかせながら問いかけてきた。
そこで僕はやむなく起こったことを正直に話したけど、マイケルという男は余計に機嫌を悪くしいよいよその剣を振り上げた。
それに対し僕が抵抗しようとしたその時、竜舎のドラゴンが一斉に大声で騒ぎ始めた。
「何事だ!普段おとなしい竜たちが興奮してるぞ。小僧、助かったな。お前の顔、覚えておくからな。行くぞっ!」

……僕はドラゴンたちに助けられたのか?そんな……まさか……?
慌てて逃げた三人組と入れ替わるように、彼らとは違う鎧を着た優しそうな男が走ってきた。
「君は……試験を受けにきたんだね?僕の名前はバーナード。地竜隊の隊員だ。どうして君はここにいるんだい?」
この人にも起こったことを正直に話したけど、やはり軽くは笑われてしまった。
それでもバーナードさんは僕を外まで案内してくれた後、試験への激励の言葉をかけてくれた。
試験はあと3日後か。それまでどうしよう。

<恋人たちの散歩道に行った場合
場違いな場所に迷い込んだ僕がそこを出ようとすると、何やら女の子が声をかけてきた。
その子は僕と同じくカップルだらけの場所に一人で歩いていて、誰かと喧嘩でもしたのか怒っている感じだった。
「悪いけどさあ、ちょっとだけ恋人になってくれない?ここ、一緒に歩くだけでいいから」
恋人役を引き受けるなんて、われながら大胆だったかも。いまだかつて、女の子とデートなんかしたことなのに。
そんなこんなで恋人役をするうちにマリアンという名前を聞けたけど、彼女はぽつりと暗い表情で呟いた。
「……なあ、あたしって臭くないか?」
「臭くなんかないよ」
「うそつき!!みんな、みんな、うそつきだよ!!」
彼女は突然泣いたようになって走り去っていったけど、やがて遠くから振り返って手を振ってくれた。
「おーい、悪かったなぁ、無理なこといってさぁ。ありがとうよーっ!ダイクーっ!」


332 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 08:59:18.97 ID:wIQlPbEC0
<スラム街に行った場合
怖い物見たさでスラム街に入っても、見るようなものはなかった。
しかし僕が帰ろうとしたところに、なにやら明らかにマトモじゃない三人組が声をかけてきた。
「ねえ、ボクちゃん。ボクたち、生きてくだけで大変なの。かわいそうだと思うでしょ。だから、有り金置いてってね」
しかし威勢のいいのも口だけで、いざ戦って負けると捨て台詞を吐いて逃げていった。
「今度会ったら、ただじゃおかねーからなぁ!」


僕はとりあえず街の高級ホテル『ローズロッサ』に泊まることにしたけど、どうもそこはすでに予約で一杯のようだった。
しかし僕が諦めてそこを出ようとしたところで、やたらと大きな声で抗議している人がいた。
「私は三週間も海を越えて来たんだ。それが予約がないとダメって、融通のきかない奴らばかりだ。金はちゃんと払うよ!」
「わが国の習慣でこの時期は入隊試験を受ける方を優先的にですね、お泊めする方針でございまして……」
「だったら、話が早い。私も入隊試験を受けにきたのだ。優先的に部屋を用意してもらいたい」
その人は30は確実に越していそうなおじさんだったけど、驚いたことに今年の入隊試験を受けに来たらしい。
しかしそれでも既に満室であろうこのホテルに部屋を用意できるはずもなく、結局彼はつまみ出されるように追い払われてしまった。
「キミも、私のことを笑いたいのだろう?いいよ、笑いたければ笑いたまえ。これでも私は、まだ36歳なんだからな!」
「僕は笑ってません。それに、何歳になってもドラゴンナイツを受けようと思う姿勢は立派だと思います」
僕らはともに宿の見つからない田舎者の受験者ということで意気投合し、試験での再会を願ってその場を別れた。

次に行った宿屋『猫目亭』も満室だったけど、おかみさんはそこにいた客の美青年に相部屋を提案してくれた。
しかしその美青年ときたら、二人部屋を一人で使っているくせに宿代を半分にすると言われても全く譲ろうとしなかった。
「申し訳ないが、あれは俺が借りた部屋だ。入隊試験が始まるまで、静かに一人でいたいんだよ」
「そこを何とか。宿代は僕が全部払ってもいいですから」
そこまで言っても彼は全く相部屋にする気はなく、結局おかみさんまでも呆れさせながら部屋へ帰っていってしまった。
「そうだ、酒場に行ってみるといいんじゃないかね。アルバイトをする代わりに泊めてくれるところがあるかもしれないからね」

そう言われて高級酒場『レッドシャーク』に行きアルバイトの提案をしてみたけど、応対した女の子の高慢なことといったらなかった。
「ここはね、普通あなたがこれないような高級店ですの。あなたのように学のない方を雇うことなんてできませんわ。あら、なにかし
らその目。その目は私をバカにしてるのかしら?おとーさまーーー!」
「なんだね、我が愛しのティナ」
女の子の呼びに応じて現れた店主と思しき強面の男に殴られ、僕は酒場をつまみ出されてしまった。

僕はまだ諦めず、庶民派の酒場『ブルーグラス』に行き店員の女の子に同じ提案をしてみた。
「あの、試験が始まるまでの間だけでいいんですよね。今マスターに頼んできますから。あ、私ポーチェっていいます」
ポーチェさんは先ほどのティナという娘とは全く違う穏やかな女の子で、僕とは同い年とは思えないほどしっかりしていた。
「あ、あの、バイト料はあんまり払えないけれど、大部屋でよければ泊まれるそうです」
当然僕はその話に飛び付き、ウェイターの仕事と引き換えにようやく試験が始まるまでの宿を手に入れることができた。

次の日。
「おはようございます。ダイクさんは夜だけ手伝ってくれればいいので、昼間は市内見物でもしていてくださいね」
(自由行動にするか店を手伝うかの選択が2回発生)

333 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 09:42:47.40 ID:wIQlPbEC0
<自由行動中に一度スラム街で不良を倒した上で再びスラム街に入った場合
やっぱり、またここにきてしまった。危険だとわかっていても、なぜかここに足が向いてしまう。
するとそこに昨日の不良たちがまたやって来て、僕は思わず身構えた。
「俺たちさ、いい話持ってきたんだよ。ここを仕切っているのが、マディガンってぇいけ好かねぇ野郎でさあ。そいつをやっつけられ
れば、もはやスラムで怖い物なしだ。いっちょ、腕だめしってのはどうだい?」
彼らに誘われるがまま黙ってついていくと、やがて熱気溢れるストリート・ファイトの会場へと案内された。
「しっかりと、目に焼き付けとけよ。ここが、お前の死に場所なんだからよ。マディガンさーん!」
「こいつか、俺様をバカにした田舎もんってのは。俺が出るまでもねえや。てめえら、スラム名物百人抜きで歓迎してやんな」

<<ミニゲーム『百人抜き』に失敗するかその後のマディガン戦に敗けた場合
「んー、この程度の奴、暇つぶしにもなりゃしねえな。殺しちまってくれ」
「へーい、この前の恨み、はらさしてもらうぜ、ボクちゃんよぉ。うりゃっ!」
……僕の意識が薄らいでいく。まさか、こんなところで一生が終わるとは。
父さんの言いつけを聞かずに、いい気になってこんなところに入り込んだ僕が悪いのか。
さようなら、父さん……ドラゴンナイツよ、永遠に……
(牢屋の場面に飛ぶ)
頭が痛い。そういえば、だれかにひどく殴られたような記憶がある。それにしても、ここは一体どこなんだろう。
だんだんと、目が慣れてきた。とても殺風景な部屋だ。窓がない。まるで、誰かを閉じ込めるために用意された部屋じゃないか。
記憶がはっきりしない。いや、それどころか、自分のことを思い出そうとするとひどい頭痛がする!!
……とにかく、ここから出なくちゃ!
「開けてください!開けてください!僕は……」
>>ED21・ヤミノサナギ

なんとか、全員を倒すことができた。
「ほぅ、やるじゃねえか。そろそろ、俺様が遊んでやるよ。スラム名物百人抜き、百人目はこのマディガン様だぁっ!」
しかし、マディガンも僕の敵ではなかった。
「ま、参った。降参だ。このスラムで相手になる奴なんていやしねえよ。相談だけど、このスラムの帝王になっちゃくれないか?」
「そうだよ、ダイクさん。俺たちのリーダーになって、本物の男ってやつを見せてくれよ」

<<スラムの帝王になることを選択した場合
本物の男か……なんだか僕に本当にあっているのはここじゃないかって気もし始めてきた。
よし、決めた!ここで彼らの頼みを断ったら、男じゃない。僕は本物の男さ。スラムの帝王になってやる!
ここに、スラムの若き帝王が誕生した。
その後、父と会うことは二度となかったが後悔することはなかった。ドラゴンナイツとも幾度となく小さな諍いを起こすこととなった。
しかし、彼らはドラゴンナイツの敵ではなかった。ダイクの記憶はスラム街に住む一部の人間たちに留められ、時が過ぎるとともに風
化していった。それが、伝説の男になれなかったダイクの全てだった。
(牢屋の場面に飛ぶ)
「何、寝惚けとんのじゃっ!早よ起きろっ!」
「あ、アニキ。俺、ドラゴンナイツを目指してたらスラムの帝王になっちゃった夢見てたんすよ」
「この前、俺らが刺したおっさん……死んだで。さっき、仲間の二人が連れてかれた。もうすぐ、俺らも連れてかれる。長いようで短
い付き合いやったなあ。一緒にドラゴンナイツを落ちたのが一年前。お互い、転げ落ちるような人生やったなあ。次に生まれてくるん
やったら、ドラゴンナイツで会いたいもんやなあ」
「人生を遊んだ罰が下ったんだ。覚悟を決めな」
……こうして、僕の短い人生は終わった。みなさん、さようなら。
>>ED06・スラムの若き帝王

334 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 09:43:34.71 ID:wIQlPbEC0
さすがにそんな話を受けることはできなかったけど、それを聞いた彼らは一様に落ち込んでいた。
どうも彼らは根っからの悪じゃないようだけど、ともかく僕は彼らに立ち直るように説いてからそこを後にした


<二日続けて店を手伝う選択をした場合
やっぱり無理を言ってお世話になったんだからな。できる限り手伝わなくちゃ。
「えっ!本当ですか!?他のバイトさんは夜にならないと出てこないんです。手伝っていただけるととても助かります」
僕は夜のアルバイト開始時間まで、ポーチェさんと二人きりで下準備をしていた。
(次の日も店を手伝う選択をした場合)
僕は今日も店に残ってポーチェさんの手伝いをすることにした。
「ありがとうございます。ダイクさんがずーっとここで働いてくれたら嬉しいのに……なーんてね、変なこと言ってごめんなさい」
「そんな……全然変なことじゃないよ。うん、全然変じゃない」
僕は、どうしてしまったんだろう。町にいくよりも、彼女と一緒にいるほうが楽しい。
この日1日、僕は彼女のそばにいるだけでとても幸せだった。時間が経つのが、とても早かった。


ここでのアルバイトも今日が最後。いよいよ、明日からはドラゴンナイツの入隊試験が始まるんだからな。
そうして普段より気合いを入れてウェイターに精を出していると、お客の一人にあのローズロッサで会った人がいた。
「おお、キミは!?いやあ、奇遇だ。私は武器屋でアルバイトをしていたよ。ずーっとやり続けて、眠くなったら好きな時間に寝るんだ」
そのとき、店に兵士と思しき数人の客が入ってきた。彼らを見たお客の騒ぎ声を聞いてみると、なんとドラゴンナイツらしい。
「ありゃあ地竜隊のエース、シグナスじゃあねえか」
「放せ、こら。放せ言うとんじゃ!」
シグナスさんは、おそらくドラゴンナイツではない男の首根っこを掴んで押さえ付けながらウェイターの僕を呼んだ。
「この店で一番強い酒を2杯持ってきてくれないか。おーい、みんなぁ、今日は俺のおごりだ。好きなものを飲んでくれ」
店に歓声を巻き起こしたシグナスさんは、押さえ付けた男に向き直った。
「ここで俺と酒の飲み比べをして、勝ったら今回のことは水に流してやる。それから、賞品として俺の財布もつけてやろう」
どうやらこの男は、ドラゴンナイツの財布を盗もうとして捕まったらしい。
店は一つになってこの勝負に注目していたけど、やがてその雰囲気を感じ取ったポーチェさんが苦言を呈してきた。
「みなさん、目が据わってきたというか泥酔しているというか、このままじゃ大変なことになりそうで」
「警備隊を呼んだ方がいいですよ。僕がそっと抜け出して呼んできます」
しかし僕が外を巡回していた警備隊に通報して戻ってくると、すでに店は大変なことになっていた。
「俺の勝ちや。お前、さっきの一杯こぼしたやんけ!」
「キミ、何なんだね、キミは。もとはといえば悪いのはキミのほうじゃないか」
スリの男が騒ぎだしそこにあのおじさんが乱入してきたけど、当のシグナスさんは飲むだけ飲んで寝込んでしまった。
そこで得意になったスリの男がシグナスさんの財布を奪うと、他の地竜隊員と店の酔っ払いも巻き込んだ大喧嘩が始まってしまった。
当然僕も巻き込まれ、さらにはそこに折悪しく『猫目亭』に泊まっていたあの美青年が店に入ってきた。
「おう、あいつが俺らのリーダーや。あいつに命令されて、財布盗ったんや!」
「そこまでだ!みんな、おとなしくするんだ!」
ちょうどそのタイミングで、先の警備隊が仲間を連れてやってきて事態は鎮圧された。

しかしドラゴンナイツと比べて僕らの扱いはぞんざいで、僕らは話をろくに聞いてもらえないまま護送馬車に詰め込まれてしまった。
馬車に乗せられたのは僕とスリ男とあのおじさんと、宿屋の美青年の4人。みんなろくすっぽ口も利かない。
けどそんな僕たちも、馬車が着いた目的地を見ると騒がずにはいられなかった。
「ここは監獄やんけ!警備隊の本部に連れて行くとちゃうんか!」
「警備隊本部は明日からの入隊試験で大忙しなのだ。まあ落ち着いたら、詳しい取調べをしてやるさ」
「俺かて、明日の入隊試験は受けるんや。何かあってみぃ!ただではすまさへんで!」
こうして僕は、牢屋に入れられた。
(回想ここまで。ここで冒頭の牢屋の場面に繋がる)

335 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 09:46:44.07 ID:wIQlPbEC0
……いったい、いつまでこうしているんだろう。もう、ドラゴンナイツの試験は始まっているはずだ。
「迎えだ、出ろ」
連れて行かれた待合室には、制服を着たいかめしい男が待っていた。
「お前たちか、酒場で暴れて捕まった4名というのは。私の名はタートス。ドラゴンナイツ研修生の教官を務める者だ。もう、研修に
関する説明も部屋割りも全て終わっておる。お前たちは間に合わなかったのだ。それを伝えに来た。しかし、酒場で働くポーチェとい
う少女が直訴しにきた。ドラゴンナイツを相手に騒動を起こすなどもっての他だが、我々にも責任はあるようだ。よって一応は迎えに来た」
やった、これで望みが出てきたぞ!
「……それでは、お前たち4名を確認する。まず、チコ。年齢16歳。特技ケンカ。三ヶ月前に地元の大通りで30人を相手に立ち回り、
全員を病院送りにする。禁固3年の監獄送りとなるところ、ドラゴンナイツに入隊すれば無罪放免となるという話を聞き入隊を希望す
る……次、ボーボ。年齢36歳。特技海釣り。漁師として20年以上働くも、かねてより夢であったドラゴンナイツの夢を捨てきれず挑戦。
次、パット・デュケン。年齢17歳。バルセンテス出身。特技学問および魔法。幼少のころ異国の人間でありながらも自らの命を救っ
てくれたドラゴンナイツに憧れ研究」
タートス教官は4人分の書類を読み上げた後、僕らを馬車に乗せ研修生の宿舎へと連れて来た。
しかし馬車が宿舎に着いた途端、教官はそこまで来ておいて僕たちの受け入れに難色を示し始めた。
「とりあえずここまで連れてきてはやったが、それでも正式にお前たちを研修生とみなすかどうかは悩むところだな……よし、これか
ら私が10の質問をする。ただし、答えるのは1人のみだ。我らドラゴンナイツは、連帯責任を主とする。貴様ら4名の中で誰か1人、
代表者を立てろ。その人間が見事全問正解すれば双方とも水に流し、4人とも研修生として宿舎に案内しよう」
(タートス教官の質問。パットに任せればそのまま通過できる)

<自分で答えて間違った場合
ドラゴンナイツに落ちたというショックに、僕はわけもわからず町をさ迷い歩いた。
どれほど歩いたのか、ふと立ち止まり辺りを見回すとそこは僕がアルバイトをさせてもらった『ブルーグラス』の前だった。
そこでポーチェさんにさよならを言おうかと逡巡しているところに、やがて彼女の方から姿を見せた。
「あら、ダイクさん。今日は、ドラゴンナイツの……」
彼女はすぐに事態を察したけど、またすぐに笑顔に戻って僕を店のなかに招き入れた。
「ポーチェさんに会ったら、なんかすっきりしちゃったよ。ありがとう、いろいろ世話してくれて。ドラゴンナイツには落ちちゃった
けど、これで終わったわけじゃない。僕は……」

336 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 09:47:17.48 ID:wIQlPbEC0
<<ブルーグラスで働くことを選んだ場合
ポーチェさんは僕のほうが驚くほど喜んでくれたけど、正式にお世話になるのであれば、マスターにちゃんと断らなければならないだろう。
そういえば、いつもポーチェさんが間に入ってくれるばかりで、僕はまだ一度もマスターに会っていなかった。
「あ、あの……ごめんなさい。実は……マスターなんていないんです。このお店、私のなんです」
僕は、彼女の告白に耳を疑った。詳しい話を聞いてみると、今までこの店は彼女と両親の三人で切り盛りしていたらしい。
両親は一年前に事故で二人とも亡くなり、それ以来彼女はたった一人でこの店を守っていたのだ。
いつも一所懸命な彼女に、そんなわけがあったなんて……ドラゴンナイツに落ちたぐらいでくよくよしていた僕は、なんて甘かったんだ。
「これからは、僕に何でも相談してください。僕にできることだったら、なんでも力になりますから」
「はい。これからも末永く、よろしくお願いしますね」
その日から僕はドラゴンナイツのことを忘れ、ブルーグラスをハルキリアスで一番の店にするために死に物狂いで働いた。
そしていつのまにか僕とポーチェさんはよき相談相手でありよき恋人同士になっていて、ある晴れた秋の日に小さな教会で結婚式をあげた。
やがてブルーグラスは、今やハルキリアスで知らぬ者はいないほどのお店になっていた。
庶民的な店ながらドラゴンナイツも時々やってきて、特にシグナスさんは来ると店のお客さん全員に奢るからとても助かっている。
本当はボーヘイムから父さんを呼びたかったのだけれど、父さんはハルキリアスにくることをなぜかとても嫌がった。まあ頑固な父さんの
ことだ。ゆっくりと時間をかけて説き伏せることにしよう。
今、僕たちはとても幸せだ。ドラゴンナイツにはなれなかったが、僕とポーチェを結ばせてくれたきっかけはドラゴンナイツだ。
だから店に彼らがやってくると、僕は感謝の気持をこめてもてなすようにしている。すべての人に夢を与えてくれる本物の男たちをたたえて。
>>ED05・名店ブルーグラス

<<故郷に帰ることを選択した上でポーチェと親密な場合
「……そうですか、帰ってしまわれるのですか。あの……私のこと、邪魔でしょうか?」
突然の質問に、僕はちょっと驚いた。
「とんでもない、そんなバカなこと……僕、好きです。ポーチェさんのこと、大好きです」

僕は、ボーヘイムに帰ってきた。ボーヘイムでは、この2週間がまるでウソだったかのように今までと同じ日々が続いた。
僕は、父さんの仕事を手伝うことになった。毎日一緒に山に上り、木を斬り薪を作る。
何ヵ月も過ぎると、1通の手紙が届いた。ポーチェさんからだった。
やがて手紙をやり取りするうちに、3年の月日が過ぎた。
「きちゃいました。お邪魔じゃないですよね」
今、僕たちは親子3人で仲良く暮らしている。
そうそう、もうすぐ家族が4人になる。僕と、ポーチェの子だ。男の子だといいな。
男の子なら、きっとドラゴンナイツになる夢を持つのだろう。できることなら、かなえてやりたい。
だから、今日から毎月5ゴールドずつ多く貯金をすることにした。そして、使われることなく物置にしまわれ続けていた父の剣と鎧を毎日磨くことにした。これから15年後、僕とポーチェの息子が旅立つ時のために……
>>ED08・文通の末に

<<グーリコを洞窟に置き去りにした上で故郷に帰った場合
しばらく離れていた村では、大事件が起こっていた。
「お〜い、ダイク。大変なんだよう。グーリコさんがサハギンの洞窟に行ったまま、まだ戻ってこないんだぁ!」
「大人にも話して入り口まで探しに行ったんだけどさ。でもみんな怖がって、中まで確かめてくれないんだよぉ」
僕たちが洞窟に入ってしばらくすると、そこに懐しい顔を見つけた。
「お、おおお前さんは、懐しい、な、な生意気さんだな。なな何か、昔にイヤな思い出もあったような気もしないような。こ、こここ
こはお、おお俺様の基地になりましたので、おおお客さんには、キチんとした格好で入ってきてもらいたいんだな」
驚いたことに、グーリコの周りには恐しい形相のリザードマンや嫌な音をたてるキラーラビットがわんさといるではないか。
一緒に来たグーリコの取り巻きたちはいきなり僕の頭をつかんで地面にこすりつけると、自分達も地面に突っ伏した。
「このダイクともども、僕たちを子分にしてください、お願いします!」
「そ、そそ、そそそこまでされちゃったりしたら、おお俺様ちゃんとしては子分にして差し上げなければならないと思うのですが」
こうして僕とグーリコたち、そして愉快なモンスターたちとの永い永い共同生活が始まった……
>>ED02・怪獣王ここにあり

337 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 14:46:53.10 ID:wI2Msdv80
PC同人ゲームの「海賊高校生」をリクエストします。

338 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/02(木) 15:03:23.58 ID:l0faq5nsP
さるさん食らってしまいました
続きはまた今月中に始めます

339 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 14:25:44.58 ID:BI4G31oF0
遅れ馳せながら乙、シナリオライターの名前で「ああ…」と思ったけど興味持って調べてみると割りと面白そう
やっぱゲームは先入観で決めちゃ駄目だね

340 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:19:22.34 ID:pEkl9Uev0
<<グーリコに物を差し出した上で故郷に帰った場合
父さんは暖かく迎えてくれたけど、案の定グーリコには笑われ今まで以上にバカにされた。
そのうち僕は、いつまでもブラブラしているわけにもいかずグーリコの親父さんが経営する果樹園で働くことになった。
持ち場の監督がグーリコだったのでしつこい嫌がらせをされたが、それぐらいのことは別に大して気にもならない。
そして年月が過ぎ、僕は同じ果樹園で働く女性と結婚し男の子が生まれた。
きっと、この子もドラゴンナイツになる夢を持つのだろう。できることなら、かなえてやりたい。
そして、僕が果たせなかった夢を息子に託したい。
だから、今日から毎月5ゴールドずつ多く貯金をすることにした。そして、使われることなく物置にしまわれ続けていた父の剣と鎧を
毎日磨くことにした。これから15年後、僕の息子が旅立つ時のために……
>>ED01・きっとこの子も

<<グーリコと戦って勝つか救出した上で故郷に帰った場合
僕は半年ほどハルキリアスでふらふらしていたけど、やがて食うのもままならなくなりボーヘイムへと帰った。
しかし、僕の家には誰もいなかった。父さんは3ヶ月前に病気で死んだということだった。
途方に暮れる僕に優しくしてくれたのは、意外にもグーリコだった。

僕たち二人はサハギンの洞窟に行きそこで見つけた宝物を売る商売を始め、さらに洞窟を観光地にすると商売はさらなる成功を治めた。
今ボーヘイムはそこそこ有名な観光地になり、僕はグーリコの片腕として共同経営者になっている。人生どうなるかわからないものだ。
もう僕は父が死んだときの年齢を超えてしまったけど、未だに独身だ。縁談が無かったわけではないが、僕は子供を持ちたくなかった。
もし男の子が生まれれば、きっとその子はドラゴンナイツになりたがるだろう。それが怖かった。子供に、僕の夢を見させることが。
これから先も、僕は子供も伴侶も持たないつもりだ。それでいいのだ。僕は、満足しているのだから。
>>ED03・子供も伴侶も



「それでは、お前たちをこれから研修生用の宿舎に案内する。お前らは全員同室だ。これから先も、行動を共にすることが多くなる」
「5人部屋だと聞いているが、俺たちは4人で使うのか?」
「後1人は、お前たちみたいに問題を起こすことなく既に部屋に行っている。まああいつの場合は、その存在自体がすでに問題だがな」
僕たちが案内された部屋にいたのは、なんと……
「は〜〜〜い、脇役の諸君。よーこそ、いらっしゃいましたぁ」
部屋にいた女性の姿に、パットを始め僕らは驚きを隠せなかった。
「女……?ふざけるな!ドラゴンナイツは女人禁制のはずだぞ!」
「彼女の名前はリリス。知っているな?」
リリスの名前は、今やドラゴンナイツの隊長の名前と同じくらい有名だ。なぜなら彼女は、4年に一度カグランテスで開かれる無差級
代武闘大会に去年出場し、優勝をかっさらった女の子だからだ。若干15歳の天才女性格闘家の噂は、ボーヘイムでも持ち切りだった。
「リリスに関しては空竜隊ルーベンガルツ隊長の許可により特例を設け、研修だけは受けさせる。それとも、お前らの中で誰かこの女
にかなう者はいるか?」

341 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:20:21.88 ID:pEkl9Uev0
<リリスに挑戦して勝った場合
世界一強い女が聞いて呆れるよ。そりゃあ確かに手強かったけど、僕で勝てないほどの相手じゃない。
世界一強いはずの女の子は結局僕に勝つことはできず、この噂は瞬く間に広まった。
もう僕はドラゴンナイツを受けるどころではなくなり、すぐに国王と謁見することになった。
国王は僕をすぐに気に入ってくださり、ぜひ王女と結婚してほしいと仰ってくださった。さらにはゆくゆくこのカグランテス王国を治
めてほしいとまで仰った。王女も、僕のことをとても気に入ってくれた。
父さんも、すぐにハルキリアスに呼ばれた。とても来るのを拒んでいたけど、国王の頼みとあってはこないわけにはいかない。

僕の父さんを見て人々はなぜか驚いていたけど、話を聞くと僕はそれ以上に驚いた。
父さんは地竜隊の前々隊長だったのだ。引退した後、自分の正体を知らぬ人たちに囲まれて今までのことは忘れる静かな生活を望んで
いたとか。しかしもはや正体を隠せるわけもなく、これからは後輩達の指導にあたるらしい。
リリスはというと、実は今も懲りずに僕に戦いを挑んでいる。結局ドラゴンナイツを諦め、騎兵隊長を引き受けるという条件を飲むこ
とで毎日一回だけ挑戦を受けることにした。
僕も、もっと修行しなければ。未来の国王として、この国をより平和に導くためにも。
>ED13・世界最強の漢

「現役のドラゴンナイツが10人束になっても勝てぬのだ。特例を設けざるをえまい?」
「そうなの、私ね、とても強いの。それにね、ドラゴンナイツが男性しかなれないというのがとても納得いかないの。だって強くて皆
さんのお役に立てれば、男でも女でも関係ないでしょ?ドラゴンナイツの規則を塗り替えてやろうと思って挑戦しにきたの」
しかしタートス教官が部屋を出ていくと、リリスの態度は途端に横柄になった。
「あなたたちは、脇役なの。主役はわ・た・し。あなたたちには、今すぐここから出ていってもらいます」
「お嬢さん、ドラゴンナイツに入るつもりならもう少し勉強した方がいいんじゃないのか?研修が始まると、一旦同室になった者は何
があろうと運命共同体。最終試験が始まるまで、同室の誰か一人でも脱落者が出れば、その部屋の者は全員脱落する」
まさかの厳しい規則に、パットを除く僕たちは全員驚愕した。
「本当にドラゴンナイツに入隊したいと思うなら、何があろうと俺たち5人は助け合っていかなきゃならないんだ」

こうして、僕たちの研修生活が始まった。
これから先、僕達5人は力を合わせて研修をこなしていかなければならない。
【第二章・終】

342 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:40:41.37 ID:pEkl9Uev0
【第三章】
……研修を受け始めて1ヶ月が過ぎた。あっという間の1ヶ月だった。
とりあえず今日は休日だが、己の足りない部分を補うために休みという名目の時間が用意されているだけで実質休むものはいない。僕は何度も逃げ出そうと考え、その度に仲間に励まされた。逆に僕が励ますこともあり、助け合うということも僕がいかに甘く世間知
らずだったかということもわかった気がする。
それでも1ヶ月も過ぎれば不思議と慣れて余裕が出てくるもので、そろそろ本当の訓練とやらに挑戦したい欲まで出てきた。

リリスを探しにふとトレーニングルームに行くと、人気のリリスにはまた人だかりができていた。
「だから、私は興味がないの」
「リリスさん、どうして、私の誘いを断るのですか。私をご存知でしょう?あのビリー・シュワンツですよ」
ビリーは今年の研修生の間では一番の注目株だ。なぜならあの空竜隊のエース、マイケル・シュワンツ(二章参照)の弟だからだ。
兄貴も嫌な奴だったが、弟もその血を引き継いで嫌な野郎だ。それでも、甘いマスクと親子三代に亘るドラゴンナイツという肩書きに
人気は高い。悔しいが、実際ビリーも兄貴譲りの実力はある。
「おい、ビリー。リリスが邪魔だって言ってるだろ。いい加減に諦めて、遊びにでも行けよ」
「お前、リリスさんが好きなのか?それで俺にやきもちを焼いてるのか」
「そうだよ、だから消えな」
「もう、笑わせないで、二人とも。私がもてるのはわかっているけれど、ダメダメね。でも、私を巡って二人の男が火花を散らす。女
心ってそういうのに弱かったりするの。これから二人が私のために戦って、勝った方の話を聞いてあげるわ」
ビリーは僕に敗れると、捨て台詞を残して去っていった。
「ダイク、覚えてろよ。俺は、リリスさんを諦めたわけじゃないからな。勝負は預けておくぜ」
(上記はリリスを探し且つ気のある選択をした場合の展開で、選択次第ではチコかボーボがビリーと揉めています)

今日も短い1日が終わった。そしてその日、僕は久しぶりにあの不思議な夢を見た。
「やあ、ダイク!久しぶりじゃないか、覚えてるかい?プリルだよ。あんた、だんだんホンモノの男に近付いてきたね。ババリーニの
大樹で会おうね。絶対、会える。あたしたちは、運命の糸で強ーく結ばれてんだから。待ってるよ、ダイク!」

僕は飛び起きると、急いで支度を済ませ朝礼へと向かった。
「諸君、おはよう。先週末、めでたく研修生が200名を切った。今年は脱落者が異常に多い。昨年の3倍のペースだ。よって今週から
カリキュラムを実地訓練へと移すことにした。金曜は、今まで通り筆記試験を行う。ただし、合格ラインを選出された部屋代表者2
名の合計160点に変更する。土曜日にはこれより毎週、部屋毎に4名の代表者を選出し指定のバトルフィールドへ行ってもらう。そこ
でそれぞれ部屋毎に与えられた課題をこなしてもらう」
今週から今まで以上に本格化した訓練が始まったけれど、僕は少しも苦にならなかった。みんなも、心なしか目が輝いている。

(これから毎週、筆記試験と実地試験に自分が出るか否かを決める。パットたちに任せれば必ず通過できるが、週のうちどちらにも出
ないと『サボり』となり仲間との仲が険悪になる。出ても不合格だった場合は二章で教官の質問に外れた場合と同じ結末を迎える。
実地試験が終わったら次の日は休日の自由行動となり、これを4週繰り返す。なお試験の内容は本筋と関係ないので省く)

343 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:41:43.69 ID:pEkl9Uev0
《1週目》
今日は待ちに待った日曜日だ。
せっかくの休日だから、町にでも行ってみよう。

<二章で不良とマディガンを倒した上で再びスラムに行った場合
そういえば、あの不良3人組やマディガンはどうしただろう。しばらく会ってないが、久しぶりに様子を見に行ってみるか。
「あっ、こりゃアニキ。ずいぶんとお久しぶりです。ささ、マディガンさんもアニキに会いたがってやしたよ」
しかし不良たちの誘いに応じてマディガンの所に行ってみると、案の定と言うべきか彼らの態度は一変した。
「俺たちはよ、あれからメチャクチャ訓練して強くなったんだ。今度は手加減なんかしねえでぶっ殺す!」

<<不良たちとの再戦に負けた場合
……ダメだ、こいつらとてつもなく強くなっている。とても敵わない。
「へっへっへ……これで仕返しはすんだぜ。あ〜、すっきりした」
「ダメだ。ぶっ殺すんだ。死ね!」
僕は不良たちの刃に倒れ、意識が遠のいていった。
こんなところで人生を終えるのか……
>>ED10・不良リベンジ

「ダメだ。やっぱり、つええや。マディガンさ〜ん、お願いしまぁ〜す!」
「久しぶりだなあ、小僧。あのときは世話んなった。あれから俺も強くなってな。もうお前なんかにゃ負けねえよ。かかってきな」

<<マディガンとの再戦に負けた場合
「うわっはっはっは。どうだ、これがマディガン様の実力よぉ!前はつまらねえ説教たれやがって、お前らぶっ殺していいぞ!」
僕はマディガンに敗れスラム街の荒くれ者たちに襲われると、そのまま意識が遠のいていった。
こんなところで人生を終えるのか……
>>ED18・逆襲のマディガン

「いやあ、やっぱり強いなあ。ダイクさんにかなう奴なんて、いるわけねえよ。やっぱり、スラムの帝王になってもらいたいなあ。そ
んで、一緒に世界制服しましょうよ。ね、今度こそ反省しますからあ」
「好きにするがいいさ」
こんな連中に、かまっていられない。スラム街なんて、やっぱりくるもんじゃなかった。


<『ブルーグラス』に行った場合
「まあ、お久しぶりです!あれ以来ご無沙汰だったので、心配していたんですよ。研修の方は、順調に進んでいますか?」
「うん。それより何かお礼をしたいんだけど、よければ次の日曜日どこかに行かないか?」
「えっ、本当ですか!?来週はちょうど私、お店を休んでも大丈夫なんですよ。わぁー、楽しみです。来週の日曜、約束ですよ」
僕たちは、来週デートをする約束をした。


344 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:42:24.42 ID:pEkl9Uev0
<『レッド・シャーク』でアルバイトを願い出た場合
「アルバイトをしたいんですの?……見るからに、学のなさそうな顔をしてるわねえ。あなた、ドラゴンナイツの研修生ね……まあ、
この時期まで残っているってことは、そこそこ見込みがあるのかしら。いいでしょう。アルバイトをしてみなさい」
僕はアルバイトの後、ティナにデートを申し込んでみた。
「私はね、ドラゴンナイツの方以外興味はありませんの……でもあなただってその可能性がまったくないとは言えないわけですし、
いいですわ。来週の日曜日、私を迎えにいらっしゃい。レディとの付き合い方を教えてあげますから」
僕たちは、来週デートをする約束をした。


<海鮮問屋『シーラグーン』に行った場合
軽い気持ちで立ち寄ったためかすぐに追い返されてしまったけど、やがてそこに見知った顔が姿を現した。
「あ、お前」
そうだ。この子は前に公園に行ったとき、いきなり恋人になってくれとか言ってきた子だ。
「どうしたんだい、マリアン……ひょっとして、彼は友達かい?マリアンの友達なら、最初にそう言ってくれればいいのに」
「友達なんかじゃないよ!」
「あ、マリアン!あの子ったら、もう……きっと照れてるんだよ。まあさ、これに懲りずに今後も付き合っておくれよ」
走って行ったマリアンを追っていくと、彼女は浜辺にいた。
「私のこと、覚えててくれたんだ。一度会ったきりなのに……お前、なんか雰囲気変わったな。あの時は、もっと自信なさそうで弱そ
うだったのに。お前もドラゴンナイツになりたくてここにきたんだろ?どうだよ。なれそうか?」
「なあ。もしよかったら今度の日曜、遊びに行かないか」
「いいよ。待ってるよ。約束、破るなよな」
僕たちは、来週デートする約束をした。


345 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 15:54:16.05 ID:pEkl9Uev0
《2週目》
せっかくの休日だから、町にでも行ってみよう。
誰か誘おうか?

<リリスを誘って出かけた場合
「ねえ、聞いて、聞いて。私ね、やっと少年の名前を覚えてたのよ。これ、どういうことだかわかる?私が、あなたに好意を持ってる
ってことなのよ。これからは、堂々とリリスちゃんと口をきいていいし、一緒に歩いてもいいのよ。よし、出かけましょうか」
僕たちは、束の間の休息を一緒に楽しんだ。
(リリスはどこに連れて行っても真面目なイベントがありません)


<パットを誘って出かけた場合
「奇遇だな。今日は、俺も町に出かけようと思っていたところだ。ついでだから一緒に行くか」
僕はパットを『猫目亭』に連れて行ってからかったりした後、ふらりとローズロッサに行ってみた。
「おや、君は男性にしては珍しい香水をつけているんだね」
「昔よく遊んでくれた隣の家のお兄さんがつけてたんだ。本当だぜ」
通りすがりの人に対するパットの言動になんとなく不審を感じたけど、僕は気にせず今度はパットを2人乗りボートに誘ってみた。
「まったく子供みたいな奴だな、お前は。じゃあ、ちょっとだけ漕いでみるか」
その時、後ろからきたボートに追突され僕たちは落水してしまった。僕は暴れるパットを抱きかかえると、そのまま岸まで泳ぎ着いた。
しかし改めて触れたパットの体の感触は、なんと男のそれじゃあなかった。
「ばれちゃったなあ。今までずっとみんなのこと、だましてきてたのに」
「大丈夫、リリスがいるじゃないか。女だって、実力があれば絶対にドラゴンナイツになれるよ」
「あいつはどんな男もかなわない特別な力を持っている。俺はこうでもしなけりゃスタート地点にさえ立てないんだ。それなのに……」
「大丈夫さ。僕は、絶対にこのことを誰にも言わない。信じてくれ!」
「ばれたのがお前でよかったよ。正直お前に誘われてうれしかったし。なあ、ダイク。女だとばれた俺でも、誘ってくれるか?」

<<パットを受け入れる選択をした場合
「……本当は、一人で心細かったんだ。でも、これからお前と二人のときだけは女に戻ってもいいかな?」
「ああ。本物のパットを見てみたいよ」
「楽しみにしてろよ。俺、これでも結構かわいいんだぜ。それから、俺の本名はパトリシア・デュケン」
僕たちは、来週デートする約束をした。
ちなみにパットは、部屋に帰ってからもいつもと変わらぬ素振りを見せている。たいしたものだ。
>>

<<パットを拒否する選択をした場合
「でもよ、最終試験が始まるまでは仲間なんだ。俺のことは嫌いだろうが、我慢して付き合ってくれ。俺も、普通にお前と付き合う」
「……わかった、パット……僕は、お前のこと親友だと思っている。今日のことは、何も見なかったことにする」
パットは先に帰ったけど、部屋ではいつも通りに僕を迎えてくれた。
>>



346 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 17:55:56.65 ID:NGSVU4FA0
支援

347 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/05(日) 18:41:49.96 ID:FV0OYTPiP
今日のところはここまでです
まだ続きます

348 :ルパン三世 カリオストロの城 −再会−:2014/01/07(火) 20:20:36.19 ID:GfVP3SgO0
「ルパン三世 カリオストロの城 −再会−」が未解決にあるので適当に、1997年発売のプレステのアドベンチャー
キャラ説明とか、映画の内容とかは別に調べてください。あと記憶違いがある

映画「ルパン三世 カリオストロの城」の後の話
主人公はここに訪れた観光客。カリオストロの城は一般客に公開された観光地となっている
ルパン三世はカリオストロ公国の英雄として扱われている
基本的には観光地を回り、ルパンゆかりの場所に行き、その説明・音声・絵コンテ・映像を楽しむファンアイテム

その中で唯一、ゲームと言えるのがヴァーチャル館
チケットを手に入れてから行くと、一般公開されていないが特別に遊ばせてくれる

 ヴァーチャルマシンに入ると、ルパン三世が自分に挨拶して消える
 目を覚ますとカリオストロの城下町に出る。ここではルパン三世はテロリストとして扱われている
 今まで英雄だと言っていた町の人々は、ルパン三世からの爆破予告に恐れをなしていた
 町中を歩いていると突然、爆発。すると画面が真っ暗になる

 ヴァーチャル館の人が自分を起こして謝罪する。なんでも近くで爆破事件が起きて、その衝撃で壊れたらしい
 ゲーム内の事が現実に起こるなんて、広場に行けば爆発して壊れた建物
 とりあえず、すでに夜になっていたので宿屋に行く
 部屋に行き休もうとすると、部屋がノックされ、怪しい男が現れる。特に話もせず、銀色の指輪を託して去っていった
 次に宿屋の主人がノックしてはいってくる。何でも間違えて、すでに宿泊客のいる部屋を紹介したらしい
 平謝りし本当の部屋へと連れていかれる。指輪をどうしようと考える主人公。ベッドを調べると閃光弾が何故かあった
 電気を消して寝ていると、ノック。何事かと起きると、天窓が破壊されて黒装束の男が飛び込んでくる
 そのままタイミングよく避けて攻撃する戦闘が始まる、しかしいくら殴っても相手は動じない
 閃光弾を使って何とか逃げ切る

 夜の飯屋で飯を食い、あれは何だったのかと考える主人公
 そこに謎の男が現れ、助かりたければ船に乗れとチケットを渡される
 他にどうしようもないと小船に乗る主人公。辿り着いた場所にチケットをくれた男が現れる
 男は変装を外す、ルパン三世だった
 
 主人公は実は観光客を装った裏の人間で、今回ルパンに雇われていた
 所がヴァーチャル館は記憶の書き換えができる機械で、それによって何人もの人間が記憶を書きかえられたと言う
 ルパン三世はこの国でまたも何か陰謀が行われようとしていると嗅ぎつけ、クラリスを守るという約束のために来た
 しかし直接会えば、クラリスが事件の関係者だと思われかねない、そこで主人公を雇った
 何かの事件が起ころうとしていると感じているのはルパンだけでなく、銭型警部がカリオストロ城内を警備している
 ルパン三世は主人公にクラリスに手紙を届けてほしいと頼む、記憶を取り戻すために主人公は引き受ける

 いくつものトラップを潜り抜け、途中であった次元や五エ門に助けられ、警備兵と戦い倒す
 途中で、死んだはずのカリオストロ伯爵の幻影を見る。賢者の石があれば復活できると言った
 警備兵や銭型の服を着て、忍びこむ主人公。クラリスの元にたどり着き、手紙と指輪を届けた
 何かが起ころうとしているのは、クラリスも感じているらしい。記憶の為、もう少し探りを入れることにする主人公
 途中、主人公の事を知っている女中と会う。彼女は峰不二子だった
 不二子は今回、ルパン三世とは別行動らしい。彼女の目的はカリオストロの宝「賢者の石」だった
 鉱石を金に変え、万病に効き、死者の蘇生すら可能と言われる賢者の石。主人公の記憶も取り戻せるかもしれない

349 :ルパン三世 カリオストロの城 −再会−:2014/01/07(火) 20:21:33.79 ID:GfVP3SgO0
 執事であり戦闘集団カゲの首領だったジョドー、今は心を入れ替えて国のために働いているとクラリスは言っていた
 しかし今回の事件も彼が関係していると言う。面白いものが見れると彼の部屋を覗く
 ジョドーは何者かと電話していた。そして賢者の石に関する本が倉庫にあるので兵士たちに探させると言っていた
 不二子が音を立てて、ジョドーがどこかに去っていく。中を調べる、ジョドーの衣服を発見
 さらに電話すると聞いた事のある声を聞く、賢者の石はまだ見つからないのかと言って切れた
 
 グスタフ隊長の元に行き、ジョドーに化けて、やっぱり自分で探すと宝物庫の鍵を借りる
 そして不二子と共に宝物庫を探す。ここでもカリオストロ伯爵の幻影、不二子は驚くが今は出来る事をしましょうと言った
 宝物庫内に本はなかった、クラリスの元に行って聞くとどうやら王家専用の宝物庫があるらしい。
 何かの助けになるかと伯爵の部屋の鍵を渡される。クラリスはその後、侵入者がいるから危ないと別の場所に移された
 その後、不二子とルパンに出会う。ルパンは賢者の石に興味が無いが、別行動でクラリスを助けるのに邪魔をしないよう
 そんなことをおどけて言って去っていった、主人公と不二子は伯爵の部屋へ
 そこで手に入れたアイテムで謎を解くと、隠し扉を発見、ここが王家の宝物庫だった
 主人公と不二子は調べると、賢者の石に関する本を手に入れる
 しかし内容は古代ゴート文字で全く読めない。読めそうなのはクラリス
 ルパンと合流し、共にクラリス救出に向かう

 以前クラリスが閉じ込められていた塔、ボタンを押せば渡り廊下がひっつく
 中に入るが、そこに待っていたのはジョドーとたくさんのカゲ。そして映画で結婚式を取り仕切る予定だった大司教だった
 ジョドーの電話の相手は大司教で、彼は賢者の石を求めていた。ジョドーもまた人を蘇生する力のある賢者の石を求めた
 そのため表面上は真面目に働き、裏ではヴァーチャル館で記憶を書き変え自分のために働かせていた
 主人公もまたルパン達と共に本を手に入れさせるため、記憶を奪って泳がせていたらしい
 本を持っていなかったルパンと不二子は、以前よりも強固となった地下へと落とされる
 そして主人公は本を奪われ、クラリスは連れ去られ、塔の中へと閉じ込められた

 脱出できないかと部屋内を探る主人公。そこにクラリスのメモがあった
 そこには賢者の石の場所に繋がると言われる乙女の涙という鍵があり、これを処分してほしいと書いてあった
 そこにカリオストロ伯爵の幻影が登場。相変わらず賢者の石で蘇らせてくれと言っている
 柱を調べると、映像を浮かび上がらる機械が設置されている事に気付いた
 脱出の手段は無い、強固な窓ガラスの外を見る。
 すると下からヘリコプターが浮かび上がり、天井からルパンが顔を出す、そしてロープをたらし主人公を救助した
 そのまま脱出するが撃墜される。ぎりぎりヘリから脱出するルパン達

 時計塔。ルパン一味、クラリス、ジョドーに大司教、部下のカゲ達、そして主人公が広間にいた。クラリスは人質となる
 大司教は説明をし始める。伯爵は失敗し罠にかかった、本当の宝は遺跡ではない
 本を読むと銀と金の指輪をはめるのが本来逆だったことが分かる、そしてその通り嵌められた
 すると時計塔が動き、扉が現れる。ところが扉は開かない
 どうして開かないのかとクラリスを問い詰めるジョドー、教えないと言うクラリス
 不二子が主人公に聞く、もしかして何か知っているのではないかと
 このままではクラリスの身が危ない。宝は持ち主を選ぶとルパンに言われ、乙女の涙をジョドーに渡した

350 :ルパン三世 カリオストロの城 −再会−:2014/01/07(火) 20:22:58.83 ID:GfVP3SgO0
 扉を開けて中に入る一同。宝箱があり、大司教が開ける。そこには賢者の石があった
 長年求め続けた物を手に入れ、両手に持ってかざす。外から太陽の光が差し込む
 太陽の光が賢者の石に当たると、ひびが入り砕け、そして砂となってしまった
 賢者の石は闇の存在であるとのいい伝え、それはつまり太陽の光に当たると砕けてしまうという事
 砂となって零れていく賢者の石。落胆し膝をつくジョドーと大司教

 結局、主人公の記憶は治す事は出来なかった。なら俺たちの一味になって、その方法を探すかとルパンが言った
 主人公は承諾した


 場面が切り替わり、いくつもの扉が目の前に現れる
 開いて進むとガイドの娘。ヴァーチャルマシンご利用ありがとうございます、楽しんでいただけましたかと言われた


このまま、また現実のカリオストロの下町を歩いてムービーとか設定とかを見て回る
カリオストロの城を観光。ここに入ると町に戻れない
そして最後にクラリスの部屋へと行く。するとそこにクラリスがいる
「おかげでこの城はまた救われました、ジョドーと大司教はこれに懲りて国に尽くすそうです、ありがとうございました」
「え? あれはヴァーチャルゲームの話じゃ……?」

スタッフロール

終。

351 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/07(火) 20:24:27.04 ID:GfVP3SgO0
やったことないけど、初期のソニックシリーズってストーリーあったか?

352 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/08(水) 13:16:52.24 ID:X6M9l3aw0
<ティナとデートの約束をしていた場合
僕はティナと色々なところを巡った後、彼女が好きそうな御屋敷街へと行ってみた。
「ここは、やっぱり憧れてしまうわねえ。私も、いつかこういう御屋敷街に住んで見せますわ」
彼女ほどの人がこの御屋敷街に住んでいないことに僕が驚くと、彼女はなぜか不機嫌になりだした。
その時、そこにティナと顔見知りらしい見るからに裕福な男性が現れた。
「やあ、ティナじゃないか。ノースはどうだ?お父さん、少しは腕を上げたか?いつでも、雇ってあげるからな」
「はい……お父様に伝えておきます」
あまりにしおらしい彼女の態度を不審に思っていると、やがて彼女はレッドシャーク店主である父のことを語ってくれた。
「私のお祖父様、スラム街の出身なの。それで、さっき会ったお金持ちの家の専属料理人として働いたの。お父様もお祖父様の後を継
いで立派な料理人になったわ。それで、働いて貯めたお金で店を持てるまでになったのよ。そのお店『レッドシャーク』も大繁盛して、
お父様は念願だったこの御屋敷街に家を買おうとしたの。でもね、スラム街出身者はドラゴンナイツにならない限り駄目なんですって」
どうりで、ティナがドラゴンナイツにこだわるわけだ。
「お父様、どんなに頑張っても自分の夢を叶えられないのよ。だから私はね、どんなことをしてでも絶対にドラゴンナイツのお嫁さん
になるの。いい?あなた、絶対にドラゴンナイツになるのよ!そして、私をお嫁さんにしなさい!私、待ってるからね。世界一いいお
嫁さんになるから、忘れるんじゃないわよ!」
僕は、必ずやドラゴンナイツになることをティナに約束した。


<マリアンとデートの約束をしていた場合
僕はマリアンと色々なところを巡った後、彼女と出会った『恋人たちの散歩道』へと行ってみた。
「……なあ、初めて出会ったとき私が何て言ったか覚えてるか?」
「『私って臭いだろ?』」
「なんだ、覚えてたのか。私さ、あの時好きだった人に振られちゃったんだ。私がいつも食材を届けに行くレストランのコックさん。
会って以来、ずーっと好きだった。それで、ラブレターまで渡しちゃってさ。なんか笑いながら受け取ってくれて、私さあ、もう舞い
上がっちゃった……それがさあ、ある日いつもみたいに魚を届けに行ったらさ……うう……私、魚臭いから嫌いだって。彼が他のコッ
クさんたちと笑いながら話してた。あいつ、私がいるのに気付いて舌をペロッと出してさ。そして、またみんなで何事もなかったよう
に話してんだもん。だからここにきてカップルに石でもぶつけて八つ当たりしてやろうと思ったらさ、なんか余計に自分がミジメにな
っちゃって……そんとき、あんたに遇ったんだよ。ごめんよ、変なこと頼んじゃって……うぇぇぇぇん、うぇぇぇぇぇん……」
「今は僕がいるだろ」
「優しいな、お前。あいつよりも、お前の方がよっぽどカッコイイよ。お前、絶対ドラゴンナイツになれ。そしたら、みんなに自慢し
てやるよ。私は、ドラゴンナイツの隊員とデートしたことがあんだぞって。お前、優しいからきっとすっごくもてるんだろうなあ。私
ももっといい女だったら、真剣に立候補するんだけど……えへへへ……なんか泣いたらさ、すっきりしちゃったよ」
僕はマリアンを励まして、デートを続けた。


<ポーチェとデートの約束をしていた場合
僕はポーチェと色々な場所を巡った後、『ビビの噴水広場』へとやってきた。
「実は、私この噴水の真ん中に立っているビビの銅像が大好きなんです。今はほとんどの人がビビの伝説を忘れてしまったけれど、私
は覚えています。お母さんが、毎日のように聞かせてくれたから。どうですか、ダイクさん?ビビの伝説の話、知りたいですか?」
ポーチェは、その昔自らを犠牲にしてカグランテスを救ったという魔女ビビの伝説を語って聞かせてくれた。


353 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/08(水) 13:18:23.72 ID:X6M9l3aw0
《3週目》
今日は、日曜日だ。
今日の予定は……

<パット(パトリシア)とデートの約束をしていた場合
僕とパトリシアは『彫刻の森(植え込みの芸術)』へとやってきた。
「ドラゴンナイツになれなかったら、芸術家になりたいな。静かな田舎で、時間を気にせず何かを作ることにただただ没頭するの」
僕たちはさらに色々な場所を巡った後、『恋人たちの散歩道』へとやってきた。
「まさか、この格好でダイクとこうしてこんなとこを歩けるなんて夢にも思わなかったな。ねえ、ダイク。二人揃ってドラゴンナイツ
になることができても、休みの日は女の子の私を会ってくれるかな?」
「そのときは、普段も女性だろ?」
「リリスのことを言ってるの?そうだね、本当にリリスもドラゴンナイツになれたとしたら歴史が変わるだろうね。私も、男装しなく
てもいいかも。でも、リリスが万が一落ちてしまったら私はずっと男装してなければならないと思うよ。でもその前に、まず入隊試験
に合格しなくちゃね。何言ってるんだろう、私ったら。あはははは……」
僕はパトリシアの男装に不安を感じつつも、デートを続けた。


<サボリを2週以上繰り返して仲間との仲が破滅的になっている場合
午前中にぶらりとトレーニング場に言ってみると、他の研修生たちの噂が聞こえてきた。
「なんでもダイクのヤツが、試験を他のヤツラに任せっきりで女に現をぬかしてるらしいぜ」
最近みんなの態度が冷たいのは、僕が原因だったなんて……素直に謝れば、赦してもらえるだろうか。

<<この状態でマリアンと親密な場合
僕はマリアンに相談に乗ってもらうため、彼女とデュポン公園で待ち合わせした。
するとそこに現れたのは、なんとマリアンとビリーだった。
「実はとうとう私にも恋人ができたんだ。だから、ダイクに紹介しようと思って。えへへへ」
「そういう事だ、ダイク。俺は今からマリアンとデートなんでね。これで失敬するよ。あーはっはっはっは!」
そういうと、二人は公園から去っていった。
なんだか風の音や小鳥のさえずりさえも、僕のことを嘲笑っているように感じてならない。
「そりゃないよ、マリアン……」
>>ED16・小鳥さえも

<<この状態でティナと親密な場合
僕はティナに相談に乗ってもらうため、彼女とデュポン公園で待ち合わせした。
「わたくし、とうとう眼鏡にかなう男を見つけましたのよ。今日はダイクに特別に紹介してあげますわ」
「え!?ちょっと待ってよティナ。今日は僕との約束が……」
「なにを仰ってるのかしら。あなたなんかよりよっぽどドラゴンナイツに近い男がいるっていうのに」
そこに現れたのは、なんとビリーだった。
「そういうことだ。俺達はおまえのような一般庶民と遊んでいる暇など無いんでね。これで失礼するよ」
「…………それでは失礼します。ダイク、さようなら……」
最後に見せたティナの表情は、とても寂しそうだった。
心なしか瞳も潤んでいたように思えたのは、気のせいなのだろうか?

その後、頼るものもなく失望に打ちのめされたダイクの姿を研修所内で見たものはいない。
>>ED20・寂しげな瞳

354 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/08(水) 13:21:50.24 ID:X6M9l3aw0
<<この状態でポーチェと親密な場合
僕はポーチェに相談に乗ってもらうため、彼女とデュポン公園で待ち合わせした。
するとそこに、あのビリーがなんとポーチェさんを伴って現れた。
「あ……ダイクさん……」
「どうした?ポーチェ、ダイクのことを知ってるのか?」
「いえ、そんな……わたし、知りません」
「お、おい、ポーチェ……僕だよ、ダイクだよ」
「ほんとに知らないんです……ビリーさん、わたし先に行ってますね」
そう言うと、ポーチェは逃げるようにいなくなってしまった。
「そういうわけで、俺はデートの途中でな。おまえと遊んでいる暇はないんだよ。あっはっはっはっは!」
相談しようと思っていたポーチェはビリーにとられ、部屋のみんなからは総スカン。
最悪だ……
>>ED17・最悪だ……

「み、みんな、ちょっと聞いてほしい事があるんだけど。いいかな?」
しかしみんなは聞いてくれるどころか、僕の姿を一瞥しただけで部屋から出ていってしまった。
こんな中に日は過ぎてまた試験日がやってきたが、僕たちのバラバラになったチームワークでは過酷な試験を乗り切れるはずもなかった。
<ED23・壊れた連帯

(試験と休日の繰り返しはここまで。ちなみに◯週目としたのは便宜上のことで、実際にイベントを起こすのは何週目でもかまいません)

「やったね、ダイク。ついに、会えるんだね。ババリーニの樹の下で待ってるよ。夢の中じゃなくて、現実で会えるのを楽しみにしてるから」
「召集ー!召集だ。緊急呼出だぞ。全員、訓練場に集合だ!」
いつもの夢で微睡む耳に召集の声が聞こえると、僕らは急いで訓練場へと集合した。
「今年度の研修もいよいよ大詰めを迎えた。5320名いた研修生もわずか20名となった。これより、最終試験を行う!!場所はカーベク
ス山、ドラゴンの聖地だ!」
【第三章・終】

355 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/08(水) 13:26:21.38 ID:8BsGhD1sP
今回もここまでです
最終章も含めて今月中に完遂させます

356 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/11(土) 16:56:08.19 ID:iSc9rrsJ0
【最終章】
ついに、僕たちはカーベクス山に連れてこられた。このカーベクス山の内部にはいくつもの切り立った崖に囲まれた別世界があり、そ
こがドラゴンの聖地と呼ばれている。聖地には、海と地下水脈でつながっているのか海水の湖まであるらしい。
「ここまで残った20名の諸君。いよいよ君たちともここでお別れだ。君たちはここまでこれたことを、充分誇りに思っていい。あと
は、実力以上に運が必要なのだ。それは、最終試験を経験すれば君たちにもわかるだろう。たとえドラゴンナイツになれなくとも、君
たちは今後の人生に自信をもって臨んでほしい。これより先、最終訓練はドラゴンナイツの現役隊員が受け持つことになる」
タートス教官達が姿を消すと、入れ替わるように見知った顔の男が現れた。
そうだ、彼はあの時の……
「私が君たちの最終試験の説明を行う、地竜隊所属のバーナードだ。これより君たちは、30分間隔で各部屋ごとに分かれ聖地へと続
く洞窟へ入ってもらう。この洞窟を抜けなれば、聖地へは辿り着くことができない。それでは、早速1組目から行ってもらおうか」
最初の組はここまで残っていたビリー達の部屋で、その後30分ごとに他の部屋も入っていき最後は僕らの部屋だった。
そうして洞窟に入ってすぐのところにいたのは、かつて竜舎で会ったあのラムゼイだった。
「お前たちはこれから先5つの洞窟のどれか1つに入り、その先に待ち受ける試練と戦うのだ」
言われてみると洞窟の奥は5つの道が続いており、僕たちは1人ずつ思い思いの穴を選びその奥へと入っていった。
そして僕が入った穴の奥に待っていたのは……
「これは、これは……最後に誰が来るのかと思えば、あの時の一般庶民。私を覚えているか、ん?」
忘れるわけがない。空竜隊のエースでありビリーの兄、そして竜舎で僕を殺そうとした男マイケル。
「空竜隊のエースの地位、遊び半分でなれるものではないことを、貴様の身体に教えてやる!ガベロ、ラムゼイ!狩りだ!」
「きひひひ……マイケル様、こいつが最終組でよかったですね。何が起きても誰も見ていないし、怪しまれないですよ。こいつがマイ
ケル様のいる洞窟を択んだ時は、笑いが止まりませんでしたね」
「小僧。今回は、誰も助けてくれん。ちなみに私がこの洞窟を通るものに与えていた試練は、『私の体に触れてみろ』というものだった。もっとも私の弟のビリー以外に、それをできたものはいなかったがな」
「いやあ、さすがビリー様でございますよねえ。私がそれとなく合図をしたら、ちゃんとこの洞窟を択んでくれました」
僕は、彼らの態度に我慢ならなかった。
「汚いぞ、お前ら!」
「それは弱者の吐く台詞だな。世の中、勝ったものが正しいのだ」

<マイケル・ガベロ・ラムゼイとの戦闘で一人も倒せず負けた場合
「貴様は、負け犬だ。少しは根性だけでなく実力も兼ね備えた奴だと思っていたのだが、とんだ見当違いだったようだ。この先の脇道
を進め。そこから外に出ると、不合格者を回収する馬車がきているはずだ。それに乗って帰るんだな。そして、身の程を知るがいい」
……確かに、命までは取られなかった。しかし、落ちたのだ。最後の最後で。
……このあとの僕の人生に、一体何が残っているというのだろうか。
マイケルが言う通り、脇道に沿って歩くとまもなく外に出た。そこには……リリスやパットたちの姿はなかった。
迎えにきた馬車に揺られながら、僕は彼らの健闘を祈った。
ここまで頑張ってこれたんだ。
僕は、自分を慰めた。
ドラゴンナイツに栄光あれ!
>ED22・負け犬の身の程

357 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/11(土) 16:57:19.94 ID:iSc9rrsJ0
(以下はガベロとラムゼイのみ倒した場合)
……だめだ、僕の負けだ。
マイケルの剣先が、僕の鼻先に向けられた。
「貴様のような品性の欠けた田舎者は嫌いだが、ラムゼイとガベロを倒した実力は認めよう。合格だ」
……信じられない言葉だった。僕はてっきり殺されると思っていたのに。
「何を不思議そうな顔をしている。私は空竜隊のエースとして、一人でも多くの実力者をドラゴンナイツに迎え入れたいのだ。貴様の
ような奴でも、少しは役に立つだろう。さあ、貴様の顔を見ていると気分が悪くなる。さっさと行け」
僕はマイケルから合格の許しをもらうと、傷ついた身体を引き摺りながら先を急ぐことにした。

少し進むと、そこは洞窟の中にしては少し開けた場所に出た。
そこには、ひどく傷ついたチコがいた。
「ここにくるちょっと前にな、海竜隊のエースとかぬかすやつがおってよ。つよいねん、こいつ。俺なんか全然かなわへんかったけどよ、
根性は認めたるから先に進めってよ。へっへ、諦めが悪うて得したわ。お前はどうだったんよ」
僕は、マイケルのことを話した。
「へぇ、ちゅうことはそれぞれの洞窟に何ぞ課題があるっちゅうことか。まだ地竜隊のエースがおったとしても、あとの2つは何やろな?
でもどうせ当たるんやったら、あの地竜隊のエースのシグナスってやつとやりたかったな。あいつには恨みがあるからな」
僕らが傷ついた身体を休めながら3人を待っていると、ボーボが暴走気味に走ってやってきた。
「もう、頭が変になりそうだあっ!」
ボーボの話によると、洞窟の試練でドラゴンナイツ800年の歴史をただひたすら書かされていたらしい。
さらに待っていると、やがてリリスもやってきた。
「久しぶりに疲れちゃった。とっても大きな知らないモンスターがいたから、食べてたの」
そして最後の一人であるパットを待っていると、そこに聞き覚えのある声が響いた。
「そいつなら、連れてきてやったぜ。本来なら失格者はこのまま追い返すとこなんだがよ、お前たちには貸しがあるからな」
シグナスさんの肩には、傷だらけのパットが担がれていた。
「それにしても、あの時のお前らがここまで残るとは思わなかったよ。お前らが牢屋に入れられたのは、俺にも責任がある」
「パットが不合格っちゅうんか!?」
「まあ、根性は認めるがな……だめな理由は、こいつが女だからだ。おっと、お嬢さんがお目覚めのようだぜ」
……だめだ、ついにばれてしまった。今まで誰にも気付かれなかったのに。
「女が男に化けて研修を受けに来るなんて、毎年のことだ。他国者のふりをしてよぉ。でもよ、ここまで残った女は初めて見たぜ」
リリスを初めとして僕らは皆シグナスさんに食い下がったが、やがて彼は呟いた。
「……女は、ドラゴンに乗れねえのさ。これは絶対の秘密なんだけどよ、ドラゴンはなぜか絶対に女を乗せねえんだよ」
衝撃の事実に僕らは落胆したけど、リリスはなおも諦めなかった。
「いいわよ。じゃ、ドラゴンと話す。直にドラゴンと話して、リリスちゃんを乗せてもらうもん!」
「そうだ。ドラゴンと話せばいいんだよ!ホルス王子(後述)はドラゴンと話せたわけでしょ?それにドラゴンが女性を乗せない理由
を誰も知らないなら、確かめる必要があるんじゃないですか」
「……仕方ねえ野郎たちだな。わかった。好きにしろよ。その女連れて、とっとと行っちまえ!」
……こうして僕たちは、再び5人揃って先を目指すことになった。

358 :ドラゴンナイツグロリアス:2014/01/11(土) 16:57:51.08 ID:iSc9rrsJ0
僕たちは洞窟を抜け、ついにドラゴンの聖地にやってきた。
最終試験、ババリーニの大樹とプリル……すべての答えはここにある。
そんな僕たちの前に立ちはだかったのは、各竜隊の長である三人の隊長だった。
「私は空竜隊の隊長、ルーベンガルツだ。最終組はなかなか優秀だな。全員そろってのご登場か」
「私は海竜隊の隊長、ギルティだ。運のあるものを歓迎する。以上だ」
「俺は地竜隊の隊長を務めるグリッケンだ。それでは、最終試験の内容を発表する。ギルティが言うように、もはやあとは運しかない。
最終試験とは、君たちがするのではなく君たちがされるのだ。あとは、ドラゴンが自らドラゴンナイツにふさわしい者を撰ぶ。お前た
ちは、ただじっとその瞬間を待っていればいい」
「そんな……ドラゴンに撰ばせるなんて、それじゃあ、我々が今まで行った訓練は何だったのですか!?」
「勘違いするな。我々はドラゴンを飼っているわけではない。ドラゴンと常に対等な立場で付き合っている。だから俺達だって、ドラ
ゴンに撰んでもらえなければ隊長はおろかドラゴンナイツになることさえできなかったのだ」
「だったら、思っていたより簡単じゃないの。たまたま今までドラゴンに撰ばれる女性がいなかっただけてことね」
「たしかに、そうとも言えるな。今までに何人もの女性が秘密裏に試したという話は、俺も聞いている。もしその人間のことを気に入れば、ドラゴンは自分の背にその人間を乗せてくれるだろう。その時初めて、ドラゴンナイツに認められるのだ」
僕らは、それぞれの竜種が棲息する場所へと散っていった。

僕は地竜の住処に行ってみたけどどのドラゴンにも相手にはされず、湖に行ってもボーボともども結果は同じ。
そこでボーボを連れて他の皆がいる空竜の住処に行ってみると、空には竜に跨るビリーの姿があった。
「俺はドラゴンを手に入れた。これでれっきとした空竜隊の隊員だ。あーっはっはっは!」
他の皆もドラゴンに乗れていなかったけど、その時突然ボーボがウイングドラゴンに攫われてしまった。
「怖がらなくても大丈夫。お前はドラゴンに撰ばれたのだよ」
……これが、ドラゴンに撰ばれるということなのか。ボーボは、ついにドラゴンナイツへの切符を手に入れたんだ。
「やったぞ!私はドラゴンに撰ばれたのだ!男36歳、私はドラゴンナイツになる夢をかなえた」
「どうしてボーボが撰ばれとんのに、俺が撰ばれへんのんじゃ!おい、ダイク、他へ行くぞ、他んとこへ!」
ボーボを除いた僕らは、もう一度地竜隊の住処へとやってきた。
すると……
「あ、地竜がこっち向かって走ってくるよ」
「チコ、お前に向かって突進してきてるよ」
思わず逃げ回るチコにドラゴンサウルスはやがて追い付き……その身体にじゃれついた。
こうしてとうとうチコも最終試験を突破したけど、僕とパットとリリスはなお突破できないまま。
「そうか。気のすむまで探すといい。残っているのはお前たち三人だけだ。今までの苦労を無駄にするな」
「おう、お前ら、負けるなよ。絶対諦めんなよ。何日かかっても付き合うたるさかいな。諦めんなよ!」
しかし、 僕たち3人はいくら聖地を廻ってみてもドラゴンは全く反応しないまま。
ババリーニの大樹のことも見当はつかず、竜舎に迷ったときのように竜の話が聞けるかと思ったけどそれもできなかった。
「悔しいのはよくわかる。俺は、お前たちを立派だと思うぞ。お前たち3名、ここまでよくやった」
僕は、考えるより先に口走っていた。
「理由なんかどうでもいい。今まで僕のしてきたこと、涙をこらえてつらい訓練を頑張ってきたこと、その結果を見たいんだ!ドラゴ
ンナイツになれない理由がドラゴンに撰ばれないというんじゃ、僕は納得できません!だから……だから、僕は絶対に諦めない!!プリ
ル……プリル!聞いてるんだろ!会いたいって言ったのはお前じゃないかっ!!応えろよ。応えてくれよっ!!!!」
……奇跡は起きた。
聖地の中心にあった大樹から、いきなり穏やかな光が放たれた。
「待ってたよ、ダイク。ようやく呼んでくれたよな。さあ、会いにこいよ。あたし、待ってる。ババリーニの大樹の下で」

359 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/11(土) 17:03:49.82 ID:iSc9rrsJ0
僕らは、皆で大樹の下へとやってきた。
「よお。初めてだな、ダイク。本物だぞ。本物のプリル様だ。もうわかっていると思うけれど、あたしはドラゴンフェアリー(※)だよ。
もっとたくさんいるけれど、みんな恥ずかしがり屋だから姿を見せないんだ。こうしてあたしが見えるってことは、ホンモノの男って
いう証拠なんだ。やっぱり運命だ。運命はあったんだ!うれしいなあ、ダイク。もう、離れないぞっ!」
僕は、ただ一方的に話すプリルに面食らっていた。
「わかってるよ、あんたのききたいことは。とりあえず、ドラゴンナイツ入隊おめでとう!」
「おめでとうって……ちょっと待ってくれよ。僕は、どのドラゴンにも撰ばれなかったんだ」
言われて周りを見てみると、僕らはこの聖地にいる隊長たちのドラゴンも含む無数のドラゴンたちに囲まれていた。
「私のプロメテウスまで、言うことをきかないじゃないか……こんなこと初めてだ」
「なあ、プリル。この集まったドラゴンたちの中からどれかを撰べってことなのかい」
「違うよ。どれかを撰ぼうとしても、みんな恐れ多くて逃げてっちゃうよ。あんたのドラゴンは、もうじきここにやってくる」
「おう、ダイク。どうでもええけどな。お前、さっきから樹に向かって何をゴチャゴチャ話しとんねや?」
……どうやら、プリルの姿は他の人間には見えないらしい。僕にだけ見えて、僕とだけ話ができるのか。
「ほら!ダイク!!あんたのドラゴンがやってきたよ!!」

そいつが現れると、すべてのドラゴンは道を開けた。僕は、ゆっくりを僕の方に近付いてきたドラゴンに目を疑った。
「カイザードラゴンは、この聖地から出るどころか人前に姿を現すことすらまずないはずだ。あの少年は何者だ?」
「少年よ。ガイアを通して一度だけ話したな。あのころに比べ、見違えるように立派になったな。さあ、きなさい。私のもとに。怖が
ることはない。ずっとお前を待っていたのだから」
「本当か……?カイザードラゴンがあの少年を受け入れているぞ。信じられん。私は夢を見ているのか?」
「それよりあの少年、気になるな。どうも、カイザードラゴンと会話しているのではないか?だとしたら、その方が脅威だろう」
「まさか……本当だ。じゃあ、あの少年はホルス様の生まれ変わりだとでもいうのか!?」
「少年よ、お前の名は?我が名はバムルだ」
バムルといえば、ドラゴンナイツ誕生の際に初代隊長のホルス王子が駈っていた伝説のカイザードラゴン。
「私は、千年生きてドラゴンナイツの全てを見てきた。今ここに、ホルスとの約束の時が迫っている。だから私は、地上に行かねばならぬ。お前が私を連れて行ってくれるか?自信を持て。私はお前を撰んだ。互いによき友となろう」
「さっそく地上へ行こうよ。詳しい話は、そのあとそのあと」
「ダイク。おめでとう。お前、すごいよ。私も、もう諦めがついた……でも、よければ理由が知りたいんだよ」
僕はパットに促され、地上に行く前にバムルになぜ女性がドラゴンナイツになれないのかを訊いてみた。
「それは、ホルスとの約束だからだ。私はホルスと互いに約束を交わした。その時、ホルスは男だけでドラゴンナイツを結成したいと
言ったのだ。ドラゴンナイツの目的は愛する者を守り、自国を守り、末永く平和を継続することだ。お前は愛する者を守りたいのか?
それとも愛する者を戦いの場に置きたいか?ドラゴンナイツの者がお互いに愛し合えばどうなる?その戦いは愛する者を守るための
戦いではなく、愛する者を犠牲にする戦いになるかもしれぬ。だから、ホルスは誓ったのだ。私はドラゴンの王として、その教えを今
まで守り通してきた……ダイクよ、今一度お前に問おう。ホルスは間違っていたのか?ドラゴンナイツは女を必要としているのか?」

360 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/11(土) 19:59:12.13 ID:3CdoDEQ3P
今日もここまでです

361 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/11(土) 21:40:44.11 ID:B9pgOqtf0
乙。面白そうだなあ

362 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/12(日) 23:38:47.21 ID:tpqwGRf80
携帯アプリの「ルナルクロス〜蒼月の天使〜」をご存知の方がいらっしゃいましたらお願いします。

363 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/13(月) 00:46:22.56 ID:71mEPTCH0
買おうか迷っているところなのでPSP/PS VITA GOD EATER 2のストーリーをお願い致します

364 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/15(水) 20:13:05.40 ID:NPnln1QW0
よくみたらもう490KB超えてる、次スレ誰かお願いします

365 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/19(日) 18:06:58.07 ID:FwSVFGBY0
ストーリーを教えてもらうスレ part67
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1390121958/

wikiは書き換えできん

366 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/19(日) 18:33:31.24 ID:dV27ldN5P


俺が代行に頼んだんだけどもしや自力で立てた?

367 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/19(日) 22:53:04.33 ID:FwSVFGBY0
>>366 初めて立てた

368 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/20(月) 18:47:10.90 ID:j6TOYEqzP
埋めるか

369 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21:39:07.91 ID:9IIF0WP2O
埋めがてら、未解決にあったPSvita/SOUL SACRIFICE(ソウルサクリファイス)投下します。

先に文中の語を補足すると
人型→人間が魔物になったもの。魔法使いの主な仕事はこれの排除だが、「人殺し」扱い。
生贄→動植物、上記の人型などの魂を右腕(魔法を使う腕)に取り込むこと。相手は死ぬ。
聖杯→大事なものと引き換えに何でも願いを叶えてくれる、(一応)伝説上の代物。だいたいの人型はこれのせいで魔物化する。


主人公はひとりの奴隷である。
世界は滅びかけており、その原因である魔法使い「マーリン」の生贄になる順番を待つだけの存在だった。
しかしある日、「リブロム」と名乗る生きた本を手に入れる。
なんでもリブロムは、かつてマーリンの相棒だった「ある魔法使い」が遺した日記帳であり、その記述を追体験できる魔導書らしい。
他の奴隷たちはリブロムを読み終わる前に生贄にされてしまったが、
追体験から知識と魔法を身に着けマーリンの正体を知れば、奴を倒して生き延びることも可能だという。
わずかな可能性に賭け、主人公はリブロムを読み始める。……

魔法使いを束ねる組織「アヴァロン」、彼はその加入試験を受けていた。
同時期に受験を志願した魔法使いと二人で目標の魔物を倒し、その上であるものを生贄にすれば
合格だというその試験は、受験者の半数以上が死に至る過酷なものである。
合格すれば一人前とみなされ、公式に人型の討伐を請け負うことになる。
彼のパートナーはニミュエという女だった。
自制できないほどの殺戮衝動に苦しみながら悪態ばかりつくニミュエだったが
ある晩、涙を零したニミュエの背を彼がさすってやったことをきっかけに彼らは打ち解ける。
その後も旅は続き、ついに目標の人型を生贄にした。激戦の末、彼らは生き残ったのだ。
しかしこの試験において、死亡者が半数を下回ることはない。
何故ならば、最後に生贄にしなければいけないのは同行者の命だからである。
葛藤しながらも彼らは戦い、そして勝ったのは彼だった。
ニミュエを生贄にすると、ニミュエの記憶や思い、彼女を苦しめていた殺戮衝動までもが右腕に流れ込んできた。
その中には、「オマエと違うかたちで出会えていたら……」「今までありがとう」という素直な気持ちがあった。
「殺戮衝動は、自分の出生の秘密からくるものだ」「引き継がせて申し訳ない」という謝罪もあった。
彼はこれ以降、仲間を手に掛けた罪悪感と、ニミュエから受け継いだ殺戮衝動に苦しむこととなる。

370 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21:42:45.67 ID:9IIF0WP2O
――時は流れ、彼は次の相棒であるマーリンと旅をしていた。出会いは数年前に遡る。
予知能力を持つマーリンが、「呪われた魔法使い(=彼)が世界を滅ぼす」という未来を阻止しようと、つまり彼を殺そうと、彼を訪ねてきたのだ。
しかし、「気が変わった」のだという。
マーリンは予知能力の代償として、「異様に早く老いる体」を持っていた。
生贄を取り込むことで若返るが、三日と持たずにまた生贄が必要になる。
難儀な体を持つもの同士相棒になろうと、右腕の殺戮衝動に悩む彼を誘ってきたのだ。そして彼もそれを受け入た。
それからは、相応の代償を捧げればどんな願いも叶うという「聖杯」を探す旅をしている。
彼らは切に「普通の体」を欲していた。殺戮衝動から解き放たれ、終末を防ぐためにも。
周囲からするとマーリンはひどく気まぐれな人間であるという。旅の最中にも、マーリンは突然「息子」に会いたいと言い出した。
時に、生贄にした(元)人間の記憶が自分のものと混ざり合うことがある。マーリンに息子はいない。
以前生贄にした人間は「息子」がよほど大事だったのだろう。その「息子」のいた村も、既に別の魔物に滅ぼされていたのだが……。

彼らは聖杯の手がかりを得るために、人型ばかりを狙っていた。人間の魔物化には聖杯が関わると言われているからだ。
また、人型を倒せば彼の殺戮衝動も鎮まる。倒した魔物は、マーリンが生きるための生贄になる。
彼らの利害は一致していた。ただ、聖杯探しは難航していた。

ある時取り込んだ生贄は、ひどく妻を愛していた。その記憶に従いたどり着いた妻のもとには、ある女がいた。
はじめに取り込んだ「夫」自体が彼らをおびきだす罠だったのだ。
その女は「モルガン・ル・フェ」、自称マーリンの元相棒だ。
「隣にいるから」という理由で彼を妬み、繰り返し彼らに襲いかかっては、マーリンに心中をねだる。
マーリンのみならず、彼もまたモルガンを嫌っていた。容貌がニミュエに瓜二つなのだ。
マーリンはモルガンを「ばあさん」呼ばわりするが……。
おまけにモルガンの過去は彼の母親と一致している。そして、彼は母親の顔を思い出すことができない――。

モルガンは逃がしてしまったが、夫の死により魔物化した妻をも、彼らは生贄として取り込んだ。
「魂だけでも、腕の中で再会させたい」と願いながら。

371 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/20(月) 21:46:53.50 ID:9IIF0WP2O
聖杯は見つからず、彼は徐々に魔物に近付いていく。アヴァロンが始末に乗り出す程に。
魔物化する前に彼を殺すのが、相棒であるマーリンの役割だった。早く殺せとつっかかる彼とマーリンはついに決別し、戦い始める。
そんな事態をモルガンが見逃すはずがない。楽しくてたまらない様子の彼女に、彼らは詰め寄った
二人の諍いは、その「芝居」は、見事にモルガンを釣り上げたのだ。
この女が「母親」だ、と確信する彼に、「私の"娘"はオマエなんかじゃない!!」と激昂し魔物化するモルガン。

モルガンの顔がニミュエに見えたのは、「母親」の記憶がモルガンと一致したのは、モルガンが「ニミュエの母親」であるためだった。
自分自身で気付けたものの、彼の記憶もまた混濁していたのだ。
ニミュエの狂気の根源は出生理由にあった。ならば母親を殺せばこの衝動は収まるのではないか――彼はそう読んだのだ。
戦闘の末、息も絶え絶えになったモルガンは「自分を生贄にしてほしい」と頼んできた。

モルガンの魂を得て、ニミュエの殺戮衝動は収まった。右腕のニミュエに、彼はおやすみを告げる。
「彼が世界を滅ぼす未来」は、ここにようやく阻止されたのだ。
そして、モルガンの記憶はマーリンを狂わせた。

……昔、「マーリン」という悪の魔法使いがいた。
年老いては生贄を用いて若返る、不死の禁術を使っていた。
予知能力さえあった。あまたの生贄のうちの誰かから引き継いだのだろう。
そのマーリンを倒し、世界を救った「無名の魔法使い」がいた。彼は現れた「聖杯」に世界の再生を願い、マーリンの体を生贄にした。
しかし無名の魔法使いの記憶は次第に乱れ始め、自分をマーリンだと思い込むようになった。
引き継いだ禁術と予知能力も、生まれ付きであると。
モルガンはその「無名の魔法使い」の相棒だったのだ。
相棒を失ったモルガンは孤独に打ちのめされ、聖杯にすがり、ニミュエという分身を生み出した。
しかし、ニミュエもモルガンを捨てる。モルガンは、生きる意味を見失った。
最後くらいは誰かと一緒にいたい……そんな思いから相棒を追っていたのだ。

彼とマーリンの出会いも、モルガン=ニミュエの宿った右腕と「無名の魔法使い」の記憶が作り出したものだったのだろうか?
様々なショックから失踪したマーリンを彼は見つけ出した。
そして、かつてニミュエに言えなかった、素直な思いを告げる。
お前が誰だろうと知ったこっちゃない、分身も記憶も関係ない、お前は自分の大事な相棒だ、と。
沈黙の後、ありがとう、と呟いたマーリン。真相を乗り越え、彼らは真の絆を手に入れた。

聖杯が現れたのは、その瞬間だった。

372 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21:51:21.69 ID:9IIF0WP2O
正確に言うと、マーリンにだけ聖杯が見え始めたのだ。
狂ったように笑うマーリン。
欲望に見合った代償ができれば聖杯は勝手に現れる。それだけのことだった。
彼を生贄にすれば、マーリンの願いが叶う。そこに葛藤はあっただろうか。あったならば救いはある、と彼は思う。
……芝居などではない殺し合いが、始まった。

戦いが終わってみれば、跪いているのはマーリンの方だった。
だが、二人も相棒は殺せないと悟った彼は生贄になることを決めた。自分に右腕をかざすマーリンの涙を見届け、眼を閉じる……
しかし、マーリンは結局彼を生贄にせずその場を去った。

再び追った彼が見つけたのは、マーリンの面影すらない化物だった。
相棒にせめて人間らしい死を与え、自分も後を追おうと彼は決める。
圧倒的な力の前に、千切れ、壊れた体が肉塊と化す。が、驚いたことに、化物はそこに自らの血をそそいだ。
彼の体は蘇った。
混乱しながらもまた襲いかかり、殺されかけては蘇る。なぜ情けをかける?あれはまだ相棒なのか?戦いを繰り返せというのか?
何回も、何日も、何年も、何年も何年もそれが続いた。

……不死の血のせいで彼は死ねなくなったが、体はもはや人の形をとれなくなった。
やがてマーリンの周りは、生贄用の人間と檻で埋め尽くされた。
彼は考えた。「この人間たちに思いを託したい」。残った力が彼の体を、思いを伝える「本」へと変えていく。
……「ある魔法使い」とは、リブロム自身だったのだ。


すべてを知った主人公は、リブロムの意志を継ぎマーリンに挑むことを決意する。リブロムは生贄となり、すべての力を主人公に託した。
現れた「ある魔法使い」を目にしたマーリンは驚く。マーリンも、今なおリブロムを大切に思っていたからだ。

……やがて戦いも終わった。マーリンと、マーリンが使えなかった聖杯を前に主人公は気がつく。これは、「マーリン」と「無名の魔法使い」の逸話と同じではないのか……?

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