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短文を書いていき小説を完成させるスレ

1 :おまえら絶対に長文書くなよ。:2012/04/09(月) 02:50:44.86
昨日は夜だった。

2 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/09(月) 18:10:38.39
あの狂気に満ちた唸り声を聞いたのは。

3 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/09(月) 18:13:53.18
今一瞬の此処ではない。
                       完

4 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 00:34:28.92
そんな、どこかアンニュイで、でもちょっぴり優雅なパリのカフェで過ごす昼下がり

5 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 00:38:14.53
突如、雨が降り出し、ずぶぬれになった。
               
              了

6 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 01:40:22.72
人生はいつでもやり直せるわ、そして、わたしの私を探す旅はまだまだ続くの。
そう口の中で呟くと、しわくちゃの紙幣を2枚、テーブルに置いてカフェを後にした。

7 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 08:09:31.41
僕は窓の外を見た。

8 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 08:48:03.50
空からは、たくさんの「完」と「了」が降ってきたようだ。

9 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 08:49:23.24
その一つずつに僕は目をこらす。

10 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 08:55:30.91
ウかんむりが元と離れてこう言った。

11 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 14:13:22.03
元と一緒だと、うかんむりとか呼ばれてマジ不愉快
おかんむりかよ〜

12 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 16:50:52.35
これはウと元の物語だ、それってつまり僕と君の。

13 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 16:52:24.03
第一、何で私があいつの冠とならねばならぬのだ。
あいつこそ、私の冠となるべきだ!

14 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 19:44:46.40
そのときだった。ワが現れたんだ。

15 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 20:19:42.47
「うわーっ!」

16 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 21:35:28.26
ワウワウペダル踏みながら、ジミヘンが一言↓↓

17 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 21:43:49.87
「ブルースは簡単に弾ける、だが、感じるのは難しい。」

18 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 21:52:16.92
さらにもう一言↓↓

19 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/10(火) 21:58:32.02
うーん、マンダム

20 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/11(水) 01:09:01.00
コーヒーがうまい

21 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 00:27:36.01
でも、君。信じてほしい。それはコーヒーなんかじゃなかったんだ。

22 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 01:59:04.95
かつてそれはコーヒーであったかもしれないけれど。

23 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 01:59:45.13
100年経てば、コーヒーはコーヒーでなくなる。そういうことだ。

24 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 03:32:09.80
マジキチ

25 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 07:24:20.45
それはつまり本、物のキチジだったってこと。君がコーヒーだと思ってたものはね。
今時天然の物なんて滅多にお目にかかれない。

26 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 08:17:48.66
「だからって、僕にどうしろって言うんだ?」
 そう言ったウの声には、面倒そうな響きが十分に含まれている。

27 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 10:04:10.25
ウは小銭をテーブルの上に置くと、カフェをあとにした。

28 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 10:49:17.56
ウに女が追いすがって言う。
「元なんかどうだっていいじゃない、あいつはゴロツキよ」
ウの目を覗きこんで女が言う
「あたしがいるじゃない」

29 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 13:26:22.46
「違うんだよ。……そういう問題じゃないんだ」

30 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 13:41:52.70
「うかんむりの分際でつべこべ言ってんじゃねーぞ、コラ」
突然、女の目付きが変わった

31 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:32:16.35
  〜一方その頃ミラノでは〜

32 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:33:34.12
「あんたがつくりをとっかえひっかえ変えしてんの知ってのよたし」

33 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:34:29.83
ミラノは昼だった。

34 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:43:02.70
「なァ! ミラノって言うと観光客はすぐにミラノサンドミラノサンド言うんだ。」
 男は椅子にどかっと座りながら話し掛ける。

35 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:46:57.69
ミラノってのは実は人の名前でな。

そうお前の行方不明だった母の名前だ!!!!!!!

36 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:51:49.02
俺の母親はミラノ、父はバチカン、妹はシベリアで死んだ。

37 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 19:53:46.67
母の名はミラノ。父の名はバチカン。妹の名はシベリア。皆死んだ、是か?

坊やだからさ。

そして俺の名はモロッコという、シロッコではない。

38 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/12(木) 22:39:41.63
興味ないです。そう言って男は椅子から立ち上がった。

39 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/13(金) 00:15:12.87
彼は立ち去る背中に、問いかけた
「このスレどうすんだよ」

40 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/13(金) 04:22:13.49
男の心配ももっともではある。

41 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/13(金) 08:12:04.79
(ここで、この心配は男固有のものでなく筆者も同じ心配を抱いていることを注釈しておくことにする。)

42 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/13(金) 16:46:08.99
その時だった。ワイドショーを垂れ流していたテレビ画面が
突然、報道局に設えられたデスクで、原稿を手にしたアナウンサーを映しだした。
「番組の途中ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします。臨時ニュースです。
 日本政府は本日午後4時45分・・・」

43 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/13(金) 16:54:00.68
「宇宙人との交信があったことを表明しました」
ソファの上で一匹の黒猫がテレビを見つめていた。

44 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/14(土) 00:35:15.27
すべてはこの布石だったんだな。

45 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/14(土) 01:00:55.32
めでたしめでたし

46 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/14(土) 01:30:57.11
とはいかない。

47 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/14(土) 01:48:43.57
まずもって物語が終わる気配はない。
終わらないから僕は書く。

48 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/16(月) 21:18:44.73
背中を掻く。

49 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/18(水) 00:58:28.11
という夢をみた

50 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/18(水) 08:03:22.21
なんて落ちはサイテー!と彼女は言った。

51 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/18(水) 17:55:31.82
「100年経てば、オチもオチじゃなくなる。そういうことだ」

52 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/18(水) 19:48:46.64
「アンタ達大人はいつだってそんな詭弁を弄んで…!人を蔑ろにして、地球を見捨てて…!
…アンタ達大人に代わって俺たちが未来を変えるっ!」
彼はそう叫ぶとベータガンダマのスロットルレバーを引き絞った

53 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 01:37:53.44
中島みゆきの「最後の女神」がかかった。終わりも近いらしい。

54 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 01:38:56.83
そして中島みゆきはこう言った。


55 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 01:44:15.95
あ…創価ガッカリの醜スト工作員だ…。

56 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 01:46:20.41
違う、と中島みゆきは答えた。

57 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 22:32:38.37
3MHzでお送りします。

58 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/19(木) 22:40:55.08
ではまた来週〜

59 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/20(金) 11:49:54.40
「んが、とと!」とサザエさん。

60 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/20(金) 18:11:12.83
ええ、んがんんじゃないのかい?とマスオさん

61 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/20(金) 20:14:10.16
そんなことどうでもいいから、とっととじゃんけんしようぜ、とタラオがうんざりしたような口調で言い放った。
公園のベンチにふんぞり返って、あたりにつばを吐きまくっている。
いったいじゃんけんで何を決めようというのか。

62 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/20(金) 22:05:48.48
我々は新世界の神となる、とイクラがたらおの肩に手を置いた。

63 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/21(土) 11:30:17.26
イクラの指の震えが鎖骨から脳髄へと伝わり、たらおの心はひどく揺れるのだった。

64 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/21(土) 21:14:22.03
たらおは決意したように口を開いた。
「俺はまず東大に行く、そして官僚になる。やがてこの日本という脆弱な国家を転覆させるためにな。
ついてきてくれるな、いくら」

65 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/21(土) 22:32:06.81
たらおはいくらの答えを待っていた。そしていくらが次に口を開いた時、
彼の口から出てきた言葉は、英語だった。

66 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/21(土) 22:50:57.50
「ぱーどぅん?みすた・いその」

67 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/22(日) 03:01:17.75
そういいながら、ビルから飛び降りた。
たらおは死んだ。

68 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/22(日) 11:36:54.98
いくらは、ビルの真下を見た。

69 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/22(日) 11:47:44.94
たらおが墜落した場所からまばゆい光が溢れだし、何者かが飛び出してきた

70 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/22(日) 15:12:49.57
いくらだった。

71 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/22(日) 15:23:01.88
するとほかほかご飯を山盛りにした丼を手にした両津勘吉が現れた。
両津は出来立てのいくらごはんを食せんと丼をかざした

72 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 03:13:55.64
両津の後ろから不定形にうねりながら忍び寄る怪しい影があった。

73 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 03:30:27.07
両津はしんだ。

74 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 12:31:08.60
両津も死んだ、
たらおも死んだ。

75 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 14:30:53.89
その二人が謀議していた証拠は山ほどある。

76 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 15:25:34.24
「俺は不死身だ」
両津は笑いながら、立ち上がった。

77 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 18:32:09.88
そしてしゃがんだ。

78 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 18:57:23.65
そして死んだ。

79 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 19:03:52.08
ジャンプキャラは死んでも生き返る。

80 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 20:35:33.45
チョメチョメ破ー

81 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/24(火) 23:05:02.38
にぃに、うんち

82 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 12:43:59.09
してもいい!?

83 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 14:46:51.17
ここに居るのは良いけど投稿サイトに出張ってきて
真面目に書いてる人を埋もれさせようとしないでね?

84 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 15:31:04.36
「でね?」
とは神が下々に話しかける時の特徴的な言葉です。
だれかが囁いた。

85 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 17:05:01.93
うんこどものオナニー文章なんぞだれも見たくねえんだよ、くそども

86 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 18:21:06.45
くそに充ちているや、この世界は、と呟いてみた。

87 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 19:17:03.62
君という名のくそ、
僕という名のくそ。

88 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 19:18:17.45
そして僕がこう言っても、
つまらなさそうに、ふーんと窓の外を見るだけだろう。

「ここまでがおれの自演」

89 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/25(水) 19:39:28.87
>>88は死んだ。

90 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 01:46:58.23
「88、そう、昔はこのナンバーで覆面パトカーを見分けたものさ」
死んだはずのタラオが、突然つぶやいたのだ。

91 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 02:20:54.93
たらおは死んだ。

92 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 10:37:48.53
タラオは死んだたらおをかかえたまますくと立ち上がった。
「オリジナルは死んだ。」

93 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 11:55:43.24
タラオも死んだ。

94 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 12:27:29.13
みんな死んだ。

95 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 14:30:53.39
終 わ り

96 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/27(金) 16:35:43.68
捏造も良いねと朝日が言ったから4月20日は珊瑚記念日

http://www.youtube.com/watch?v=rXj9B1twudk

97 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/30(月) 23:54:21.63
第二章

98 :名無し物書き@推敲中?:2012/04/30(月) 23:54:54.77
次の日は朝だった。

99 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/01(火) 01:40:39.91
そして死んだ。

100 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/01(火) 02:26:10.76
死んだあとの世界など誰が想像できよう

101 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/01(火) 02:28:15.50

死ぬ理由なんて探すな。
取り憑かれるな。

102 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/02(水) 17:42:05.68
第三章

103 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/02(水) 18:36:10.81
死んだ。

104 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/02(水) 19:51:23.60
はずだよお富さん〜

105 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/02(水) 21:33:15.78
死者と生者とが拮抗するはずだよおとみさん。

106 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/02(水) 23:04:19.10
おとみさんも死んだ。

107 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/03(木) 01:34:51.00
死人が四人。

108 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/03(木) 02:39:46.13
あのとき今岡復活してなければ3塁バルで阪神優勝してた

109 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/03(木) 21:41:37.10
そらそうよ、とトラフグがつぶやいた

110 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/03(木) 21:48:03.03
虚カスあわれ

111 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/15(火) 23:12:50.67
A「暇だな」

112 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/22(火) 18:06:14.30
Aは自販機の前で一人虚しく呟いた。ガランとコーヒーが出てくる。

Aはそれを受け取ってフタを引いてごくりと飲む。
風が冷たかった
Aはニートである自分の境遇を虚しく感じ取っていた。

コーヒーを全部飲み終わり、そこら辺に捨てようとした時空き缶の中からからんと音が鳴った

出してみると、それは赤い玉だった
表面には小さくある言葉が書いてあった


113 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 01:03:03.08

「飲みこめ」

夏のさしかかりだった。
Aの耳には、下校途中の小学生の矯正、散歩にあけくれる老人特有の靴音、時の流れを具現化したような車の流れ、
そんなものが、斜一枚向こうから怒涛のように押しかけてくる。

Aはぱたん、と耳を閉じた。
Aはそういうことができるのだ。

ぱたん/シャットアウト

Aは赤い球を飲み込んだ。

114 :名無し物書き@推敲中?:2012/05/25(金) 08:39:45.17
赤い玉を飲み込むと、
Aは耳が痛くなった。
中耳炎になってしまったのだ。

そうだ、美人のいる耳鼻科に行こうとAは思った。

115 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/09(土) 10:07:57.22
美人のいる耳鼻科の途中の道には強力なモンスターが立ち塞がっていた
Aはどうする?

116 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/09(土) 21:45:09.67
腕力に自信がないので他の耳鼻科に向かった

117 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/16(土) 22:28:46.17
その耳鼻科に行くためには(美人のいない耳鼻科に行くためには)、
トンネルを一つ、
竹藪を二つ、
ぬかるみを三つ、
沼を四つ越えることになった。

118 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/19(火) 22:34:30.92
山を5つ
広大なモンスターのいそうな森を6つ越えたあたりではAはボロボロだった
そしAはいつしかとある国の幻の秘境に立っていた
秘境にはひとつ、ボロボロの家があった
中から出てきたのは・・?

119 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/20(水) 00:09:33.45
ハローアイム バイファム! ユアーナンバーイズセブン!

120 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/21(木) 17:04:13.60
もう訳が分からないとしか言いようがなかった



121 :そして:2012/06/24(日) 20:25:53.15
「俺は[放送禁止用語]ですのよ!」
○○○は△△だった。
彼は[[自重]]で□□の×××なのだったそして、
---物語は急激に変わり人類滅亡のカウントダウンが迫った---

122 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/24(日) 22:55:21.61
そこへクラーク博士が現れると、その立派なひげを手で遊びながら言った。
「少年よ、たいこを叩け」



123 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/28(木) 05:52:32.20
ところが奈緒子は英語がわからない。
ひげの博士の顔を見つめて、愛想笑いを浮かべるよりなかった。
「やっぱり奈緒子は奈緒子らしく生きるしかない」
奈緒子は奈緒子自身の内奥でそう確信し、奈緒子の生家に奈緒子の自転車で向かった。
が、奈緒子は奈緒子が極度の方向音痴であることを奈緒子はすっかり忘却していた。

124 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/28(木) 21:26:23.36
なおこの話はまだまだ続くもpであった

125 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/28(木) 22:12:19.29
もpは桃のプロデューサー

126 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/29(金) 22:46:53.64
もpは手をひろげる。
「収束させるこの物語を。
それくらいできなくて、
文学賞に出せるかってんだぼけぇ」

127 :名無し物書き@推敲中?:2012/06/29(金) 22:49:32.09
これは方向音痴の奈緒子、本当は耳鼻科になんて行きたくないA、
この二人の物語である。
実のところ、二人が出会うまでに126レスも費やした。
人と人が出会うのは、難しいものだ。

128 :名無し物書き@推敲中?:2012/07/03(火) 16:27:48.99
Aは突然ぶるぶる震えだした
その震えを奈緒子は察知した
この震えは18900ブルータスだと奈緒子は言った
そして、震えの源に行こうとするのであった
Aが通ったトンネルから通ろうと思った
だんだんブルータスが上がっていく

129 :名無し物書き@推敲中?:2012/07/10(火) 19:34:34.17
やがて、ブルータスによってトンネルが壊れ始めた
A





130 :名無し物書き@推敲中?:2012/07/14(土) 11:42:41.27
Aは突然女の子になってしまった
Aの妄想がうごめいた

131 :名無し物書き@推敲中?:2012/07/28(土) 04:34:16.78
Aの妄想がうごめくとともに、Aのアヌスがひくひくと弛緩・緊張を繰り返す。
やがて、Aの尻から眼球が転がり出た。
先んじた眼球は正常な球を保っていたが、三十を数えた後だろうか、
液体とも固体ともいえない、まるで精液のような眼球のなれはてがAの尻から垂れ流れている。

132 :名無し物書き@推敲中?:2012/07/29(日) 21:57:22.99
富士山が爆発して日本が沈没した

133 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/02(木) 17:17:23.68
Aは沈んだ日本を見ながら呟く。
「これが俺の妄想のすべてである」

しかし奈緒子は言った。
「いいえ、あなたは私が救うもの」

134 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/05(日) 23:11:54.96
瞬間、奈緒子の心臓を突き破って輝く銀の刃が顔を出した。
「A…愛してたわ。おねがい、逃げて…っ」
そう一言だけ告げて、奈緒子は静かに事切れた。
「糞ぉ!一体、一体誰が!!」

135 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/05(日) 23:29:01.89
「私だ」

136 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/05(日) 23:54:22.63
そう告げられ、顔を上げたAが目にしたのは、自分と同じ顔をした男の姿だった。

137 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 00:54:25.75
「鏡だ」

138 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 14:25:09.79
Aはバットを握ると、鏡に向かって振り下ろした。

139 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 17:40:57.79
「残像だ」

140 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 19:09:10.26
Aが振り下ろしたバットは、そのまま洗面台を大きく砕いた。

141 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 22:28:58.98
洗面台は粉々に砕け散った。
一部の破片がAの頬に傷をつけた。

142 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/06(月) 22:56:24.83
傷の数は六つ。
ひとつ足りない……。

143 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 00:03:10.55
もしかして・・・
パンツの中をのぞいてみた。

144 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 00:21:46.99
キッズは だ〜めよ♪

145 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 00:59:23.20
Aのペニスが消失していた。

146 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 03:06:44.46
Aは驚愕した。
「なんで……いったい何が起こった!?」

147 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2012/08/07(火) 18:02:08.15
そして。ペニスが消失したことだけに気を取られていたAはようやく気がついた。彼の睾丸が四つに増えていることに。

148 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 18:34:24.75
外を見た。

富士山が復活していた。

「残像だ」

藤さんが言った。

149 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 21:22:55.79
「藤ィッ!なぜ、何故奈緒子を殺したァァァ!!」

むき出しの睾丸を振り回しながら、Aは藤さんに襲いかかる。
彼は錯乱しきっていた。

150 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/07(火) 21:28:44.75
だが、俺の睾丸パンチは藤の体を通り抜けた。

「だから残像だといっているのに……」

消えた藤の姿を求めて振り向くと、そこには後藤が立っていた。
いや、上藤、藤下、横藤、前藤もいる。囲まれたッ……!!

151 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/08(水) 11:57:25.50
「なんてこったい…!」

Aはこの状況から脱け出すことを、必死に混乱する頭で考える

152 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/08(水) 21:03:52.14
しかし、何故だろう。全く集中できない。

153 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/08(水) 21:20:04.33
ペニスが消えたことによって、あらわになっている睾丸を、Aは撫でた。
落ちつくんだ…。

154 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2012/08/08(水) 23:24:24.16
自らの持つ四つの睾丸の中でも、一つだけ他より大きい左から二つ目の睾丸がAは好きだった。

155 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/08(水) 23:41:09.21
む、と手拍子を打ち始めたA

156 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/09(木) 22:13:48.52
その音は遠く火星まで届いた。

157 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/09(木) 22:45:16.45
知っているか?火星には風が吹く。

158 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/09(木) 23:53:11.66
ゴゥゥゥ Aの肛門に風の音が響いた

159 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 00:13:40.87
風の王に 俺はなる!
Aは痛々しい叫びを上げた。

160 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 01:24:18.36
「無理よ」

そう言ったのは、奈緒子の亡霊だった。

「もうあなたに、ペニスはないのよ。無理よ」

161 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 01:44:14.67
Aは奈緒子の股間に手をやると、そこにあったチンコをもぎ取った。
なにくわぬ顔で自分の下腹に装着する。

162 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 17:10:13.93
カチッ、変身!!

163 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 19:33:33.07
そして3年の時が過ぎた…

164 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 21:10:56.94
今年はゴボウが豊作だ……

165 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 21:36:21.13
Aはごぼうをかじりながら、ふと思うのだ、
俺は大事なことを忘れているな…。
しかし思い出せない。

166 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 22:16:44.92
奈緒子(亡霊)は激怒した。

167 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 22:48:16.20
Aはそれでもごぼうを齧り続けた。

168 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/10(金) 23:53:50.31
ゴボウでトーテムポールが出来た。

169 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/11(土) 13:38:52.33
そこにブッシュマンが現れた。
「ワタシ フルマラソン 2ジカンデース」

170 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/11(土) 14:58:24.76
「2ジカン 3マンエンデース」
Aはその微妙な金額に戸惑った

171 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/11(土) 17:00:43.58
2000円札で2万円分渡してみた。
こいつはもしかして計算ができないかもしれない。

172 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/12(日) 16:43:01.72
「ニカウ! ニカウ!」
興奮したブッシュマンにいきなり殴られ、Aは昏倒した。
ここはAの夢の中……。

173 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/12(日) 20:03:58.42
Aの夢の中でアナルを犯されたAは

174 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/12(日) 22:50:29.63
さらに夢を見ながらごぼうを探した。

175 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/12(日) 23:15:54.89
ごぼうは尻に刺さっていた。
Aがかじって皮のむけた先端には、「アタリ」と書いてあった。

176 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/13(月) 20:35:53.59
「あっ、アタリだ!」
どこからともなく現れた奈緒子がごぼうに手をかける。
お嬢さんお待ちなさい、それを抜いては危険だ!

177 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/13(月) 23:52:24.53
すっとごぼうを引くと、尻の方でカチリという音がした。いかん!

178 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/14(火) 00:31:29.09
ピカッ

179 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/14(火) 09:03:20.38
竜巻状の屁が出てきた
やばい、実も出てきた
ニトロ爆弾だ
ドッカーン

180 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/14(火) 17:13:43.28
U^エ^U

181 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/14(火) 23:11:11.00
奈緒子は爆風の中に犬を見た。

182 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/15(水) 00:00:25.43
Aは目覚めた。右手にはごぼうではなくレンコン。犬の遠吠えが聞こえた。

183 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/15(水) 19:04:23.70
「それも残像だ」

藤さんが耳元でつぶやいた。
ベッドの上だ・・・。

寝ている間に何があった!?

184 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/15(水) 20:33:30.74
「そのつぶやきは残像だ」
「というつぶやきも残像だ」
「などというつぶやきも残像だ」


…Aは、今自分のおかれている状況を理解できなかった。
「…あんた、誰だ?」
Aは、自分の周りを高速で動きまわる人間が誰だか分らなかった。
「私を忘れたのか?」「ああ」
…。しばらく沈黙が続いた。

185 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/15(水) 21:24:08.75
「私はいったい、ダレナンデスカァーッ!」
高速で動き回る人間が叫んだ。
もしかして、2時間3万円の人かもしれない。

186 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/16(木) 21:18:06.65
まぁ落ち着けや、
とAはぐるぐるまわるそいつに言った。

187 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/16(木) 22:04:44.39
「む…これは失礼した」
高速男(仮名)はAに一礼した。
…。また沈黙が訪れる。
しばらくすると、高速さん(仮名)は、はっとしたような顔になり
そして、冷やかにこう告げた。
「いっけね、ネギ買うの忘れてた。いまからスーパーに行ってくるとするよ」
「…スーパーはもうしまってるだろ。もう深夜の2時だぞ?」
Aは高速野郎(仮名)にそう告げた。
「まじで?じゃあ帰るわ。おつかれーっす」
「…」そういって、こうそくん(仮名)は窓から空へ飛び立っていった。
Aはその影をしばらく見つめていた。

188 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/16(木) 22:08:23.46
「む…これは失礼した」
高速男(仮名)はAに一礼した。
…。また沈黙が訪れる。
しばらくすると、高速さん(仮名)は、はっとしたような顔になり
そして、冷やかにこう告げた。
「いっけね、ネギ買うの忘れてた。いまからスーパーに行ってくるとするよ」
「…スーパーはもうしまってるだろ。もう深夜の2時だぞ?」
Aは高速野郎(仮名)にそう告げた。
「まじで?じゃあ帰るわ。おつかれーっす」
「…」そういって、こうそくん(仮名)は窓から空へ飛び立っていった。
Aはその影をしばらく見つめていた。

189 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/16(木) 23:22:15.58
「だ、大事なシーンだから2回繰り返したぜ……」
これがのちのち大きな問題となることを、Aはまだ知らなかった。

190 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/16(木) 23:47:53.04
物語は分岐することになった。以下>>187はα、>>188はβとする。

191 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/17(金) 00:09:18.96
「お客さんは帰ったのかしら?」
A(α)の首に、突然後ろから奈緒子の腕が絡みついた。生暖かい吐息がうなじを撫でる。
驚いて振り返ると、奈緒子がにこにこしながらA(α)から離れた。胸がはだけている。
「あたしを放っておくなんて、悪い人ね。お、し、お、き、よ」
一瞬その若い胸に目を取られた。が、はっとして奈緒子の手を見ると、
細い指が針金の環のようなものををつまんでいる。
A(α)は、自分の首からピンを抜かれた手榴弾がぶら下がっているのに気づいた。

192 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/17(金) 10:11:25.04
「危ない!」
いきなり窓から飛び込んできたのはβのAだった。
手榴弾を手にするとそのまま家を出て行った。

爆発はしなかった。

「残像だったのよ」

残像奈緒子が言った。

193 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/17(金) 11:21:53.00
αのAは一方ではそれを残像だと知っていたし、
βのAは一方ではそれが残像ではないと知っていた。
「分枝した物語を統べるのは私よ」
そう言って奈緒子はそのαとβの表面をつき破り、
>>187(188)の喉元にナイフを突き立てたのであった。

194 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/17(金) 14:39:59.73
その時だった。
残像だと思われていた手榴弾が、αとβの時空の歪みに反応し爆発したのだ。
「哀れ」という奈緒子のつぶやきとともにA(αもβも)は爆風によって飛ばされ
その場に眠り込んだ。

朝が来た。
時空の歪みが爆破によって壊されαとβの世界観が同じとなり、新世界Ω(オーム)が誕生した。
Aの睾丸にバグが発生し6つになっていた。

195 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 13:33:03.58
朝目が覚めると、俺の睾丸は6つあった。
「これが・・・ドラゴンボール・・・。ついに揃えてしまったのか俺は。」
Aは引き笑いをしながらそう呟いた。
辺を見回すと、そこには白いタオルを持って心配そうにAを見つめる奈緒子がいた。
「もう3日も寝てたのよ。」
Aの視界内でぷるっとした唇が官能的に動いて音を発した。
(あれ、こいつ・・・ちん○こついてなかったっけ。)
Aの理性と睾丸が戦っている。
人の3倍精子を作ることを可能にしたドラゴン・・・いやゴールデンボールは、収まらない。
人生で初めて精子が生産される様子を肌身で感じた。6つある睾丸はぴくぴくと蠢いていたからだ。
あれ・・・俺結局チン○ついてるんだっけ・・・。




196 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 13:55:54.70
考えるより掴むが先だ。
Aは股間に手を伸ばした。
つつーと涙がAの頬をつたう。
「残像だ。これが本当の残像だ。
俺にはもう残像のちん○しかないんだ」
Aの涙が六つの睾丸の上に落ちる。
くわえて言うなら……
「最後の一個がまだ集まっていないじゃないか……七つ目の睾丸はどこだ」

197 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 14:30:04.86
奈緒子が言った。
「睾丸はわからないけど、ちんこを復活させる方法はあるわ。
男宝山の仙女が伝説のスペアチンコを持っているという噂よ」

198 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 14:49:06.21
残像が熱くなった。
「そんな・・・仙女なんて・・・そいつは巨乳か?」
奈緒子は呆れた目でAを見た。
そしてAは男宝山と向かうのであった。


199 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:09:43.05
男宝山の麓に着くと、山道の前で爺が落ち葉を掃いている。
聞くと、仙女は部活があるので18時まで帰らないらしい。
チャンスかもしれない。

200 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:24:29.19
仙女は部活に行っている。ということは…スペアチンコは山頂においてあるんじゃないか?
Aはそう考えた。奪ってやろう。
まずは、あの爺さんからだ!すまない爺さん、犠牲になってくれ!
「うおおおおおおおおお!」Aは、爺に向かって突進を食らわした。
ドゴッ!という鈍い音と共に爺は倒れた。勝った!Aがそう思った時だった。

「残像じゃ」

後ろからそんな声がしたと思って振り向くと、すでに爺はAの顔面に向かって跳び蹴りを食らわしていた。
「何…だと…」
そして、Aは倒れた。そして、爺によってゴミと共にその辺に捨てられてしまった。

201 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:37:23.08
「何なんだ、あの爺さん…強すぎる…」
Aはそう言いながら、体に付いたゴミをパンパンと払った。
時計を見た。いまは五時。あと一時間で仙女が帰ってくるだろう。
もう一度。もう一度、男宝山に登ろう。
Aはそう決心した。そして…
山の麓を見ると、爺は茶を点てていた。チャンスかもしれない。
爺の隙を見て、山を登ろう。Aは、爺をずっと見ていた。
……。今だ!!
爺が後ろを向いた。Aは、その隙を見逃さなかった。
山の入り口に向けて全速力で走った。そして、爺から視えない一位置まで来た。
入った!そう思った時だった。

「その入り口は残像じゃ」

その声に反応して後ろを向くと、爺が「先っちょの曲がった杖」を取り出し、Aの足に引っ掛けていた。
「うわっ!」Aは前にこけた。
「フォフォフォフォフォフォフォフォーーーーー!」
Aは、爺に爆笑された。Aは、もう何も言えなかった。

202 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:39:09.66
ゴミの中にAmazonの箱があった。あて先は仙女だ。
あけると、ちんちんの形にくりぬかれた発泡スチロールが入っていた。
これって、もしかして…

203 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:40:16.96
「儂の名は…『NA・MI・Hey』じゃ!!」
爺はAに向かってそう言った。
Aはどう反応すればいいのか分らなかった。

204 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:42:54.22
Aは、そばにあるゴミの中に落ちていたチンコ型のモノを見つけた。
それのせいで、NAMIHeyさんのことなんてどうでもよかったのだ。
これが、スペアチンコなのか!?

205 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 16:45:16.39
少し落ち着くんだ

206 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/18(土) 23:40:04.74
スペアを装着してみた。だが何も起こらない。
当然だ……捨ててあるということは壊れているということだ。
Aは壊れていないスペアチンコをゲットするため、
Namiheyに隠れて裏の崖を登り始めた。

207 :>>98:2012/08/19(日) 15:46:00.19 ?2BP(0)
突如、崖が爆発した。

208 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/19(日) 18:09:25.60
久しぶりに外に出た。
あの爆発から約半年ぶりに触るボールの感触、雨上がりのグラウンドの土の香りが懐かしい。
あの怪我から自分はどうなってしまったのかという不安が心を横切る。
Aは手に持っているボールを見つめ、思いっきり蹴り上げた。
「俺のライオンショットは止められないぜ」
楕円形のボールは美しい弧を描きながらポールへと吸い込まれていった。

209 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/19(日) 21:24:38.17
ラガーマンだったAは膝に時限爆弾を抱えていた。

210 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/19(日) 21:37:39.28
そして爆発のショックで服を着る習慣をなくしてしまった。
いまではラガーマンというより裸マンだ。

211 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/20(月) 02:27:40.83
ラマン、アムール、盆、蕎麦ー

212 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/21(火) 20:12:10.44
意味不明の叫び声をあげながらAは街へ飛び出した。
邪魔するやつはライオンショットでお陀仏だ。
まずは蕎麦屋へ向かう。

213 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/21(火) 23:57:02.06
蕎麦屋は混んでいた。二時間待ちの末席に座り、鰊蕎麦と酒を注文する。

214 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 00:08:20.19
「に…にしんそばですか」
給仕のバイトちゃんが震えだした。名札には「にしん」と書いてある。

215 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 02:36:35.24
あいにくにしんちゃんは生理中。

216 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 15:59:57.38
にしんは店長の言葉を思い出した
店長「赤きソバをすすりし勇者、
   ライオンと共に現れ、さっそうと去り行く・・・」

217 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 19:58:49.02 ?2BP(0)
そう言って、店長は静かに息を引き取った。

218 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 20:03:34.59
にしんは激怒した。

219 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 21:09:01.21
日清UFOも激怒した

220 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 21:23:41.42
アイゴー!!!!!!!!!!!!!!

221 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/22(水) 21:44:41.69
叫び声とともに出てきたのは平壌冷麺だった。
Aははじめてこれを食べた。
「うまい!親父、これはなんでこんなに美味いんだ!?」
驚くAに、にしんちゃんが軽蔑するような目で答える。
「人民の不幸の味が詰まっているのよ」

222 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/23(木) 02:13:11.93
と言うと、にしんちゃんは脱ぎ始めた。

223 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/24(金) 20:15:27.11
にしんちゃんは革のビキニを着ていた。
その体は全身これ筋肉の塊、そう、にしんはにしんは
殺人レスラー、ロマノフ・ニシンスキーの娘なの!

224 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/24(金) 20:46:44.72
「そんな、あのロマノフの・・・娘・・・」
Aは膝から崩れ落ちた。

225 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/24(金) 21:00:54.14
A定食入りまーす!

226 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 02:11:26.15
はて、鰊蕎麦と酒がA定食なのか疑問に思う打ちのめされたA

227 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 08:44:10.97
そのそばには
「僕も忘れてもらっちゃ困るよ!」と日清UFOが
鼻をふんふん鳴らしながら涙目で仁王立ちしていた。
そろそろ路線を修復しないといけない。
Aはそう感じたが、同時に面倒くささも感じていた。

228 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 09:12:09.80
「はぁっ……くっ……ふぅーん……」
仁王立ちしたUFOがもだえ始めた。下側の爪がぐぐっと反りあがり、
白濁したお湯がほとばしり出る。ほかほかした湯気があたりに充満した。
「ああっ……見ないで……恥ずかしい……」
湯きり口から麺の先が飛び出し、吹き出すお湯にピロピロと翻弄されている。
「駄目……具が……出ちゃう……っ……」
UFOは必死に湯きり口を手で隠そうとした。しかし、湯はUFOの意思とは
関係なく、衆目の中、テーブルの上にじゃぶじゃぶと流れ続けた。

229 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 17:02:27.54
A「あぁ〜もうダメ、我慢できない。ユー、今日なかいい?」
UFO「ちょっと待って、そんな!今日は!」
嫌がるUFOを無視してAは濃縮されたソースをUFOの中にぶちまけ、
腰をくねらせながら涙ぐむUFOのなかをグリグリとかき混ぜた。
UFO「てん・どん・・・マン・・・」

A定食が完成した。

230 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 20:53:42.17
A「ハフッ ハムハム ムフッ!」

231 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 21:16:06.25
Aは思う存分UFOを陵辱するとさっさと代金を置いた。

232 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/25(土) 23:57:49.42
「ありがとうございましたー」とにしんちゃんに見送られ蕎麦屋を出るA
途端に横殴りの雨。大型の台風が来ているようだ。金玉が痒かった。

233 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/26(日) 00:39:39.17
インキンの予感がした。

234 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/29(水) 22:09:22.86
Aはアムール川へ向かうことにした。
むしょうにチョウザメを捕りたかった。

235 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/29(水) 23:59:15.52
キャビアが無性に食べたくなったのだ。

236 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/30(木) 19:39:51.74
Aは安くロシアへ渡るために蟹工船に潜入した。

237 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/30(木) 22:16:29.10
だが船はあらぬ方角を目指し始めた!

238 :名無し物書き@推敲中?:2012/08/30(木) 23:17:56.71
やがて船はトロピカルなビーチに着いた。
砂浜には『マッドマックス島 人生の終着駅』という立て看がある。

239 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/01(土) 21:26:24.12
では、早速水着審査をお願いします。

240 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/02(日) 12:01:51.49
沖合いから一隻の小型揚陸艇が浜へ突っ込んできた。
揚陸艇は白い砂を10メートルほども滑りあがると、前面の鉄扉を開放する。
10人の水着美女が、わらわらと浜辺に上陸した。
↓エントリー番号1番からどうぞ!

241 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/02(日) 16:03:05.95
だが、エントリー番号1番は現れない。
11番の札を付けた女性が、途中で1番が殺されたのよ! と騒ぎ始めた。
その突発的な発想からして、ミステリー中毒者なのかもしれない。

242 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/02(日) 21:20:52.86
Aは探偵の衣装に着替えた。金玉が痒かった。

243 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/02(日) 22:23:09.01
「落ち着いてください、ミス・テリー」

244 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 18:02:44.78
「いやどす」
彼女は突然その場から走り去った。

245 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 19:31:15.23
「追え!あの女が犯人だ!」
Aが叫ぶと、水着の美女10人が11番を追いかけてビーチを駆け出した。
まず先頭に立ったのは漁協の事務員の加奈子(21)だ。

246 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 21:14:00.22
加奈子(21)は悶々としていた。股間が濡れていたのだ。
それでも漁協のスプリンターと言われた女、素早く追いついた。

247 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 22:21:21.97
しかし捕らえた11番は女装したおじさんだった。
すっぽ抜けたカツラを片手に、呆然とする加奈子(21)はもう、
カラカラに乾ききっていた。

248 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 22:23:33.61
「落ち着いてください、ミス・テリー」
「いやどす」
彼女は突然その場から走り去った。

249 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 22:34:45.75
「きっきゃあああああ」
突然叫んだのはエントリー番号2番、地元ヤンキー高2年のミミ子(18)だ。
高2だがなぜか18のこの娘の腕が、急にビクンビクンと脈動しだしたのだ。
「あッ……暴れるッ……あたいの手があああああッ!」
必死に押さえようとするも甲斐なく、高く突き上げたその右腕は、
ピースサインの形にトランスフォームした。
「きゃっほううううう!」
ジャンプするミミ子。カメラマンのファインダーの中に、
太陽から六角形のゴーストフレアが降り注いだ。

250 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/03(月) 23:54:23.54
あらゆる者に平等に訪れる滅び。
始まってしまったそれには為すすべもない。そう思われた。
しかし1人の少女の願いが奇跡を起こした。

251 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/04(火) 23:59:37.10
それはエントリー番号3番、東中学2年の秋乃(14)の願いであった。
「もう面倒だからエントリー番号4番から10番まで失格にしてよ!」
飽きてきた審査員の好意により、この願いは聞き届けられた。
4〜10番は滅びたのだ。まさに奇跡……!

252 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/05(水) 00:06:31.40
ミミ子(18)vs秋乃(14)のバトルが始まった。それとは別にAの股間は勃起しはじめていた。

253 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/05(水) 04:01:40.07
やれやれ。Aは射精した。

254 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/05(水) 20:30:33.10
Aの一発はゆきずりの法師の顔にかかった。
途端に取り巻きの猿、猪、河童が激高する。
「てめえ、残像法師様になってことを!」

255 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/06(木) 18:21:44.01
「これ藻前ら、キレれるんじゃありません」
法師は手下共をそうたしなめると、顔にかかった不浄を袂で拭った。
「これそこお方、この収集付かない状態をどうしようとお考えかな?」
Aは困惑したが、熱くくんずほぐれつするミミ子(18)vs秋乃(14)を見捨てて
適当な話をでっち上げ、一人逐電するのも惜しく思っていた。
なんとかこの場を取り付くろわなければ。
「ときに坊さん。先ほど6名が鬼籍に入ったことになったんですが、
不思議なパワーで復活させ、ついでに登場人物を2倍くらいに増やせませんか?」
ぶしつけな質問に法師の手下のサルが顔を紅潮させ、手にした棒を構えた。

256 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/06(木) 19:22:05.47
「よかろう。だが、数は自分で決めるのだ」
残像法師は、先端に星の付いた法力スティックをAに与えた。
「一回振るごとに登場人物がひとり増える。ご利用は計画的に」
「法師様、なりませぬ!」猿は激怒した。
Aは法力スティックを猿の頭に振り下ろした。

257 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/07(金) 17:10:29.54
一同がハッと息を呑む刹那、風はぴゅーと吹き、カラスはカーと鳴き、
何も起こらない間抜けな空気をもてあますこと数十秒、Aはふと漏らした。
「この法力スティックって、セーラームーンのなんとかスティックでしょ」
「貴様!法師様がロリコンだといいたいのか!ブーブー!」
「その通り、法師様はロリコンなどではないぞ!それからお前、
なんで河童のくせにブーブー言うんだ!おかしいじゃないか!」
「これ二人とも辞めなさい!」
「猿!なぜワシの口調を真似ておる?」
良くわからない形態模写を続ける旅の一行に冷たい視線を投げよこし、
Aはセーラー何とかスティックを片手に、争う二人の方に向き直った。
そして「やれやれだぜ」と心でつぶやき、バトル中のガールズに言い放った。
「なあ、一緒にキャビア食いにいかね?」

258 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/07(金) 17:16:19.90
それよかチョコレート、持ってなあい?」


259 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/07(金) 19:19:54.70
「チョコレート味のキャビアあげるからおいで」
Aはなんとかスティックを後ろ手に隠しながら答えた。

260 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/08(土) 02:33:36.54
近づいたらぶん殴ってバックに詰め、広島から逃亡するつもりだった。
そう、ここは広島。

261 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/08(土) 11:21:51.29
ヒルォォォォォスィムァ

262 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/08(土) 19:07:34.25
Aは先制攻撃を選択した。がっちり組み合って身動きの取れない
娘たちに、Aの凶棒が襲い掛かる。
「きゃーっ!」悲鳴。「この変鯛っ!」怒号。
たちまちのうちに、少女たちのふっくらしたもみじ饅頭が露わになった。

263 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/09(日) 22:37:13.12
「この中にひとり、こしあんがいます」
Aがいうと、周囲がざわめいた。

264 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/10(月) 02:11:25.91
「ちぇっ、粒あんが好きだったのに」と呟くと
即座に周囲から「なんだと!」と怒号が発せられた。

265 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/12(水) 18:29:56.79
「アンタ、前はうぐいす餡が好きだと言ってたじゃないかッ! アンタの好きなものって言うのは、そんなにコロコロ変わるような気安いものなのかよッ!!」
叫ぶ青年の後ろで、「ちくわ大明神」とCが言った。

266 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 00:26:34.68
C「ちくわ大明神」
D「おけらKING!」
A「あれは私のベンツですが。」
B「誰だ今の」
C「オレオレ」
D「オレやオレ」
B「いやお前のベンツちゃうやろ」
C「オレオレ」
A「だから誰やねん」

267 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 01:15:30.70
そう言うと、互いに尿道に針金を差し込み始めた。
パーティは始まったばかり。

268 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 06:27:32.14
まずは自己紹介が必要です。
とくにB、C、Dさんは。

269 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 09:49:42.37
Aが戸惑いながらもそう切り出したとき。
唐突にCの禿頭が輝きはじめた。
「わたしがかみです^o^」
唖然とするAを庇うようにDが動く。
「では、わたしがかみです^o^」
どうしよう、警察に通報するべきか。
Aが迷っていると、Bが颯爽と前に進みだした。
1、2、3、4、5、6、7。……7歩。
そこで立ち止まったBは、すっと天と地を指差した。そして、叫ぶ。
「天上天下唯我独尊!!」
AはBを警察に突き出すことを決め、携帯を取り出した。

270 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 21:10:01.89
電話を掛けると出たのは元FBI捜査官ロバート・K・レスラー氏
さっそく「プ、プロファイルをお願いします」と依頼した。

271 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/15(土) 21:36:25.67
ロバートのエロ写メが送られてきた。

272 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/18(火) 16:54:34.84
Aはその写メをBに突きつけると、ゆっくりと片目をつぶり、
悩ましげな口笛を吹きつつステップを踏み始めた。
事態の飲み込めないBは半ば戸惑いながら
「ヒュー」と口笛を吹くのがやっとであった。

273 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/18(火) 21:33:49.09
「パオーン」
象だ! 象が出たぞっ!

274 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/18(火) 21:58:15.05
「シマーッ」
シマウマも出たぞっ!

275 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/19(水) 16:29:42.01
C、Dが競うように騒ぎ出すのを見てさらにBは戦慄した。
「もう、この空間に正常な奴は一人足ともいやしないぜ!ヒュー」

276 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/19(水) 18:43:07.37
そこに埼玉県警のパトカーが走りこんできて、タイヤを軋ませながら停まった。
助手席から降り立ったのは、全裸の元FBI捜査官ロバート・K・レスラー氏だ。
運転手は、氷の目をした婦警さん。

277 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/19(水) 23:59:35.46
C「なんでここ広島に埼玉県警の車が?」
突っ込む所が違うぞ、C。

278 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/20(木) 20:43:00.11
ロバートが言う。
「埼玉が陸の王者だからさ」
そう、さいたまは海なし県では最も高い文化を誇る
先進地域なのだ!

279 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/21(金) 00:22:36.28
「アッハッハッハッハッ」ロバートが笑う。
股間の怒張した逸物も笑いと共に上下に揺れる。

280 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/21(金) 04:28:28.28
「自重してください、ロバート」
氷の目の婦警さんが警棒を振りかざし、
ロバートの股間の銃をしたたかに打った。
元FBI捜査官は地面にくずおれた。

ロバート・K・レスラー(1968-2012)
R.I.P.

281 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/22(土) 02:36:44.57
「それでは」
氷の目の婦警さんがパトカーに乗って走り去った。あと邪魔者はB、C、Dのみ。

282 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/22(土) 06:22:37.91
「パオーン」
象がDを踏み潰した。

283 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/22(土) 13:38:22.34
「こんなところで死んでたまるか〜!!」
AとBを置いたまま、Cは広島県境へと向かった。

284 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/22(土) 18:59:33.02
Cは死んだ

285 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/23(日) 09:22:39.53
ミミ子も死んだ

286 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/23(日) 23:28:25.61
死因は痔だった。アナルオナニーが好きで、最後はスイカを出し入れしていたのだが、
もっとでかい物という欲求に耐えられなかったのだ。享年十八歳。合掌。

287 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/24(月) 20:31:39.00
そんなことには目もくれず、Aは秋乃の腰にタックルし、草むらに押し倒した。
「あまーい餡は、この中かな?」
縦の葉脈を指でなぞり、その中心を強く押す。
と、面妖な、Aの指が饅頭の皮にずぶずぶと埋もれていく。
「ああっ、そこだけは堪忍して!」泣き声とも呻き声ともつかぬ声が娘の喉から漏れる。
秋乃の体は激しい刺激に狂奔していた。己の中央に突きこまれた指が、
右に、左に、まだ誰にも許したことのない餡をかき回すのだ。
太い指に切られた餡は、生まれてからずっと繋がっていた部分部分を切り離され、
例えようのない苦痛と喪失感を娘に浴びせかける。
秋乃は裸の腰でもがいた。だが、がっしりとホールドしたAの腕が、両太ももを離さない。
そして強くもがくたびに、Aの指が餡の中を真っ二つに泳いで、逆側の皮を叩くのだ。
屈辱。羞恥。だが同時に、切られたはずの餡が、男の指に絡まるように柔らかく動いて、
また完全なつぶ餡に戻ることに、秋乃は戸惑った。
そう、男の指は秋乃を破壊しているのではなかった。秋乃を変えているのだ……。

「きめえ」Bが吐き捨てた。

288 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/24(月) 23:55:36.16
そのBは横から襲ってきた鉄球になぎ倒された。
Bの最後の言葉は、

289 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/25(火) 00:05:51.85
「こ、これは徳川ヨーグルトの陰謀だ……」

290 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/27(木) 17:23:08.13
説明しよう。徳川ヨーグルトとは、

291 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/27(木) 20:39:01.13
江戸城お庭番、柳生苺みるくと徳川吉宗との間にできたヒミツの娘である。
色々なことが色々ヒミツなのである。

292 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/28(金) 01:27:21.44
民明書房刊「徳川家のヒ・ミ・ツ」より

293 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/29(土) 12:19:11.67
死んだBはブルガリアの出身であった。

294 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/29(土) 23:42:16.79
「よし、テコ入れだ」Aは叫んだ。過疎化しているこのスレに何をしようというのだろうか。

295 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/30(日) 08:13:15.40
「人物が増えすぎて混乱気味だぜ……」Aは呟いた。
そこで整理してみた。

★いまここにいる
A、残像法師、猿、猪、河童、秋乃、ゾウ、シマウマ
エントリー番号4-10(復活済み?)

★これから出るかも
徳川ヨーグルト

★退場済みか、名前が出ただけ
氷の目をした婦警さん、ミス・テリー、加奈子、日清UFO、
にしん、蕎麦屋の店長、、ロマノフ・ニシンスキー、
NAMIHey、男宝山の仙女、奈緒子、
A(α)、A(β)、こうそくん(仮名)、ブッシュマン、
藤、上藤、藤下、横藤、前藤、もp、クラーク博士、
トラフグ、今岡、黒猫、ニュースキャスター、
モロッコ、ミラノ、バチカン

★死亡
B、C、D、ミミ子、ロバート・K・レスラー、お富さん、
タラオ、88、両津勘吉、イクラ、マスオ、サザエ、
中島みゆき、醜スト工作員、ウ冠、元、ワ冠、
ジミヘン、僕(初代主人公)、女


296 :名無し物書き@推敲中?:2012/09/30(日) 08:17:31.07
「これから出るかもは名前が出ただけに統合すべきだった。
あと名前が出ただけに徳川吉宗と柳生苺みるく追加で。
やっつけ仕事でスマン……」
咳き込みながらAが言った。

297 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/01(月) 00:03:56.03
「さぁて、次は誰を殺そうかな」とAは呟いた。
そのは虫類のような視線に皆、小便漏らした。

298 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/01(月) 00:20:05.05
「次に死ぬのは……貴様だ!」
Aはライオンキックをゾウに向かって繰り出した。

299 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/01(月) 01:07:09.96
「パオーン」象は慌てて残像法師を踏みつぶした。

300 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/02(火) 23:51:05.45
次々と起こる死の連鎖。あまりのことにAは安部元首相のごとく脱糞した。


301 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/03(水) 19:01:34.67
スッキリしたら落ち着いてきた。

302 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/05(金) 00:59:16.47
恐怖のあまり象は逃げたぞう。地平線の向こうへ。

303 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/05(金) 01:34:28.24
と、地平線の向こうでキノコ雲が上がった。
「あつ、あれは動物爆弾ぢやないか!」
河童が言った。

304 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/05(金) 22:52:53.91
Aのキックを喰らうと、動物は爆弾になってしまうのだ……。

305 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/05(金) 23:52:40.77
猿と豚とシマウマは顔面蒼白になった。「ということは俺たちもか!」
Aは「次は誰にしようかな?」と言って躙り寄る。

306 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/06(土) 23:50:50.38
「次は……お前だ!」シマウマを蹴った。
「うわー」ドカーン
何故か河童が爆発した。
「どういうことだってばよ!」

307 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/07(日) 13:26:11.02
「喧嘩両生類だ」
Aの後ろで声がした。皆が驚いてそちらを向くと、
砂浜に立っていたのは大岡越前守忠相。
「……すべてのダメージを両生類に付け替えることで、
どんな争いも解決する名裁きよ!」

308 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/09(火) 22:31:10.34
しかしその大岡越前は屏風絵だった。
絵が喋った!

309 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/11(木) 22:18:34.32
「いかん……俺疲れてるわ」
Aはその場にしゃがみこんだ。

310 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/12(金) 02:47:46.39
「う、産まれるっ!」

311 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/12(金) 23:30:04.30
Aは産卵した。Aの瞼から涙がこぼれた。

312 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/13(土) 20:00:34.47
だがそれは脱肛だった。

313 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/14(日) 00:40:57.91
山田洋次「脱肛」のワンシーンのごとくであった。

314 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/14(日) 21:19:25.54
それは「がっこう」やなくて「だっこう」や。
どこからともなくツッコミの声がした。

315 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/19(金) 00:31:57.01
Aはそっと腸を肛門内に押し戻した。
その鈍痛と異物感にAは懊悩した。

316 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/19(金) 01:16:48.57
オーノー!

317 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/19(金) 15:12:34.65
なんと小野君が応援に来てくれたのだ

318 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/19(金) 20:08:02.64
小野君はAをもう一度脱肛させた。

319 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/19(金) 22:47:41.54
「だっこだっこ〜」
小野君は無邪気だ。

320 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/20(土) 01:03:12.45
この時は誰も気が付いていなかった。
小野君のの無邪気さこそがAを断罪するのだと

321 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/20(土) 06:16:55.41
秋乃が言った。
「あなたたち二人は死ぬべきよ!」

322 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/21(日) 16:37:11.12 ?2BP(0)
小野君「黙れッ!小娘がぁッッ!!」

323 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/21(日) 18:44:55.71
「そういうあんたは何歳なのよ!」

324 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/23(火) 20:29:47.21
「うるせーっ!」
小野君はジャイアントスイングで秋乃を地平線の向こうまで放り投げた。
ついでにAも放り投げた。

−広島篇 了−

325 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/23(火) 23:51:45.96
はい、ここでCMです。

326 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/27(土) 15:51:19.82
何、カツラがずれそうで相撲ができねぇ?
そんなときはこのズレナオール。

327 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/29(月) 20:52:53.87
でもヅラは治りません。

328 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/30(火) 15:52:37.20
− グンマー遭難編 − スタート

329 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/30(火) 23:16:42.45
Aは後ろ手に縛られ大酋長の面前に座らされていた。

330 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/03(土) 01:27:56.77
Aはグンマーに伝わる秘宝、だるまを探しに日光に来たのだった。

331 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/04(日) 18:47:29.09
直感によれば、だるまは大酋長の腹の中にあった。

332 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/07(水) 00:00:17.87
待てよ? だるまは大きいと聞いていたが、大酋長の腹はぺたんこだ。

333 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/07(水) 00:17:43.39
もしかするとAたちは既にだるまの中にいるのかもしれない。

334 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/07(水) 03:12:52.70
世界がだるま……その考えにAはショックを受けた。
そしてだるまは赤色変移を示しながら膨張するっ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

335 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/07(水) 22:12:45.67
ピカッ!大酋長の目が光った。

336 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/07(水) 23:56:43.26
Aはひっくり返った。何という眼力。そこに痺れる、あこがれるぅ!

337 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/08(木) 00:09:12.39
大酋長が厳かに口を開く。

338 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/08(木) 19:23:51.71
「お前がわしの後継者じゃ」

339 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/08(木) 20:41:37.58
「さあ、パンツを脱いで尻を出すのじゃ」

340 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/08(木) 21:12:33.79
仕方が無い。Aはマッパになった。アーッ!

341 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/08(木) 22:44:40.66
大酋長のしわというしわが伸びて、Aの体を包み込んだ。

342 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/09(金) 21:12:19.04
しわわせな二人であった

343 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/09(金) 22:12:30.78
「わたしは、さなぎ……!」
Aは錯乱しはじめたようだ。

344 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/10(土) 02:22:25.78
そして大酋長は死んだ。後継者は錯乱坊のA。

345 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/10(土) 05:13:06.15
Aは大酋長の県民葬を行うことにし、グンマーの諸部族長へ使者を送った。
その口上は「大いなる酋長より小さき酋長どもへ」からはじまっていた。

346 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/16(金) 00:03:31.26
しかし、間違って大都会トチギーに送ってしまったのが運の尽き。

347 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/16(金) 00:22:29.11
ごめんね、ごめんねー

348 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/18(日) 02:59:55.81
グンマーは謝っても許さんと土人を30人ほど送ってきた。
「かわいがってね(ハァト」の文と共に。

349 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/18(日) 03:11:04.86
訂正
 グンマー → トチギー

350 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/19(月) 16:39:47.89
戦争になったがトチギーの一方的な攻めになった。受けのグンマーは、

351 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/20(火) 19:25:24.74
帝都宇都宮を陥落させるべく真田十勇士を送った。

352 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/24(土) 11:41:16.97
しかし7人は討ち死にした。生き残ったのは……

353 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/25(日) 22:59:11.03
トマホーク佐助、モヒカン才蔵、アパッチ青海入道の3人。
3人はあまりの被害の大きさにグンマーへ取って返し
Aに謁見を求めた。

354 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/26(月) 16:25:49.19
Aは謁見を拒否し、「勝つまで帰ってくんな!」と怒鳴った。

355 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/28(水) 00:02:37.84
怒った3人はAのPCのハードディスクをフォーマットした。

356 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/01(土) 21:13:30.43
ああ、AのBLコレクションが消えた……涙に暮れるA

357 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/05(水) 21:21:56.63
その間にトチギーはグンマーに侵攻を続けた。
Aが3人を処刑しようとしたその時!

358 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/05(水) 22:21:59.75
「ぷすっ……」Aがすかしっ屁をこいた。
Aは3人を処刑した。

359 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/18(火) 15:31:19.01
あーん、スト様が死んだ!

360 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/23(日) 00:52:45.82
グンマーの標高3000メートル以下は全部トチギーになった。

361 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/23(日) 21:37:32.44
ttp://space.geocities.jp/cornorposts/test/index.html
こんなスレを待っていた!
俺のクロノ・メビウスを、どんどん補完していってくれ。

このスレ発!

362 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/26(水) 23:57:00.82
そのころ首都東京では蝉が鳴いていた。

363 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/27(木) 00:22:39.89
セーミセミセミ セーミセミセミ……

364 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/30(日) 01:26:22.64
すぐ死ぬ運命だとも知らずに

365 :名無し物書き@推敲中?:2012/12/30(日) 02:21:27.06
「ククク……果たしてそうかな……」
蝉の一匹がうそぶいた。

366 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/01(火) 01:55:46.71
そう言ったのち、蝉はポトリと地面に落ちた。
夏の終わりだ。

367 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/02(水) 00:14:52.24
「号外〜号外〜!」
号外売りが叫んでいた。

368 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/02(水) 00:16:55.76
蝉には蟻が群がり巣に運び込まれた。秋の風が吹き始めていた。

369 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/02(水) 01:53:54.59
食欲の秋である。

370 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/02(水) 21:17:24.97
号外売りにも蟻が群がり巣に運び込まれた。新聞は秋風が吹き始めていた。

371 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/02(水) 23:01:20.35
キリギリスが歌っていた。

372 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/03(木) 17:04:52.63
鯉しちゃったんだ多分気づいてないでしょう

373 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/03(木) 17:56:36.05
心の中にも秋風が吹いている秋の夕暮れだった。
樹海の中を私は縄を木の上から吊って静かに夜になるのを待っていた。
コオロギの声がかすかに聞こえてきた。
その時突然何かが落ちてきた

374 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/03(木) 18:02:24.37
それは警視庁のマスコット、ピーポ君だった。

375 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/09(水) 03:07:13.78
ピーポ君はポツリと呟いた。
「なんでやねん、お前は、

376 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/09(水) 08:56:49.02
いらんことせんでワシがしたいときに股開けばええんや」
鬼畜であった。

377 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/09(水) 09:54:38.13
つくづく火星に埋まりたい

378 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/09(水) 12:22:16.27
あたしじゃ不満? ビーナスが言った。

379 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/11(金) 00:01:38.90
ビーナスは雁首の太ましさにワナワナ震え

380 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/13(日) 12:15:43.68
水星に逃げた。チャプーン

381 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/16(水) 13:39:36.50
どかーん

382 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/16(水) 13:40:56.83
モワモワモワッ

383 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/17(木) 00:10:40.22
屁爆者に謝罪を

384 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/19(土) 02:25:21.51
韓国人はそう言った。

385 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/19(土) 02:40:05.44
韓国人はそう言った。

386 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/22(火) 00:29:14.23
大事な事なので二度言いました。
その時、

387 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/26(土) 14:32:11.37
シーラカンスが現れた

388 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/26(土) 16:13:52.33
「おっれったっちゃ古代魚3人組よ〜」
「シーラカンス!」

389 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/26(土) 22:57:13.21
シーラカンスの場合は あまりにもおばかさん
シーラカンスの場合は あまりにもさびしい

390 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/28(月) 15:36:56.67
シーラカンスの中にはシーラカンスでない者もいる。
羽の生えたシーラカンスはその一例である。
これはシーラカンスの定義を超えて似たものをシーラカンスと人々が呼んでいるからだ
つまり名前上シーラカンスでも本当は別の種類である場合もありうるということだ

391 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/28(月) 20:03:13.96
「そんなバカな・・・」
そういうとヒデキは山の彼方の空遠くを眺め、今夜のおかずについて思いを馳せた。

392 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/28(月) 21:25:32.59
そう、今晩は「バーモントカレー」だ。

393 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/28(月) 22:00:21.34
ヒデキ、カンゲキ!

394 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/28(月) 22:12:39.00
「ハヤシもあるでよ」
仁鶴は不敵な笑みを浮かべ、
「まぁるく収めまっせ」
とそれが危険なビジネスを匂わせた。

395 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/29(火) 19:40:46.41
ところが「ハヤシもあるでよ」 という台詞は実は南利明のもので、
そもそも仁鶴が名古屋弁を喋るはずもないのであった。

396 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/29(火) 20:49:05.73
「エセ名古屋弁はゆるさんだがやー!」
ナナちゃんのシャチホコキックが仁鶴に炸裂した。

397 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/30(水) 01:45:13.11
仁鶴の番組の前説をしていたさんまだった。

398 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/31(木) 01:16:31.75
それはともかく仁鶴は「いっひっひっ」と不気味に笑うと
こう言った。

399 :名無し物書き@推敲中?:2013/01/31(木) 20:15:20.68
「Windows8ゲットだぜー!」

400 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/01(金) 01:33:42.44
持ってるPCがタッチパネルになると信じてのことだった。

401 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/04(月) 14:54:33.81
だが、ここで意外な事実が露呈された。

402 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/04(月) 15:22:31.86
液晶モニタに取り付けるタッチパネルが売っていた

403 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/04(月) 15:51:18.74
「な、何だこれは?」

404 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/04(月) 19:26:13.09
見知らぬおじさんが説明しだした。
「わたしがタッチおじさんだ」

405 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/05(火) 19:34:39.06
しかし、仁鶴は「いや、その理屈はおかしい」ぼそっと呟いた。

406 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/05(火) 21:58:10.35
バックの中に、殻をむいた脚の身だけが、剥きたての綺麗な形のままで
三十本程も詰めてあるそれは、数時間前に求めた時には、まだ表面を覆う氷が
冷凍庫の中扉内についた氷柱のように白濁していたものだが
今はそれもだいぶ透き通り、重ねられた身の上段の方方では
そろそろ氷片も剥がれかけてきている。
この分なら、後で酒を始める時分には、さぞいい塩梅に解凍されている事だろう
と私は女の喜ぶ顔を思い浮かべ、ひどく満ち足りた思いになった。

407 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/05(火) 22:10:12.10
Aが女の家に着くと、ドアノブにべったりと血がついていた。

408 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/06(水) 19:21:45.53
こっこれは生理の血。女はドアノブで何を・・・

409 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/06(水) 22:44:36.20
なぜ生理の血とわかったのか懸命なる読者諸君はすぐにわかっただろう。

410 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/07(木) 22:29:55.64
青い血だったからだ。
生理の血と赤ん坊の尿は青い。
ソースはCM。

411 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/07(木) 23:13:01.75
そう、女はイカ娘……

412 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/07(木) 23:53:08.62
私が潮騒だと思った音、それは

413 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/08(金) 09:47:02.83
隣のじいさんがウガイをしてる音だった。

414 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/08(金) 10:49:57.43
じいさんのうがいの声はでかい。
「ウガー ウガー ウガー ウガー!!」
私は内心やかましいわと思っていた。

415 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/09(土) 23:36:13.40
ある朝じいさんが冷たくなっているのを発見するまでは。

416 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/10(日) 00:38:49.77
ふと、手元に目をやると、バールのようなものを握り締めているのに気づいた。
「母さん、俺やっちまったよ……」
クイーンの曲が頭の中で流れ出した。

417 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/10(日) 01:43:43.41
俺は踊り始めた。
ゾンビの格好をしたバックダンサーが集まってくる。

418 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/10(日) 23:29:01.16
「スリラー!」
ちょっと待て。クイーンちゃうやんけ。

419 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/11(月) 12:51:41.12
慌ててコサックダンスを踊り始めた。

420 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/14(木) 12:45:11.19
それをプーチンがじっと見ていた。
彼は叫んだ。只一言。
「殺れ!」と。

421 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/16(土) 00:44:36.63
バックダンサーは死んだ。鱶の餌になって。

422 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/16(土) 22:50:29.52
Aは鱶の背中をフカフカの枕に見立てて眠りについた。

423 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/17(日) 19:24:36.48
プーチンは深く息を吐き出すと満足そうな顔で車に乗り込んだ。

424 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/17(日) 19:38:04.94
プーチンの車に続いて犬たちが乗り込んだ。生肉の匂いがしたようだ。

425 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/17(日) 19:41:57.23
ハコ乗りのプーチンが「きゃっほう!」と叫んだ。

426 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/19(火) 18:41:54.14
メドヴェージェフもそれに合わせて「きゃっほう」と叫んだ。

427 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/19(火) 23:34:06.32
スターリンも(以下略

428 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/20(水) 01:10:34.82
そんなロシアに隕石が墜ちたのだった。

429 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/20(水) 01:30:45.85
アッー!(迫真)

430 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/20(水) 21:19:14.29
淫石は108に分裂しシベリアの大地に降り注いだ。

431 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/24(日) 00:41:46.77
煩悩の始まりである。プーチンは非常事態宣言を出すっ!

432 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/24(日) 03:07:22.38
だがそれは非情事態宣言だった。
無慈悲な怒りがプーチンを狂わせる。

433 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/28(木) 00:33:42.47
屁でかまいたちが出せるという技を持つ

434 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/28(木) 00:39:54.49
なぜって?そりゃ、いたちの最後っ屁だからさ!ってね!

435 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/28(木) 23:22:12.64
地味な予感に囚われて、Aは誰でも良いから女を口説こうとした。

436 :名無し物書き@推敲中?:2013/02/28(木) 23:48:30.13
地面からヒラリーが生えてきた。

437 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/01(金) 00:52:41.69
ヒラリーのビラビラが

438 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/01(金) 23:17:08.65
プーチンを包み込むように躍動し始めた。

439 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/02(土) 04:11:01.95
「ふっ、お前の好きにはさせんよ」そういうとプーチンのペニスがみるみる怒張し、
一筋の大剣へと変貌を遂げた。

440 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/02(土) 09:46:39.89
その大剣にはいくつもの目があり、鳥と獣と狗と人の顔があった。
それぞれの顔は人の体のような姿があり、それから翼が生えていた。
翼は各々の顔とつながり、その周辺を金属の輪が囲み、
その金属の輪の向きによって進行方向が定められているようだった。

441 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/03(日) 15:36:48.51
「良かったね」プーチンは褒められた。

442 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/03(日) 16:25:56.45
ややこしいイチモツがポロリと取れて、地面に落ちた。
また大人の階段を一歩上がったのだ。

443 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 11:16:07.21
ややこしいイチモツは土に返り、やがてそこからややこしい芽が萌え、
ついに、ややこしい花が咲きました。

第一部 完

444 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 12:45:10.60
444――不吉なナンバーだろうか

445 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 22:20:46.53
フォウ!フォウ!フォウ!
森の中でマイケルの啼く声がする。

446 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 23:13:39.10
フゥー
逝ったようだ。

447 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 23:51:21.66
吾輩は猫である。

448 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/04(月) 23:57:59.13
そして君は子猫ちゃん。

449 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/05(火) 00:34:54.39
そう! 愛しのベラドンナ

450 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/05(火) 00:39:01.23
性別はまだ無い

451 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/05(火) 03:40:20.80
男に愛されれば女になる。女に愛されれば男になる。
そう、それは愛という名の確率の雲。

452 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/05(火) 14:04:44.66
貴様はっ、楽太郎!

453 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/05(火) 18:00:26.09
ついに発狂した

454 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/06(水) 01:12:38.66
しかしそれは演技だった。
「へへへ!敵を欺くにはまず味方からってな!」
内心そう思いながら狂人を続けたのだが、その姿は本物のそれとまったく区別がつかないほど完璧だった。

455 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/06(水) 19:44:22.51
にんにきはっかか、ひじりきほっきょっきょ

456 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/06(水) 20:20:31.76
「とまれ!あやしいやつ!」
少年警官が誰何した。

457 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/06(水) 23:26:22.98
すると、たくさんの人が止まった。

458 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/07(木) 00:35:46.88
「誰だ?」「俺だ」「いや、俺だろ」「いえ、お前だ」「俺に決まってるだろ」
議論が始まった。

459 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/07(木) 12:12:26.51
「この中で一番あやしいやつを決めよう。」と全裸の男が提案した。

460 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/07(木) 20:05:17.58
「うはぁ…はぁはぁ…ううう…おぅ…はぁ」毒ガスマスクを付けた男が
なんか喋っているが何言っているのかさっぱりわからない。

461 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/07(木) 20:53:46.93
唐草模様の風呂敷包みを背負った男が
そっと現場から離れようとした。

462 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/08(金) 23:16:06.68
「待て、そこの男!」
少年警官は男を射殺した。見てた男たちは脱糞した。 

463 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 11:44:34.80
臭いがし始めた

464 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 13:08:07.62
開いた風呂敷包みの中から、昏睡した美○○が転げ出た。

465 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 19:43:19.04
「なんと言う事だ」そう言いながら男たちは美○○を陵辱し始めた

466 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 21:05:24.38
美屍鬼は覚醒し、男たちの生殖器を貪り食った。

467 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 23:25:57.35
「待て!」少年警官は叫んだ。そしてタウバーンと書かれた自転車に飛び乗ると
キコキコ漕いで近付き
「颯爽登場! 銀河美少年タウバーン!!!!!!!!!!」と絶叫。

468 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/09(土) 23:43:25.85
「リテイク!」美屍鬼が叫んだ。
タウバーンの登場シーンは撮りなおしになってしまった。

469 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/10(日) 09:56:06.16
納得できなかった少年は脱ぎ始めた。

470 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/10(日) 10:14:10.98
脱いでみるとちんちんがついてなかった。
特殊な環境で育ったため性差について無知なのだった。

471 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/10(日) 14:17:33.90
黄砂に吹かれてしまう。

472 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/10(日) 17:13:40.55
超深夜番組2.5PMのお時間だ。

473 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/10(日) 19:42:37.39
深夜に馬刺しを食う男が一人。忍者の頭で有る。

474 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/12(火) 00:37:30.28
「お頭……」
物陰からそっと現れた男は、忍者の右腕だった。

475 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/12(火) 00:56:59.00
なんだい?
泡を吹いて目を剥く馬の横でお頭が答える。
この馬、生きながらに刻まれ半分は馬刺である。

476 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/12(火) 01:22:23.08
馬はかつて忍者の足と呼ばれた名馬であった。

477 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/12(火) 01:27:18.73
なるほど。生き馬の目を抜くとはよく言ったものだ。
そう思うと笑いがこみあげてくる。

478 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/12(火) 02:06:38.24
目か、いいぜ。目玉の中の水うまいよな
そういってお頭は馬の目をクナイでほじる。
頭の中を読まれた。腕はしょせん腕にすぎぬか

479 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/13(水) 19:31:28.54
そう思うと、なぜか自民党が勝利した。

480 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/16(土) 21:52:10.06
あめ色の忍者が堪忍ならねぇと言った。

481 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/16(土) 22:06:05.20
あずき色のくの一が同意した。

482 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/17(日) 04:47:53.72
その後ろに控えるのは彼女の部下達。侵攻の下知を期待した目は期待に鈍く輝く。

483 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/17(日) 08:20:23.95
ネズミ、イノシシ、シカの3頭であった。

484 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/17(日) 15:14:15.35
三匹はこんがり焼かれて香ばしそうに燻っていた。

485 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/17(日) 23:40:21.38
ニンジャはスパイスが決め手である。

486 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/17(日) 23:46:21.85
これがスパイスニンジャの決め手となったのだが、それはまた別のお話。

487 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/18(月) 00:29:51.01
大事な話を始めよう。

488 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/18(月) 23:23:48.18
さて、時は天明三年。江戸の城下町で。

489 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/19(火) 00:06:58.81
「てーへんだてーへんだ!お前らは社会のてーへんだ!」
「なんだい?くまさん!えらいことを言ってくれるじゃないかい」
「それどころじゃねぇよ!ご隠居!」

490 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/19(火) 00:29:46.90
「団子屋のおミツがさらわれたんだってよ!」
「団子のお皿が割れたのかい」
「ちげえよ!ヘリから降下してきた全身黒タイツの5人組に連れ去られたんだってよ!」

491 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/19(火) 04:08:58.44
長屋の往来では、男たちが仕事もせずに噂話に終始。
井戸から水を汲み帰ってきたハチベエの嫁は、その集まりを見かけると声を荒げた。

492 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/20(水) 22:26:33.04
「裏の土手に土左衛門が上がったんだって、末広町の親分が飛んでいきなすった
寺に運ぶのに男手がいるから、みんな来てくれだとさ」

493 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/20(水) 23:25:06.47
男たちが土手へ向かおうとすると、甍の上にUFOが現れ、
トラクタービームで土左衛門を吸い上げるのが見えた。

494 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/20(水) 23:45:48.79
「カーク船長、溺死者を回収しました」
「よくやった、ミスター・スポック」
USSエンタープライズ内での会話である。

495 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/21(木) 00:33:24.79
吸い上げられた溺死者と見えたのは死んだふりをしていたハチベエだった。
八兵衛は嫁にテレパシーを送る。
「・−・・ −−− …− ・ −− ・」

496 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/21(木) 00:44:51.57
解読
「アカグミノユウショウヲイノル-ナンキョクカンソクタイヨリ」

497 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/21(木) 01:19:37.87
−第4章 スペース道宙膝栗毛−

498 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/21(木) 02:47:47.15
「こんなにお天道様が遠いたぁ思わなんだ。……ほれ。まだ、ちいと大きくなったきりじゃ」
「そりゃそうじゃ。神様がおわす所じゃし、遠いのは当たり前じゃろう」
虚空を行く木造の宇宙船。ヤジロベーとキタハチはエンタープライズ追跡の任を負っていた。

499 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/21(木) 23:54:21.52
「パラリラ パラリラパラリラ」
けたたましい真空音が響き、ダークマターの影から木曽義仲と静御前が現れた。
シャチホコの外宇宙バイクに二ケツして、薙刀を振り回しながらヤジキタの舟へ幅寄せしてきた。

500 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 00:09:36.17
「やーめーろーよー。こーわーいーよー」
ヤジキタは涙目だ。

501 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 00:38:00.65
その矢先、目の前を信号が流れる。
ハチベエのテレパシーによるモールス信号だ。
二人はモールス信号をたどり、ハチベエが乗るエンタープライズに追いついた。

502 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 00:42:00.73
  ノ ─┬   目 ─っ _フ  /  ┼"  --  __  田マ 白|フ
  │口│  _/|_  (  0) /^し /こ  (___. (ノ) 土丁 ム |)

503 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 02:45:27.33
あの子の白さの中でボクは土下座したい
恥ずかしく
恥ずかしく
http://www.youtube.com/watch?v=VfebTtkGXDY&feature=endscreen&NR=1

504 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 19:58:07.34
「ちくわ大明神」

505 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/22(金) 21:06:05.98
謎の合言葉とともに通信回線が開く。
やじきたのスクリーンに由美かおるの入浴シーンが大写しになった。

506 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/23(土) 05:48:53.24
大明神の股間が大魔神へ変化していく

507 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/23(土) 19:51:02.77
ビンビンのピンコ立ちしようとする股間に囁きかける声一つ。
「閉経婆だよ」

508 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/23(土) 23:48:40.67
しかし股間の彼は怯まず、その存在を雄々しく屹立させた。
「構わぬ!」

509 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/23(土) 23:56:47.52
ヤジロベーは着衣を脱ぎ捨て、勢いよくスクリーンに向かって突進した。
パネルに激突する! と見えた瞬間、キタハチがチャンネルを変更すると、
全裸のヤジロベーは『風とともに去りぬ』に吸い込まれていった。

510 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/24(日) 11:15:42.53
「ううっ・・・ここはどこだ・・・?」とキタハチ。
「ここは銀幕の向こうの風と共に去りぬの世界」
「なんだって!?」とキタハチ。

511 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/24(日) 20:57:26.23
遠くで北軍の砲声が轟いていた。

512 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/24(日) 23:13:45.22
南軍は黒人をターミネーターに改造していた

513 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/24(日) 23:38:32.51
マシリト博士が作った初号機から数えて3世代目の、キャラメルマン3号量産型である。

514 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/25(月) 00:27:15.76
初代から受け継いだキャラメルソースを武器に明日も戦うのみだ。

515 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/25(月) 01:43:38.85
ゆくぞ! 大都会島へ!

516 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/25(月) 06:00:43.10
敵は身内にいる。

517 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/25(月) 07:40:52.02
マイクロソフトの純正品でなく、海賊版ソフトを組み込んだため、ある言葉を聞くとフリーズしてしまうのだ。

518 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/28(木) 06:04:00.86
「尻が割れていますね」阿久地が指摘した。

519 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/28(木) 19:37:21.07
ケツから魔法を出すためですよ

520 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/29(金) 20:47:30.83
キタハチの魔法をヤジロベーが吸い込む関係である。

521 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/29(金) 23:49:42.93
やめて!私に乱暴する気でしょう! エロ同人みたいに

522 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/30(土) 01:04:14.28
だがその頑なな抵抗も、ひと尻吸い込むまでのこと。

523 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/30(土) 01:17:34.51
阿耨多羅三藐三菩提

524 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/30(土) 11:23:05.12
呪文で阿久地が封印された。

525 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/30(土) 20:22:56.91
その時、キタハチは少女の尿を啜っていた。

526 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/31(日) 11:32:34.74
キタハチは少女を水濾過装置として使っていた。

527 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/31(日) 11:45:38.18
女性ホルモンが多くてキタハチにみるみるヘアーが生えてきた。

528 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/31(日) 12:11:08.29
髪の長いキタハチはオードリー・ヘップバーンそっくりだった。
いや、むしろ本人だった。

529 :名無し物書き@推敲中?:2013/03/31(日) 22:00:19.68
それはまるでラビアにピアスをするように。

530 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/02(火) 06:27:16.72
「そういえば蛇にピアスって小説があったとか…」
オオトリが屁をプッとこくとばーんと爆発した。

531 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/02(火) 19:47:32.47
ビッグバンである。

532 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/02(火) 19:50:21.21
時が動き出した。

533 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/02(火) 19:50:55.48
その瞬間、胸の内の何かが弾けた。

534 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/02(火) 19:58:01.65
めばえである。

535 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 07:54:20.39
性のめばえであった

536 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 16:55:36.65
それは、ツクシに似ていた

537 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 21:25:39.07
「あら、こんなところにつくしがあるわ」
裸頭巾ちゃんが近寄ってきた。

538 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 21:42:40.50
「よいしょ」
裸頭巾ちゃんはツクシの上に腰を下ろした。ツクシは体内に入ってきた。

539 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 22:42:49.09
ヒトクイツクシモドキ。それがツクシの正式名称。
その獰猛な植物は裸頭巾ちゃんの肉を容赦なく噛み千切る。そして即座に養分とし、ついには人くらいのサイズになった。

540 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/03(水) 23:55:40.71
「次峰、鬼頭巾参ります!」
そういって駆けてきた鬼頭巾ちゃんが、万力のような股間で
ヒトクイツクシモドキをくわえ込んだ。

541 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/05(金) 07:54:51.92
ヒトクイツクシモドキは幸せに包まれたかのように暖かさと優しさに包まれて目覚めると朝だった

542 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/05(金) 14:02:27.36
鬼頭巾がエプロン姿で朝食の支度をしていた。

543 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/05(金) 15:44:01.38
エプロンの下には何もつけていない。

544 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/05(金) 21:44:56.33
「ぁさごはんは っくしょ」

545 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 01:09:14.86
「よし、もう一戦」
ヒトクイツクシモドキは挑みかかった。

546 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 12:01:29.58
セックスは気持ちいい

547 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 14:42:35.89
一戦を終え、我に返った。すると背後から

548 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 15:46:20.99
オマンクパァが襲いかかってきた!!!

549 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 16:10:35.86
別名マンイーターとはよくいったものだ。
と感心してその造形美に酔いしれ心奪われる。

550 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 23:24:23.35
再び射精。今度は絞り尽くされる。

551 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 23:32:27.53
まだ大将戦があるというのに、つくしは力尽きてしまった。

552 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 23:33:36.78
「この世にある全ての性欲をなくしてやった…」
彼の最後の言葉、そして呪いだった

553 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/08(月) 23:48:33.23
つくしの時代は終わった。
これからは瑞々しいつぼみの季節だ。

554 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/09(火) 00:33:13.49
つぼみは自らが咲き誇る日を、じっと待っている。

555 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/09(火) 00:58:54.79
しかし、なまら我慢が出来ない性格なのであった。

556 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/09(火) 02:19:07.44
世界中のみんなー 俺に性欲を分けてくれー!
ふたたび狂い咲きの日々が訪れることになろうとは、まだつぼみには知るよしもなかった。

557 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/09(火) 06:28:01.94
「あと3日は待たなきゃだめよ」巡回のミツバチが諭した。
実際、肉厚の花弁は裏がほのかに色づいたばかりで、
内に秘める水密もまだまだ甘くなり始めた程度。

558 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 00:21:32.20
あなたは人間でしょう。
早く起きてコーヒーを飲みなさい。

天から声が聞こえてきた

559 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 03:53:23.00
赴くままに闊歩する人間が羨ましいと思ってことはこれまでにも度々あった。
だけど、この身じろぎ一つできない身体のどこが人間なのだろうか。
訝しむその様すら、つぼみには表すことができない。

560 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 04:05:04.24
ブイーン。
どこか遠くで草刈り機の音がする。

561 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 17:21:15.12
オマンクパァだ!! オマンクパァが草刈り機を持って、襲いかかってきた!!!

562 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 19:41:28.32
草刈り機、それは映画『ブレインデット』より続く伝統の武器。

563 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/10(水) 22:34:51.37
ゴゴゴ……。
つぼみは除雪車に乗って戦いを挑んだ。

564 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/11(木) 17:29:14.82
重さ2トンに達する除雪車を、自由自在に操るつぼみ。
それに対抗するは、草刈り機を振り回す身長2メートル、体重20トンの細長い怪物、オマンクパァだ。

565 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/12(金) 19:41:09.26
つぼみは忍者のように素早く動いた。アナルを狙う気だ。

566 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/13(土) 01:07:51.27
ドッキング・オペレーション!(アニメパンツを穿く

567 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/13(土) 19:36:12.34
数ある働く車のなかでも、除雪車は突進系最強の攻撃力を誇るが

568 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/13(土) 20:32:31.06
後方の防御力は非常に低かった。

569 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/16(火) 00:48:43.35
その中でも特に弱い接続部をよく狙い撃ちこめばよく響く。

570 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/17(水) 19:25:04.94
カポーン。
いい音だ。

571 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/17(水) 23:15:03.31
穴から納豆が出てきた。

572 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/18(木) 00:59:09.08
先住民に対する移民達の攻撃は激しさを増していく。

573 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/18(木) 03:36:40.70
その動乱の最中に人間だった頃のオマンクパァはいた。
移民を称する侵略者が持つ火を噴く鉄筒は脅威だが、
戦士としての誇りをかけて彼は戦場へと向かった。

574 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/18(木) 20:00:29.48
しかし戦のさ中に彼は凶弾を受け倒れた。
騎兵隊のフロント・ホック軍曹の手柄だ。

575 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/21(日) 23:18:36.57
そのフロント・ホック軍曹も後年、納豆の食い過ぎで死ぬのであった。

576 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/24(水) 21:31:27.90
納豆風呂で溺れた娘を救わんとしての殉職である。

577 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/26(金) 02:30:15.91
それまで納豆風呂こそが人生の全て、そう豪語して止まないフロント・ホックの娘だった。
だがその事件以後、オクラ風呂の先駆けとして歴史に名を馳せたのだった。

578 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/26(金) 22:23:04.23
オクラには青紫蘇である。宇宙の真理だ。

579 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN
真理は17歳。

580 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
いろいろ気になる年頃だ。中でも、

581 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
ホストと呼ばれる男と戯れる夜の世界には殊更興味があった。
真理にとっては別世界であったが、

582 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
ある夕べ、西から太陽が昇ったことで、

583 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN
世界が反転した

584 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/02(月) 22:52:43.55
その反転こそが好転のきっかけとなり資本主義経済は復調の兆しを見せ、
気づくと二つに増えていた太陽の片方こそは超新星爆発したベテルギウスの余韻で
まぶしく、庇うようにふと地面に目をやると

585 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/02(月) 23:57:44.84
どす黒い物体が口を大きく開けて

586 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/03(火) 10:38:40.58
うんこした

587 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/03(火) 16:53:50.27
まさに、その刹那

588 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/03(火) 17:11:29.24
神より啓示をうけた母より誕生した幼子が、その物体の中。深淵の窺わせる物体の口腔へと投げ出されて消えていった。

589 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/03(火) 19:17:05.72
残機が1減った。

590 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/03(火) 21:07:17.77
そして、うんことして排出される

591 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/04(水) 00:18:58.62
ぴろり〜ん

592 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/04(水) 12:05:40.55
どうやってクリアすればいいんだ……K氏は頭を抱えた。

593 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/04(水) 21:18:34.76
ここを越えなければ愛しのヒラリーに求婚できない。

594 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/05(木) 00:38:21.08
豆腐メンタルで文学界に名を馳せたkと言えども
此処で踵を返す訳には行かん、そう勇猛な決意を

595 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/05(木) 01:07:17.18
した途端、Kと社会とを隔絶してきた部屋の戸が轟音と共に砕け散る。

596 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/05(木) 21:18:51.95
扉の向こうにはシルヴェスタ・スタローンが立っていた。

597 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/05(木) 23:52:41.34
「闘いの準備はできたか?」

598 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 06:06:35.96
Kは傍らの鉄パイプを拾い上げた。
これが答えだ。

599 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 11:01:20.93
「ファイナルアンサー?」

600 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 22:26:05.21
そう問いかけてきた御法川のどす黒く焼けた眉間によせられたシワが
空撮されたサンアンドレアス断層帯に見えて仕方がなかったが、

601 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 22:30:18.62
とりあえず、うんこをして誤魔化した。

602 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 22:59:20.03
体が軽い

603 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 23:14:33.72
どこへでも、どこまでも行けそうだと思えるほどに。
Kはその幸運を捕えて、世界に解き放たれるかのように部屋から走り去る。
立ち尽くすスタローンには脱糞の濡れ衣を着せてやろうと考え、

604 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 23:52:22.84
そのアイディアに、そうだ、思い出したよ! 若者らしくほくそ笑んだ、
そのときのことさ! スタローンはぼくことKに、

605 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/06(金) 23:59:31.76
うんこをなすり付けた。

606 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 00:11:54.85
なんて泥(糞)仕合だ。やれやれ。

607 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 03:30:06.68
そう呟くと御法川は芝居がかった仕草で拍手をし、モニターの電源を自分で落とした。
昨日、炊飯器の予約スイッチを押し忘れて嫁にしばかれた屈辱がようやく晴れた、
そんな気さえしてきたのだが、

608 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 03:31:57.37
今日もメシ抜きなのである。御法川は激怒した。必ずや、

609 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 03:43:32.84
次に頂戴できる食事には是非にでも納豆を付けて貰わねばなるまい。
決意も固く眉根を寄せて寝室へと向かうが、

610 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 11:10:16.63
ベッドの上には、こんもりとしたうんこが!

611 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 15:20:48.26
さっきまでここにバットマンがいたということだ。

612 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 22:07:25.30
しかも、蛹からかえりたての蝶のようにまだ新しいモノであるのが
触れるまでもなく御法川もん太郎にはわかった。

613 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 22:19:42.59
御法川もん太郎はバットマンのことをバットメンと呼びたかったが、

614 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 22:22:03.49
呼ばなかった。それというのも

615 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/07(土) 23:00:20.60
バットマンは御法川の2コ上だからだった。

616 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 02:05:09.17
バットマンは御法川をミットマンと呼んでいた。

617 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 05:53:47.32
それは彼のみが用いる、御法川に対する侮蔑に近い感情の現れからの呼び方だった。

618 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 07:14:54.29
彼らがそう呼び合う理由は幼少時のある事件に因った。

619 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 09:50:55.87
時は遡る。四半世紀ほど前、彼らが未だ少年と呼ばれていた時の事である。

620 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 12:28:03.81
2人が住んでいた長屋の隣に、霧子ちゃんという女の子の家があった。

621 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 12:34:24.99
霧子ちゃんの家にはある秘密があった。

622 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 15:23:15.34
より正確にいえば、彼女の家の横にある一体の小さなお地蔵様に関しての
秘密なのだが、ある日

623 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 15:41:57.28
霧子ちゃんの両親が地主にその年の年貢を納めにはせ参上つかまつったとき

624 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 16:32:17.08
のことだ。
留守番を言いつかった霧子は、退屈はすれど外へと遊びに出る気にもなれなかった。
そこで両親の目が無いのをいいことに、戸板が閉じているのをしっかり確認すると昼寝を始めた。
遊びに出なかったのは隣に住む二人の男達が原因だ。
自分の肢体に向けられる彼らの目つきが、意味は分からなかったが嫌悪するべきものであることだけは本能的に理解できた。
だから

625 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 16:33:48.50
左足のくるぶしが疼き始めたので

626 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 16:55:17.87
祈祷してもらいたかったが、そうすると隣の男どもの淫らなる視界に
己を必然的に飛び込まねばならいので、昼寝に向けたのでだった。

627 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 16:58:44.16
どのくらい寝ただろうか。気がつくと

628 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 17:14:13.34
随分明るく――雑に破壊された戸口からの陽光が目に飛び込んでいた。
耳元にくぐもり湿った、荒い息遣い。何者かに抱きすくめら、どろりとした体温に包まれている。
霧子は

629 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 18:41:57.50
無意識に火照るカラダを庇うように両腕を通じて力もうとすると、
忽ちよりきつく抱かれ、

630 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 18:45:32.53
それが巨大なズワイガニであることに気がついた。

631 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 19:08:25.09
沸き起こる恐怖が喉を引きつらせ、霧子は小さく嗚咽のような声を漏らすことしかできない。
視界が潤み目に映る何もかもを塗りつぶしていく。
だから、彼ら。満身創痍のバットマンと御法川が巨蟹の背の向こうで立ち上がるのにも気づかなかった。
彼らは霧子を横取りした蟹に、荒げた声を振り絞る。
「この短小スレポルノ化阻止委員の放った汚らしい狗め!

632 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 19:25:16.12
掛けられた罵声を聞き分けたのか巨蟹はその大きさに見合わぬ機敏な動きで振り返った。
先程まで霧子を掴んでいた粘液にぬめる大鋏で横薙ぎに二人を払い飛ばさんとする。
そのときだった

633 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 19:52:44.06
「地蔵バリアーッ!」

634 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 20:36:47.50
「い、いまのなし……。うんこバリアーッ?」

635 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 21:16:39.44
あまりの壮絶かつ未曽有の出来事に
テンパってしまった霧子が放った一撃が、

636 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 21:20:56.92
二人の男が拠り所にする頼りなさげな障壁を容易に貫き砕く。

637 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 22:08:39.36
男ふたりとズワイガニは倒れた。
だが興奮した霧子は収まらず、ズワイガニの甲羅を引っぺがす。
と、そこには

638 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 22:13:47.31
こんもりとした、うんこが。

639 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 23:37:19.11
否、雲霞のごとき子ガニの群れが現れたのだ。

640 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/08(日) 23:49:51.25
霧子は子蟹をバリバリと食べ始めた。

641 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 00:05:55.57
貴重なタンパク源は幼い霧子には極上の甘露であったが、
誰からか聞いた話を思い出すと、ふと手を止めた。
蟹は炊いた方が美味い、そう言われた覚えがあるのだ。
早速、

642 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 00:24:03.58
火をおこそうとも思ったが、生蟹を食ったのがまずかった。
どこぞでは生蟹食ってアメーバ赤痢になったとかいうじゃないの。

643 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 00:50:13.79
だがもう遅かった。霧子は肺吸虫に冒された。
沢蟹の汁を作るときに味噌汁だから火が通ってるよなんつって
実はマナ板から野菜に移っていて感染するという、あれと同じものだ。

644 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 00:52:31.59
折角だから話題に出たアメーバ赤痢もサービスしておく。
霧子はもうえらいことになった。
そこで若きバットマンと御法川は、

645 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 00:59:53.12
何をとち狂ったのか、もう神頼みしかない、と思いこみ地蔵菩薩に祈り始めたのだ。
それほどまでに霧子の惨状があまりにも見ていられないものでもあったのだが。
そして彼女の家の横にある小さなお地蔵様に変化が起こった。

646 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 01:04:54.52
二人の脳裏に突如声が響く。
「貴様らの血肉と引き換えに少女を助けてもよい」
確かに彼らはそう聞いた。
慌てて辺りを見回しても人がいる気配は無い。

647 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 01:12:49.85
地蔵菩薩。サンスクリット語でクシティ・ガルバと呼ばれるそれは
結界の守護者で有り、地獄の王、無限の慈悲を持つとされ
又、直訳すれば「大地の子宮」と言う意味になる

648 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 01:47:10.72
肯定の意を汲んだのか何かが乗り移ったかのように二人は知りもしない真言を唱え始めた。
「?訶訶訶尾娑摩曳娑婆訶(オン・カカカ・ビサンマエイソワカ)」
三度繰り返すうちに世のものとも思われぬ香が立ちこめ二人は急速な脱力感を覚えた。

649 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 11:09:57.57
それとは反比例して、お地蔵様のエネルギーが圧倒的に周囲を満たし、
香りの向こうにアートマンとブラフマンが現れると、
我ら2人そろって「梵我一如」という主張を延々とバットマンに説いたが、

650 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 11:30:34.78
バットマンは無視した。ふと、御法川をに目をやると

651 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 14:51:51.54
ドン引きしていた。

652 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 18:20:57.57
たくさんのうんこ。

653 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 19:22:49.25
をバットマンは知らずに漏らしていたのだ。
それはこの世のものとも思われぬ香が漂うはず。
御法川はあまりの汚さに蘇生した霧子を抱きかかえその場を一目山に逃げ出した。

654 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 19:43:51.49
当初の目的でもあった霧子へのいたずらに想いを馳せ御法川は駆ける。
霧子はまだぐったりとしていて抵抗らしき抵抗もない。
どこへ連れ込もうかと思案をしていると、ふと獣を思わせるが聞き覚えのない鳴き声が耳に届いて足を止めた。

655 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 20:24:25.60
「パラリラ、パラリラパラリラ」
こ、これは噂に聞く栃木の猿の鳴き声か?!

656 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 21:32:19.79
「うんこ連合参上」
刺繍をされた金文字特攻服が、一つ二つ三つ……。
数を増やしていく。

657 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 22:18:40.21
改造バイクの後部シートで大漁旗を振っているのは
宇都宮リーゼント王子丸12世、北関東の貴族だ。

658 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 22:42:01.41
トレードマークは、うんこを模したリーゼントだ!

659 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 22:48:16.30
上品に評すればかりんとう、とも呼べる艶と型であった。
だが品の無い御法川には『うんこ』という表現しか思いつかない。
相手が貴族であることから口にこそ出さなかったものの察したのだろうか、リーゼントが詰め寄ってきた。
御法川は

660 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 23:07:36.39
真正の変態である。
多少のガン付けなどはむしろ気持ち良く好ましい。
心地良く堪能した後、おもむろにリーゼントのふとももに手をかけ、静かに股を開こうとした。

661 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/09(月) 23:47:00.21
バイクは容赦なく御法川を轢いた。
前に立ってはいけないのだ。

662 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 00:53:14.60
だが今や近くに横たえた霧子よりも、王子丸へのセクシャルな嫌がらせに突き動かされる御法川だ。
これしきの物理攻撃は受け付けない。
燃え上がる情欲を瞳に宿し、自分を轢いた勢いのまま背を向ける形の王子丸へと人知を超えた跳躍で迫る。

663 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 06:30:26.93
その隙にバットマンが霧子を確保したことも知らずに。
こののち、御法川が霧子を奪い返すことは遂になかった。

664 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 17:38:23.07
          −第二章−

665 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 19:10:22.28
「娘と結婚したかったら、田んぼの様子を見て来い」
ジャッキー爺さんは言った。

666 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 22:00:38.25
しかし外は豪雨、ここ三日の大雨により川の堤防は決壊。低地には既に避難勧告も出ている。田んぼは既に泥流の下だ。
田んぼの様子を見てこい、それは遠回しに娘とは絶対に結婚させぬ、したいならば死を覚悟して来い、という拒絶の言葉に他ならなかった。

667 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 22:06:07.80
だが男は田んぼへ行った。
そして濁流の中に立つダンボを発見した。
ダンボの象ヅラは雨に興奮してニヤニヤ笑いを浮かべていた。

668 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 23:07:52.22
「俺、田んぼの様子を見に行ったら結婚するんだ」
男は、このびしょ濡れの化け物にそう告げてやるべきか否かを思案する間に
雨の勢いは更に増し、やはり「直ちに命を守る行動をとって下さい」に
変更すべきではないかと再び長考するのだった。

669 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/10(火) 23:12:03.87
と、
天を見上げたその時、大きな塊が落ちてくる。
黄金色のそれは、

670 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 00:30:32.26
あきらかに正体がアレであったが、
「言わせねぇよ」
とダンボは言った。男は、

671 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 00:55:47.41
ダンボとアイコンタクトを一つ交わす。
初見、しかして友情は成った。
ダンボの雄大な背に飛び乗り、空へ舞う。

672 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 02:23:04.11
彼らが向かう金色に輝く物体は、人のようでありながら男とダンボを圧倒する巨大さであった。
頭も腕も足すらも備えるように見えるのに、人のようだとしか言えない鋭角の目立つその物体。
男は近付くにつれ、その未知の物体の中に一つだけ理解のできる部分があるのに気付いた。
物体の両肩にただ『百』と描かれていたのだ。

673 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 13:52:09.98
男は直感により危険を悟る。
右手にはいつしか握られていた伝家の宝刀。
「貴様らは、危険だ! 消えろーーーッ!」
振り下ろされた著作剣の一撃により黄金のそれも、ピンク色の怪物も、全てが消え去った。

674 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 14:20:17.40
「一撃で、だと! あの兵器はなんだ」
土蔵からモニターを通して男を観察していたジャッキーが驚きに声を上擦らせた。
口にしようとしていた栗饅頭を取り落していることにも気付かない。

675 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 14:37:05.18
栗饅頭はことのほか激怒した。

676 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 14:39:57.17
湯飲みのお茶もその様子を見て怒り出した

677 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 14:43:44.13
かの悪逆な翁を必ずや打ち倒さねばならぬ。
彼らが暖め続けてきた友情は、この瞬間から鉄の同盟関係へと変貌した。

678 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 18:34:10.20
そしてそんな饅頭とお茶の熱い同盟関係も、激しい怒りも踏みにじるかのように。
ジャッキーは落とした饅頭を手に取り、呆気なく、いとも呆気なく割った。
次に茶を手にし、ぬるくなっている事に気がつくと、無造作にシンクに流す。
まことに、まことに儚い、泡沫の夢のごとき出来事であった。

679 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 19:33:51.48
共にシンクへと捨てられた饅頭は、茶と混ざり合い、怪しげな反応を示し始めた。
変容しつつあるその液体は、排水管を流れ、飛沫を伴って下水道に合流した。
近くを徘徊していた一匹のドブネズミが、ニオイを嗅ぎ付け、できたばかりの染みを舐める、と。
やにわにもがき始め、身体がみるみる膨らみ始めた。
数分の後、そこには筋骨隆々の、だが顔だけはネズミの、男が立ち尽くしているのだった。

680 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 20:57:01.78
「俺は……ワタナベ……」
男は言った。俗に言う渡辺ミッキーの誕生だ。
彼は他人の労働をこよなく愛した。

681 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 21:08:09.39
「居たぞ、ネズミ顔の男っ! てめぇ逃げられると思ってんのか」
渡辺が地上に上がると、ガラの悪い数人にたちまち取り囲まれた。
「今日返さなかったらタコ部屋っつったよな」
訳が分からないまま連れ去られ、渡辺は二度と人里へと戻ることは無かった。
そして、電柱の陰でローブのような汚いボロを纏ったネズミ顔がその様子を見てほくそ笑んでいた。

682 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 21:34:57.34
「キシシシ! 鬼太郎ちゃんとも、これでオサラバね」
ネズミ顔の男はなんと、妖怪変化していた鬼太郎だったのだ。
「これからはチュウタローとして、このネズミ男様が大活躍する時代よ」
ブワーッと屁をひとひりすると、歩いていた少年はあまりの臭さに仰天。
そのままバタリと倒れ、ピクリとも動かない。
「おや、こんなところにガキが……や、これは使えるぞ」
ネズミ男、またよからぬ企みを思いついたようだ。

683 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/11(水) 21:52:22.19
ネズミ男は少年を近くの杭に突き刺すと、
あとで食べるために乾燥させることにした。
「キシシ、はやにえ、はやにえ……」

684 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 04:02:28.89
凄惨な現場、そこを通りがかった男がいた。
男は

685 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 06:29:51.77
バットマンに電話した。
「ラットマンガいるんです!」

686 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 08:59:22.50
「ラットマンとは……こんな顔だったかね?」
突如として目の前に現れたバットマンが覆面を破り捨てると、そこにはネズミの顔が!

687 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 15:55:05.84
もっとも電話の向こうの男には見えるはずもないのだが。
受話器を置いたバットマンはベランダに出て空を見上げた。
丸い、そして巨大な隕石が地表へと吸い寄せられてくる様が見える。
マンションのベランダから見下ろす眼下では、

688 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 15:57:42.38
世界の終わりが始まっていた。

689 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 16:07:25.17
渦巻く恐怖、戸惑い、諦観。それらをない交ぜにしてこね回したかのようだ。
誰もが泣いて叫んでいる。それでも誤魔化しきれない感情が暴力に変換される。
空に浮かんだ死を振りまく塊の到着を待つまでもなく人は亡ぶのではないか。
そう考えると、くつくつと沸く笑いをかみ殺せない。

690 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 16:22:06.34
「だが復讐がまだ終わっていない……」
迫る巨大な隕石を見ながらぽつりと呟く。
バットマンの面貌を脱ぎ捨てたラットマンはベランダをとん、と軽く蹴り、宙に飛んだ。

691 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 16:43:27.24
――はて、おれは空なぞ飛べぬはずだったが。
飛び降りてからラットマンは気が付いた。
地上まで三百メートル有余。超高層ビルである。
風圧は視界を妨げ、耳に在るはただ、風を切る音のみ。

692 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 17:05:41.81
私には羽がない。ああ、もうこのまま落下を展開してみせるのもよかろう。
それで私を終えてしまおう。
しかし、アレだけはやり遂げねばならぬ。男はそう呟くと

693 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 17:33:29.89
まずはこの場を切り抜けるべく手を講じる。
助けを呼ぼう。陥った窮状を打ち破る存在。
しかし落下速度は予想を超え、言葉を発する間もなく地面へと叩き付けられ四肢を飛散させた。
走馬灯の大半が霧子へのいたずらの記憶で埋まっていたこと。
彼女がラットマンに向けた泣き顔が、ただ一つの慰めであった。

694 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 21:11:09.39
しかしラットマンは死んでもかわりがいるのだ。
マンホールから次々と湧き出るラットマンの群れ。
「キリコ……キリコ……」
呟きながら駆ける無数の影が、四散した四肢を追い越して
八方十六方に散ってゆく。

695 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:34:25.00
「もう、うんこの出番はないのだな」
男の背中は、さみしそうに泣いている。

696 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:38:52.58
そのとき、尻が動いた。

697 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:47:26.46
おおおおおおッぁぁぁッ!

698 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:48:20.17
ううううううんんんんんんん!

699 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:54:01.99
男は自らが生み出すであろう存在を想い身を震わせ息むが、
降りかかった便秘の試練は、未だ乗り越えられそうにない。

700 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 22:56:13.54
「どれ、さすってあげやしょう」
ウ宙人が現れた。

701 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 23:11:00.31
「お、ま、えはどれだけうんこが好きなんだああああああ!」
ウ宙人の絶叫と共に超速のゆさぶりが臀部を襲う。
その震動はさながらフォッサマグナを揺さぶるがごとく、大腸の停滞を解かんと凄まじいパルスを浸透させる。
そしてその時が来た。

702 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 23:27:02.40
ラットマンの菊門から、ほかほかの熟女がひりだしてきた。
「あらやだ。あらやだ」
熟女ははにかんでいる。

703 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/12(木) 23:44:47.29
「急急如律令」

704 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 13:32:47.33
呪と共に熟女は「畳まれ」てゆく。
一枚の符になったそれを陰陽師は抓み取り、ゆっくりと破り裂いた。
次いで何かをやり遂げたかのような顔になっている男の様子を見ると、すでにこときれていた。
「無常、無常なるかな」
りん、と邪気祓いの鈴を鳴らせ、陰陽師は去る。
残された死体には早くも鼠が群がり、我先にと食われ始めていた。

705 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 16:16:19.88
そして、鼠の肛門から

706 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 16:29:01.28
かつて神が民の旅路への祝福として降らせたと言われる、マナのような物体が。
しかし決して祝福などとは思えぬ勢いで噴出した。
鼠ごときに耐えられる圧力ではなかったのだろう。時を待たずして一匹残らず裂けて弾ける。
たった一時で厠は赤黒く濡れ滴る地獄と化した。

707 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 20:22:51.77
でもスーパーベンキレイを使うと、そぅーれ、この通り!
奥様が全く触れずにぴかぴかのトイレが蘇るのです。

708 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 20:27:37.78
喜んだ花子さんもつい顔を出してしまった

709 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 20:34:42.81
花子さんは、便器に跨り呻吟する陰陽師の肛門を見つけるや否や、
そのままするすると吸い込まれるように、消えていった。
おおう、と何かが尻穴を這う快楽に、思わずうめき声を上げる。

710 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 20:41:46.69
それは仄かに覚えた悦びとは裏腹に呪いでもあった。
花子さんという霊体の塊に干渉された結果、
菊門は肉体らしさとしての伸縮性をたちまち失ってしまう。

711 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 21:03:22.14
その日から、陰陽師の生活は一変した。
何処に行くにも、尻に詰め栓をしなければならなくなったのだ。
以前それを忘れて宮中に出向いた時には、一歩毎に糞が垂れ流れる始末だった。
なめくじが這ったような糞跡に向いた、不憫と嘲笑の視線を思い出すたび、彼は気が狂いそうになった。

712 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/13(金) 21:52:26.03
どうしてこれ以上この業を続けられようか。
彼は陰陽師株式会社渉外担当部長である上司に退職願いを出そうと決意した。

713 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 00:09:37.78
上司は20代の生意気な女だった。
「あなたわかって?その年齢で再就職があると思ってるのかしら
代わりはいくらでもいるのよ。バカなことは諦めてちゃんと働いてちょうだい」
彼女は辞表届をビリビリ破って捨てた。
足を何度も組み直す勘違い女に俺はもう我慢ならなかった。

714 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 01:07:29.59
だからこそ彼は気付けなかった。
彼が辞表を差し出した際、上司が快活げな相貌に一瞬だけ浮かべた憂いの意味を。

715 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 01:22:37.96
(どうして気付いてくれないの)
目の前で怒りに震えている男に女は頭の中で語りかける。
どんな体質になってしまおうと、会社は彼を必用としている。それ以上に自分が……
露わにされた感情がひたすら自らに向いているのを感じ、熱いものが下半身に疼く。誤魔化すように足を幾度も組み替えた。
男はそんな上司を睨め付けるように見て

716 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 01:38:39.26
悪意の乗った言葉を弾けさせた。
彼女はその意味も意図も、想いさえも受け取る余裕を失ってしまった。
気圧されたからではない。腹内に渦巻く昂ぶりが一瞬で全身へと広がり駆け巡ったからだ。
一片だけ残った頼りない理性が、声を漏らすまいと

717 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 01:54:15.92
歯を食いしばり、机の上に置いた手が何かを絞るかのように握りしめられる。
「……行きなさい、今日入った案件についての処理がまだ終わってないでしょう」
かろうじて出した言葉に、男が憤懣やるかたない、といった様子でデスクから離れた。
その背を見つつ、女は体の力が抜けるのを感じ、突っ伏す。荒い息が積まれた書類を揺らした。

718 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 05:59:35.42
と、興奮した女の背がもこもこと動いた。ワインレッドのジャケットが持ち上がり、
椅子の後ろへと落下する。女の背から巨大な白い翼が伸び開き、
ビルの窓を背景にして、空中に美しいソの字を描いた。この女、鳥人であった。
翼に質量を持っていかれた結果、突っ伏した体は体重見合いに若返っていた。
「ふええ……おんみょうじ……こっちむいてぇ……」雰囲気が変わった。

719 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 08:22:45.83
変わったのは雰囲気だけではなかった。
なんと、股間に男性の一物がそそり立っていたのだ。
「おんみょうじ……あなたがほしいの……」
散々に痛めつけられた菊門が、その禍々しさに戦慄く。

720 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 12:06:00.59
そんな妄想にふける。
学生時代からボーイズラブというものに嵌っていた彼女はもうどうしようもないほどに変態だった。

721 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 13:30:08.83
あまりに変態すぎて、アブノーマルがマイノリティーだということを忘れて
昼夜問わずオーソドックスぶっていた。

722 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 13:39:31.94
こぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

(突然、なんだ?)(ああ、>>698の続きか)(いまさらかよ)(コイツうぜぇな)
白い画面の向こうから、たくさんの声が聞こえた。

723 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 13:54:29.44
大うんこ、小うんこ、中うんこ。
歴史は繰り返す。

724 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 13:58:24.40
彼女は責任感からくるストレスによる心の病で、薬を飲むといつもこの副作用がでる。
「また、嫌われたわね」さみしそうにつぶやくメガネを机に置き窓ガラスに自分の姿を映した
束ねた髪がほどけ、まだあどけない少女の面影がそこにあった。

725 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 14:19:12.82
これからしようとしている行為を想像すると、羞恥が頬がたちまち染まる。
通りを挟んだ向こうのビルに視点を合わせれば、立ち働く男女の姿がありありと見える。
そんな状況で、彼女は――
(ダメ……こんなこと、したくはないの、本当は……)
――火照る身に突き動かされるかのように上衣のボタンに手をかけ、一つ。また一つと外していく。

726 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 14:25:23.18
その頃──
空気を読んで地球の上空、衛星軌道上に未だ残っていた巨大隕石はどうしたものかと逡巡していた。
「俺、そろそろ落ちてもいいっすか?」

727 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 14:45:25.44
他人の家に行く際にはあらかじめ伺いをたてるのが礼儀だ。それは石くれにだって分かる。
だからこそ今すぐにでも踏み潰せるちっぽけな存在達に連絡をとった。
『本日の窓口業務は終了しています。明日は定休日となっておりますので、明後日の午前9時から午後3時までに再度ご連絡をください』
それなのに、返ってきたのはそんな、温もりを感じさせない機械的な声だった。

728 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 14:58:08.76
頭に血がのぼった私は、受話器をたたきつけた。
腕の遠心力に任せ、身体を捻る。
そのまま半回転し、電話機本体に後ろ回し蹴りをお見舞いした。
収まらぬ勢いのまま、横腹にフックを叩き込み、直線からの寸勁へと繋げる。
――はは、ざまみろ。電話機は、大破した。

729 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 15:05:31.10
「もういいや、腹立った」
子供らしい、実に真っ直ぐな怒りを胸に、隕石は重力に身を任せる。
大気圏に体が入り、真っ赤に赤熱した。
地上まであと140分──

730 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 15:15:32.32
「あと二時間はあるな……もう一眠りできる」
到達時刻を確認した男は布団を被りなおし、二度寝をむさぼるのだった。
それが勘違いで、実は二分半もないことに気が付かないまま。

731 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 16:01:10.20
そう、二分半前には奴が帰ってくるのだ。
頭に物理的な衝撃が走り、寝入りを邪魔されおぼろな思考が混濁する。
「電話機が壊れてるの。なんでかしら、ねぇ。知らない?」
低く怒りに満ちた声が向けられる。
そう、奴は

732 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 16:14:23.42
てるてる坊主女だ。

733 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 16:22:28.01
天井から男を見下ろすその女は、まさにてるてる坊主だった。
紐が首から伸び、弛緩した身体がゆらりゆらりと回っている。
悲鳴をあげたその口に、ぼたぼたと液状のものが流れ込んできた。糞だ。

734 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 17:01:40.75
この経験が男をバットマンにした。
天井からぶら下がるなら頭を下に、それがマナーだ。

735 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 18:00:58.39
しかし、全部夢だった。
隕石も、てるてる坊主女も。
百と書かれた巨大ヒトガタの黄金色うんこも。
誰かの発した「真実のうんこ」という叫びさえ。

736 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 18:15:19.09
「ごめん、バットマン忘れてた」

どこからか、痛恨を含む男の声がする。

737 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 18:27:34.62
飛び起きた霧子は、寝汗にぬれた額を袖で拭う。
不思議で悲しい夢を見ていた、とだけは覚えているのだが肝心の内容が抜け落ちていた。
どれだけ寝てしまっていたのだろう。
戸板の隙間から漏れる茜色に目を細め、両親の帰りについて意識を切り替えると、
夢のことはすぐに忘れ去ってしまった。

738 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 20:10:00.16
それにしても小腹がすいた。時計を見やれば、もう夕飯時だ。
軽食で済ませようと、霧子はキッチンへと向かった。
カリカリに焼いたベーコンと、厚切りのハンバーグをバンズに挟む。
トッピングのチーズが滴るようにとろけていた。
一ガロン程のコーラ啜りながら、それを六個も平らげるのだった。

739 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 20:27:49.41
霧子は一日30000`i必要なのだ。
なぜなら、

740 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 20:51:05.45
体重はゆうに百二十キロを超え、BPMに至っては50に迫る勢いの、まさに脂肪の塊だったのだ。
霧子はげふう、と一息つくと、「物足りないわね。早くお夕飯にならないかしら」とひとりごちた。

741 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 20:56:32.40
「うんこしろ、うんこして痩せるんだ」
どこからか、神の声がした。

742 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:06:49.18
「誰?」霧子が振り返ると、
部屋の隅で不審なウルトラマンが体育座りをしていた。

743 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:17:17.67
「ごめん、ウルトラマンも忘れてた」

どこからか、痛恨を含む男の声がする。

744 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:17:53.16
直後、生まれてこの方経験したことのないような便意が、霧子を直撃した。
這いずるように便所までたどり着くやいなや、尻が激しく蠢いた。
脱ぐ間もなかった。糞がアナルから大噴出したのだ。まるで超新星爆発のようだった。
糞の重さと衝撃が床をぶち抜くが、それでも勢いは止まらない。
スコールのように降り注ぐ糞の雨が、階下の住人に襲い掛かる。

745 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:23:37.79
階下の住人の名は、

746 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:32:48.04
富士山。

火口に糞をぶちまけられた神山は、怒り狂った。
全て吐き出せとばかりに、噴火は絶え間なく繰り返された。
地は割れ、空は轟き、世界は灰色に包まれるのだった。
それが、十年ほど続いた。

747 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:40:37.84
失われた10年を取り戻すために
ウルトラマンはタイムマシンのスイッチを押した。
気づくと登場人物たちは皆江戸時代の浜松にいた。

748 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:47:51.11
ここで唐突に階下の住人の本当の名が明かされる。
フィリポ・サンジェルマン=ナントカブルベットV世だった。
またの名を「ヘンナオジサン・ワタシガイジンデス」と呼ばれる。

(誰だよ、それ?)(そいつ誰?)(お前、知ってる?)(シラね?)
画面の中に複数の声が共振した。

749 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 21:57:05.57
否、一つだけ息を呑む音がざわめきの中、確かにあった。
(どうして……っ! どうして、彼が生きているの!)

750 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 22:02:52.80
彼にはさらに別の名があった。
正気を失った不死の魔術師SANジェルマン伯爵である。
戦火は鎮まったものの未だ気の荒い男達がたむろしている慶長六年の春。
彼は浜松城の天守閣に登り、城下を眺めていた。

751 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 22:05:01.38
「どいた、どいた。糞が跳ねちまうぜ」
伯爵の背中から、軽快な声が響き渡る。肥えたご担ぎだ。
なみなみと注がれた糞尿、ぎっしりとつまった色とりどりの野菜、
二つの桶を棒に吊るしながら、男は器用に人ごみの中をひた走っていった。

752 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 22:07:21.43
「さる、さるはおるか? あ、間違えた。SANはおるか?」

753 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 23:39:46.61
「ここにおりまする、が……」現れたはSANは憤慨していた。
ネットではよく誤解されるが、SANはSANEの略で正気を表す。
決して狂気の代名詞ではないのだ。
名は体を表すがゆえに、SANはいかな戦場の混乱にも
決して動じぬ最高の武将であった。

754 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/14(土) 23:51:51.63
「殿、常々から申しておりますが、わたくしめはSANEでござりまする」
さらけ出された下半身、激しく己の一物を擦りながら、彼は涼しい顔で答えた。
よく見れば、尻に異物が刺さり、それが激しく震えている。
どのような責めにも決して動じぬ、最高の武将であった。

755 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 01:00:02.11
そんな彼にとっても、この国で娶った嫁のカヨにだけは頭が上がらないのだが、
その関係は新鮮で心地の良いものであった。
だが、目の前で必要もないのに尊大な態度を取るこの男はどうであろうか。
とても民を治める立場の者とは思えない。

756 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 03:21:45.31
戦国は終わってなどおらぬ。
その確信をもって、SANジェルマンは藩主、松平忠頼を人質とし、蓄えた金子を以て瞬く間に戦に飢えた浪人どもをかき集めた。
「我は渡来の鬼なれども誰よりも強し、猛りしもの共よ、集え、これより修羅となりて日の本を喰らい尽くSAN!」
集った者共は万を超え、東へ進むその群れはさながら奔流。
「戦よ、戦よ、戦じゃあ」
道々に兵に呼びかけ、一山当てようと参戦する土豪の者共で膨らむ軍勢。徳川家の首もとにまでその軍は迫る。

757 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 05:51:33.73
軍勢は江戸を目前にして、パシフィコ横浜に陣を敷いた。

758 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 14:15:57.50
近隣の村の庄屋が酒を献上にきたので、進軍を止め兵に振るまうためにだ。
いつしか辺りに豪雨が降り注ぐが勝利の確信に沸く陽気はその音にも勝った。

759 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 18:11:51.33
宴も酣、ふと武将のスマホがギュインギュインとけたたましく鳴った。
「そろそろiPhone5に買い替えようかと思うんだよ」
と少々照れ臭そうに笑いながら武将が携帯を見た刹那、「震度7」の
文字とともに辺りが揺れ動き

760 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 18:38:02.11
織田のやんちゃ坊主を先頭に、一群の天駆ける騎馬兵が攻め寄せてきた。

761 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 20:03:04.29
しかしSANジェルマンは動じない。
素早くiPhone4Sを取り出すと、軍事衛星アプリを使って
織田の軍勢にレーザー砲を打ち込んだ。
「そう、iPhoneならね」ジェルマンと武将がウィンクする。

762 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 20:20:09.17
追い詰められた織田軍は、戦車を繰り出す。
どうやら未来からやってきた自衛隊所属戦車である。

763 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 20:43:43.58
ジェルマン軍はA-10の支援を要請した。
ノーリンクの戦国自衛隊戦車なら、たとえ10式であっても
爆撃機の敵ではない。はずだった。

764 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 21:39:10.54
そう、戦車の10式のと思いきや、巨大なヒトガタに変形を始めたのだ。
黄金色のそれは、100式ゼータの異名をもつ。
物理的にあり得ない巨大化に、織田のやんちゃ坊主は言った。

765 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 22:17:07.73
「来るがよい、うるとらまんなるものよ、汝の敵が出おったぞ」

766 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 22:20:23.92
ジュワッ

767 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/15(日) 23:27:01.19
蒼穹へと飛び去るうるとらまん。
彼は度を越したシャイであり両軍犇めく戦場に激しく動揺してしまったのだ。
だから、それきり戻ってくることは無かった。

768 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 00:31:20.41
織田のは怒った。すぐに代員をよこすようにウルトラ派遣センターへ電話した。
そしてやってきたのが、バットマンだ。
「また本筋に戻ってきたぞ。まいったか」
わけのわからないことをいう。

769 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 00:58:18.24
ジェットエンジンの轟音がその言葉をかき消した。
SANジェルマンの要請したA-10の編隊が多くの兵から豆粒のように視認される。
ほどなくしてその姿がはっきりと見えるまでに、戦場に向けて機種を向け降下すると、
30mm回転機関砲から光の本流とも思える砲撃を迸らせた。対象を無差別に。

770 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 01:26:26.05
「ズダダダダダダダダ!」
効果音専属の男が喉を枯らして叫ぶ。
「ドドドドド、うぐあ、ぎゃあ!ひぃい助けて、ドドド!」
織田側の効果音スタッフは悲鳴すら器用に挟む。
そして会心のドヤ顔。効果音担当の者たちの戦いは織田側に軍配が上がった。

771 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 09:48:33.24
そんな戦況を無視し、バットマンは藁葺き屋根の上にあがる。
ぐるっと周囲を見回すと胸を張り、言った。

772 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 12:02:47.07
「すいません、オシッコがしたいんです。トイレ行ってきてもいいですか?」
スタッフに言った。

773 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 13:02:10.10
本当は糞がしたかった。
しかし、ヒーローが糞をするなどもってのほかである。
そのことを彼は心得ていた。屋根から下りようと、足を踏み出したその刹那。
この世のものとは思えぬ便意に、全身が総毛絶った。下痢の兆候だ。

774 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 13:31:54.52
「トイレいかせてくらさいっ」涙声で股間を抑えてトイレに向かった。
しかし、便所は女子トイレしか使えなかった。

775 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 13:48:12.07
進むも退くも待ち構えるのは一つ。社会的な死だ。
バットマンは躊躇わずに突入する。真っ直ぐに女子トイレへと。
悦んでなどはいない。自分に言い聞かせるように弁解の言葉を口にしながら。

776 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 14:02:13.09
「きゃあ」開いた扉は先客がいた。女はパンティが足首まで下りていたが構わず追い出した。
俺はヒーロー。漏らすわけにはいかない許せ女!
「てっめえ、出てこいや」お尻のまま汚いトイレの床に尻もちをついた女は発狂していた。

777 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 14:22:21.76
「アタシのシマで何してんだい?」
今まさに糞をせんと、便座に尻を向けていた彼は腰を抜かした。
上の隙間から、筋骨隆々の女が覗き込んでいたのだ。
身を乗り出し、太い幹のような腕をこちらに伸ばしてくる。
バットマンは悲鳴を上げながら後ずさった。

778 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 14:40:53.10
「コイツは女じゃない、女装した男だ!」
バットマンは恐怖で便器の外で脱糞してしまった。
「ああ、紙がない!」空のロールがむなしくカラカラと音を立てていた。

779 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 15:10:52.20
だが同時にこの場を切り抜ける武器をも手に入れていた。
それはすぐ足元にある。彼自身が放った汚物だ。
ほとんどは水のように広がってしまっていたが、幾分固形を残しているものもある。

780 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 15:40:36.23
だが素手ではつかめない。どうするバットマン!

781 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 15:49:34.44
彼はとっさの機転を利かせ、床に広がる汚物を口で吸い取った。
そして大女に向き直ると、それを一気に噴射した。
ぎゃっ、と大女が叫んだ。汁となった糞尿が顔に直撃したのだ。
両手で顔をかきむしりながら、のた打ち回る。

782 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 16:05:04.74
その隙に掃除用具入れへと走り紙を手に入れ、尻を拭う。
長居は危険だ。バットマンは先に追い出した女がガタガタと隅で震えるのを尻目に脱出した。
自由への生還――出入り口を出た彼は無数の光の瞬き刺し貫かれた。
手庇の向こうで大勢のカメラマンが彼を取り囲みカメラをこちらに向けている。

783 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 16:06:43.73
まさかの展開!口はゆすいでしのぐとして、肛門はウンコが付いたままだ。
ぬぐうものは見つかったのかバットマン!

784 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 16:27:00.24
(バットマンを助けなきゃ)
突然、天上から神の声がした。
「うううううううううううううううううんんんんんんんんんんんんんんん!!」

785 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 16:37:01.76
その刹那、時空が揺れ歪む。
バットマンも筋肉の化け物も、SANジェルマン達もが抗えるはずも無く飲み込まれていく。
遠い故郷へと逃げ出去ったうるとらまんでさえ、逃れることは適わなかった。

786 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 20:27:02.82
ぼとっ、ぼとぼと。ボットン。
天空から茶色い塊が落ちてくる。

787 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 22:22:08.44
割れた時空に飲み込まれた、数多の英雄であった。
邪悪なる神々の住まう異界から、彼らは戻ってきた。
生ける排泄物となって……。

788 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/16(月) 23:31:28.39
「うわあー落ちる助けて〜!」
ギョウ中のギョーちゃんが叫んでいた。

789 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/17(火) 14:22:51.45
すると不思議な事が起きた。
落ちゆくギョーちゃんの全身が光りに包まれたかと思うと、王子様に戻ったのだ。

790 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/17(火) 15:29:51.93
戻ったのはいいのだが、余計な設定が混じっている。全身が金箔で覆われていたのだ。
そこへと、たちまち群がるツバメの大群。
「やめっ、……ちょっ! らめ、らめぇぇぇぇぇ」
ある時は優しげに、そして突如激しく。ツバメに啄まれた箇所が不思議な熱を持つ。
思わず上げてしまった、初めてのはしたない声に王子は混乱してしまう。
耳まで真っ赤になりながら口を噤もうとするも、後からとめどなく湧き上がる衝動が喉を震わせ続ける。

791 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/17(火) 16:01:52.32
ツバメ達の淫行は、王子の男性自身にも及び始めた。
亀頭から陰茎を辿って会陰へと、幾つもの嘴が這うように撫ぜ回す。
まさに絶技であった。王子はたまらず、生娘のような喘ぎ声を漏らした。
鈴口からぽたりぽたりと、大粒の涙がこぼれだす。

792 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/17(火) 20:13:27.45
「こぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおお!」
天上から神の声がした。
「ふ〜、オメェら、はやはやだよ。王子も」
クスッ

793 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/17(火) 23:36:41.61
隼がものすごい勢いで飛びかかり、王子の息子をもぎり去った。
「ッアーッ!」
悲しげな声が王子の口から漏れた。

794 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/18(水) 19:06:28.86
王子の蛇口を取り戻せ。その触れは即座に国中を駆け巡った。
父王の怒りは凄まじいく、このままでは国家存亡の危機である。そう激を飛ばし続けた。

795 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/18(水) 20:27:19.30
しかし王子には妹がいた。
適当な男を姫にあてがえば国は滅ばないのだった。

796 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/18(水) 20:55:26.91
城郭の上層にある豪奢な一室で、皇女を溢れる笑みを押し殺せずにいた。
手には王子のお楽しみ棒。飼いならした隼に王子を襲撃させたのは彼女だったのだ。

797 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/18(水) 21:44:52.09
 王は深く嘆いた。どこで育て方を間違えたのかと。しかし、皇女も既に適齢期になり、王位を継承する権利もある。このままでは遠からず国は滅んでしまうだろう。
 誰でもいい。彼女を御せるような存在はいないものか。その時、傍にてひざまづいていた、男性が声を挙げた

798 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/18(水) 23:17:41.96
東より来た芸無屋を名乗る怪しげな風体の男だった。
道化の類として王の覚えめでたい彼は、首を垂れたままに進言する。
「南の半島には高名な配管工の兄弟がおります。
 幸い二つの王玉は無事でありますが故、
 彼の者らを呼び寄せて王子の修理をさせては如何でありましょうや。
 我が玩具屋稼業も彼らの手腕によって大変栄える運びとなりました」

799 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/19(木) 06:05:38.75
王は配管工の招聘レターを書いた。しかしその返事つれないもので、多忙のため数タイトル
待たれよというものであった。差出人は配管工事務所の担当マネジャー、
プリンセス・ピーチとなっている。王は怒ったがふと妙案を思いついた。
娘に婿を取るのではなく、ピーチを誘拐して自らもう一人生産すればよいのだ。
王は早速王子を派遣してピーチを連行させた。

800 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/19(木) 15:53:08.92
ピーチは馬車へと乱暴に繋がれても悠然とした態度を崩さなかった。
あの兄弟が必ず助けに来ることを知っており信じてもいたからだ。
そして、城への道程の半ば、十日目。

801 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/19(木) 17:52:01.62
「そこの馬車まてえい!」

802 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/19(木) 19:51:38.01
背中に棘の生えた大柄な亀であった。

803 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 04:30:49.35
(なんでこんな任務を押し付けるんだ、あのでかいだけが取り柄のミドリガメ野郎め)
不運にも真っ赤なキノコを食べてしまったトゲゾーは馬車と対峙しつつ毒づく。

804 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 06:12:29.04
「コマルネ オキャクサン ワタシ カンケイ ナイデース」
馬がいち早くその場を離脱した。馬車はもう動かない。

805 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 16:22:41.51
それでも御者と監視の兵に慌てた様子はなかった。
むしろ不敵な笑みすら浮かべているほどだ。
馬車に何かの仕掛けがあるのだろうか。トゲゾーは用心深げに身構える。

806 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 19:55:03.41
と、馬車のドアが開き、中から樽が転がり出てきた。
ひとつ、またひとつ……尽きることのない樽の一群が、道を跳ねながらトゲゾーに向かっていく。
トゲゾーはAボタンに指をかけて身構えた。

807 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 20:52:04.96
今、あの奥義を使うべき時が来た。
師匠にけして人前で使ってはならぬと言われたあの奥義――

808 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 21:42:22.66
トゲゾーは甲羅を脱ぎ捨てた。
凄まじい開放感に意識が飛びそうになる。

809 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/20(金) 22:44:17.42
「臨む兵闘う者皆陣列べて前に在り
夜叉剛毅槍光降魔、無限は神獄為り」

810 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/21(土) 00:55:33.05
右前脚を地に叩き付け吐き出すように唱える。
彼を中心に新円が、その中に数多の文字が縁に沿って昼にも眩く描かれていく。
瞑目しつつ創造する。彼の敵を打ち破るイメージを。
トゲゾーの姿がぐにゃりと歪む。
そしてそこに現れたのは

811 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/21(土) 13:33:41.77
生き別れのおっかさんだ。

812 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/21(土) 19:27:06.61
おっかさん。どうして俺を捨てた!捨てたんだあああああ!!!!????
うわあああああああああ!!!!

813 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/21(土) 20:11:53.17
おっかさんは昔渓谷へ落としたあの麦藁帽子を斜に被ると
「てめえをそんな風に育てた覚えはねえ」と呟き、
腰のリボルバーを抜いた。

814 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/21(土) 23:20:23.18
時が止まり再び動き出した。

その際、乾いた和音がこだまするように自然に溶け込む奇妙さと
鉛を包んでいた焦げた抜け殻を残していった。

815 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 00:08:11.91
それはまた秋の夕日に照らされた朝露にも似た香りを漂わせ
硬化速度直線運動のカーブを描きながらそれを見ていた人々の胸を焦がした。

816 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 00:33:34.29
人々のギャランドゥも燃えていた。

817 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 16:46:07.24
そのやけど治療のため、薬師業界が俄かに活気付く。
下腹部火傷バブルの到来だった。

818 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 20:42:35.48
この火傷バブルによりトゲゾーは多大な富を得、後のトゲゾー財閥の礎を築くのであるがそれはまた別の話。

819 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 22:30:19.21
おっかさんの銃が火を噴いた。飛来する弾を華麗にマトリックス避けするトゲゾー。
しかし背中を大きく逸らし、屹立する男子が腹より高くそびえたその瞬間、
鉛の弾が柔らかい部分を吹き飛ばした。

820 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 22:35:14.04
「まだっ! 先っちょだけだから!」
トゲゾーの戦意は衰えない。
素早く身を起こし距離を詰めるべく疾駆する。

821 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/22(日) 23:37:52.32
尽きることのない樽の一群がバウンバウンとトゲゾーに迫る。

822 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/23(月) 00:09:55.99
トゲゾー ピッコロ ポーロリー ポロリ要員がポロリ

823 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/23(月) 00:29:59.01
しかし、ポロリ要因のピーチは馬車の中に捕らわれたまま。
突如として薄桃色のドレスが解けて落ち白磁を思わせる肌が露わとなり、
驚きと羞恥から朱に染まり戸惑うピーチの姿を目にできる者など居なかった。

824 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/23(月) 08:52:09.95
むしろ樽を投げているのがピーチその人だった。

825 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/23(月) 17:09:34.34
トゲゾーのおっかさんが、対抗意識を燃やす。

826 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/23(月) 21:50:40.73
おっかさんの弾丸が樽に命中すると、樽は空中に飛び上がった。
まるでホーガンズアレイのように。

827 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/24(火) 22:50:34.35
飛び上がった樽が地面にたたきつけられ割れた。。
すると中から皿に盛られたカレーライスが現れた。
まるでファイナルファイトのように。

828 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/24(火) 23:31:35.13
「そろそろ新展開が必要なのよーッ!」
さいとう・たかを風に叫んだピーチが馬車から飛び出すと、
おっかさんに抱きついて自爆した。
ガ ガーンッ……!!

829 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 01:16:50.69
「あたしの身体はすでに鋼鉄に近い。これしきが効くなどと……」
巻き上げられた土煙の中に映る人影は一人だけだった。
「つまり……あたしがこの世界を支配しろ、と」
壮絶な爆風の中、傷一つ追わないおっかさんが誰に聞かせるわけでも無い独り言を呟く。

830 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 03:26:00.14
おっかさんの全身は鋼のようであり、その目からは奇怪にも怪光が発せられていた。

831 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 06:26:07.36
「お、おまえはおっかさんじゃねぇっ……!!」
おののくトゲゾーをおっかさんは片手で捕らえ、頭からムシャムシャと貪り喰らう。
「回収☆完了!」

832 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 10:57:41.01
血みどろになったおっかさんは近くに生えている葉で手を拭いその場を後にした。トゲゾーの残骸はただそれを見送るだけだった。

833 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 11:53:05.52
力の源、魂の拠り所で有った神刀、稲城首刺を奪われ、棘蔵の身体は静かに瓦解して行く

834 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 21:06:03.14
北風と太陽が喧嘩していた。
北風「俺が吹けば棘蔵の死体もすぐに乾くさ」
太陽「なにを、俺がやきつけたほうが早いぞ」
その下を水着の霧子が通りかかった。

835 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 21:35:18.43
霧子は棘蔵復活の呪文を唱える。
「リセットボタン、ポチットナ」

836 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 21:51:00.14
『ぼうけんのしょがきえました』
「とげぞーさんがあああああああぁぁぁ」
わっと泣き出す霧子。たちまち、あふれた涙が頬を伝う。

837 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/25(水) 22:43:38.23
ジュゲムが降りてきた。
「お嬢さん、僕の上に乗って。悲しいことは忘れさせてあげる」

838 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/26(木) 18:44:15.26
霧子は見逃さなかった。
ジュゲムの左腕に無数にと残る紫色へと変色した注射痕を。
気付かれないようにと防犯ブザーへと手を伸ばす。
ブザーの音にジュゲムが怯んだ隙に逃げ出そうと。学校で教わった通りに。

839 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/26(木) 20:55:21.28
ブブブ…ブブブブ…
ブザーだと思ったそれは、別なアレのスイッチだった。

840 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/26(木) 21:08:47.67
通称ジェノサイドインセクターと呼ばれる、
自立型の児童護衛機械の耳触りな羽音が空から降ってくる。
大人をも圧倒するカマキリのような姿形の巨躯が霧子を庇う位置へと急降下し、
ジュゲムをねめつけるようにセンサーカメラを向けた。

841 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/26(木) 21:22:39.69
と、ジュゲムの雲から豆の木がニョキニョキと生え
霧子の体をいやらしく絡め取った。

842 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/27(金) 13:35:23.35
「ゃ……ぃぁ……ぁ」
四肢から自由を奪われた無力感と湧き上がる恐怖が霧子を絶望へと追いやる。
それが胸を押しつぶすようで、唯一自由な口から発する悲鳴もたどたどしい。

843 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/27(金) 21:32:26.18
ドカーン!霧子の体は爆散した。
空中に煙るタンパク質の雲の中から、1/5スケールになった霧子が落下する。
妖精物語の始まりである。

844 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 01:29:32.56
「あたい、妖精になったんだい」と1/5スケールの霧子は言う。

845 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 06:33:14.60
「妖精サンダー!」
霧子の触覚から雷がほとばしり、ジュゲムを打った。
黒焦げになったジュゲムが地面に落ちる。
にやりと笑った霧子は次の獲物を求めて町へ向かった。

846 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 08:48:58.37
そうして時は過ぎ、早六十二年。
大妖精と為った霧子は、町医者へと姿を変えていた

847 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 09:25:21.85
貧しそうな黒人少年が
壊れたクラリネットを持ってやってきた。

848 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 14:21:45.98
「ボクのカスタネットをなおしておくれよ」

849 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 18:13:42.01
「モグリの医者でも治せないものって、たくさんあるのよ」
気だるげに霧子は少年を一瞥して突き放し、
「その大事そうに抱えたクラリネットは飾りかい?」
すっかり項垂れてしまった彼を忠告めいた言葉を最後に追い出した。

850 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/28(土) 21:16:36.80
少年がクラリネットを吹くと、音の代わりに万国旗が出てくる。
だが、そこに欠けている国があった。それは……

851 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/29(日) 20:16:36.53
バヌアツだ。

852 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/29(日) 20:45:00.70
バヌアツ――はるかオーストラリアのその向こうにある島々からなる国……

853 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/29(日) 21:08:34.02
バヌアツの旗がなかったのは、国全体が18禁だったからだ。

854 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/29(日) 22:25:45.32
男にとっての楽園ではあったのだが、少年はそれが理解できる歳ではなかったのだ。

855 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/29(日) 22:30:30.17
3年後、少年はその意味に気づいた。
まだ13歳だったが。

856 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/30(月) 21:53:56.56
バシーン! バシーン!
少年はそのとき、近所のOLに尻を叩かれていた。

857 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/30(月) 22:44:36.15
真っ赤なおしりになった。

858 :名無し物書き@推敲中?:2013/09/30(月) 23:07:12.66
恥ずかしい……でも、モノクロなら、モノクロなら
恥ずかしくないもん……!
少年はモノクロになった。

859 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/01(火) 22:53:09.41
「うぷぷぷ、僕はモノクロだよ」

860 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/01(火) 23:46:00.86
腫れあがった尻を擦るのも忘れ釘づけになった、
商店に置かれたテレビジョンとの出会い。
その時の少年に走った衝撃は今でも忘れない。
華やかな画面の向こう側に立ちたいと強く想い、そして願って叶えた今となっても。
懐かしさに目を細めながら、かつて少年だった男は記者からの取材にそう答えた。

861 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/02(水) 21:01:36.21
彼は電波テレビ男と呼ばれていた。
屈強な二の腕には「イ」の刺青があった。

862 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 13:37:22.10
額には売国奴の刺青が

863 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 15:38:25.25
頬には過去の偏食によって発症した、
いくつかのアレルギーについてがメモのように彫り込まれていた。

864 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 16:34:55.65
そのメモの文末は必ず体言止めで結んであったために、

「体言止めはやめなさい、体言止めは」

とインチキ占い師にいじられる羽目となることを恐れた。

865 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/04(金) 18:16:27.01
だから足したのだ。黒マジックで文字を。
その思いつきが引き起こす悲劇を知らぬままに。

866 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/05(土) 06:52:56.73
しかしその悲劇はまた同時に喜劇であった。

867 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/05(土) 14:04:14.11
よって、悲劇ではあってもその中の喜劇の要素が男を救ったという
例え話を思い出しては自分と置き換えたり置き換えなかったりしながら

868 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/05(土) 20:06:29.43
世界モノマネ王座決定戦にエントリーを果たすと

869 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/05(土) 21:22:11.26
テレビカメラの前でプーチンのモノマネを敢行した。

870 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/05(土) 22:57:11.33
プーチンはラスプーチンだったのだろうか。

871 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 00:56:54.94
過去の怪物と現代の傑物の姿が、なぜか男の脳裏で重なる。
それは自宅のリビングでソファーに背を預けながらグラスを揺らすと踊る琥珀色を眺めていて思いついた、ただの戯れに過ぎなかった。
とりとめのない思索はアンティーク調の電話機がけたたましく鳴る音にかき消された。
男はテーブルにグラスを預けてから受話器を取り、

872 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 07:40:57.71
出前のソバはまだかという怒鳴り声に少しだけ顔を曇らせた。

873 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 08:54:44.40
蕎麦? 俺は蕎麦屋だったのか?
いや、違う。俺は蕎麦屋ではない。
受話器の向こうの怒鳴り声を聞きながら、俺の意識は、あの夏の日へと飛んでいた。

874 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 11:10:00.87
俺は自転車で岡持ちを運んでいた。

875 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 20:55:51.29
近所のOLが結婚に伴って引っ越した年だから、俺が16の時だ。
夏休みの遊び金のためにバイトで世話になった蕎麦屋は、とにかく蕎麦が不味かった。
しかし蕎麦以外は評判がいい。今運んでいる料理は親子丼とカレー丼だ。
夕闇に染まる住宅街の路地を走り向かった配達先は、

876 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 21:05:12.28
ライバル店の蕎麦屋だった。俺はその店の前にF-1のスタートグリットに
つく間際のような緊張と圧迫感を羽織ったままで自転車を止めると

877 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 21:40:40.22
「へいらっしゃい」威勢の良い単語とは裏腹に、タンクトップに巨乳、長い髪の毛をアップにして額から汗を滴らせる
若い女が引き戸を開けた。10月の少し肌寒く感じる夜道に女のカラダから漂う湯気が温度差を感じさせる。
俺は黙って岡持ちの中から親子丼とカレー丼を取りだした。幼なじみの芽衣子は最近おやっさんを亡くし、
100年続く蕎麦屋を継いだところだった。無言で無人の店内に入る俺と芽衣子。「客いねえなあ」額を掻きながら言う俺。
「そりゃあね、のれん出してもいないし」「じゃあ、なんでいらっしゃいませなんていうんだよ」
「あんたのチャリの音は小学校から変わってないから、すぐわかる」芽衣子は答えになっていないような返事をして
親子丼を頬張った。卵のかけらが胸の谷間にぽろぽろこぼれ落ちる。「きったねえなあ」「どこみてんだよスケベ」

878 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 22:15:39.78
「お前のなんかに興味はねえよ」
そんなつもりは無かったのだが自然とそっぽを向いてしまっていた。
心なしか頬に熱が浮かんだ気もする。
焦ってしまったのがおもしろくなくて話題を変えようと、

879 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/06(日) 22:48:49.93
再び芽衣子の胸に視線を合わせると、こぼれ落ちた卵のかけらを手のひらで払っているのが目に飛び込んできた
柔らかい肌の上で黄色いかけらが弾んでいるのが見える。「絶対見てるだろ」視線を上げると芽衣子の目が
つり上がっている。「み、みせてるのがわりい」ドンと空になったどんぶりをテーブルにおいて、ピンクのジャージのおしりを
ふりながらカウンターの中に芽衣子が消えた。俺がどんぶりをすごすごと重ねていると、大きな水音を叫び声。
反射的にカウンターに回り込んで見ると、へたり込んだ芽衣子のそばに転がり落ちるザルと小麦粉。
半身を真っ白にしながら芽衣子が涙目になっている。「あたし、むいてないのかなあ」「最初からできるわけねーじゃん」
「でも浩一だって同い年なのに」「俺は実家の蕎麦を小学生から手伝ってた」そう、俺の家も芽衣子の家も、蕎麦の
旧家で有名どころだった。しかし俺の実家は俺が十四の時全焼した。それから俺は芽衣子の家で育てられた。
泣き止まない芽衣子を、ぎゅっと俺は抱きしめる。柔らかい乳の感触に――負けそうになるが、芽衣子の頭を
優しくなぜた。「二人でがんばるって言ったじゃないかよ」「かっこよく決めたつもりだろうけどあそこは別のこと考えてるみたい、よっ」
芽衣子の平手が股間に飛んできて、俺は小麦粉のぶちまかれた床に顔面から落下した。

880 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 15:32:07.06
「ナニすんだよ!ど腐れ娼婦が!」俺は痛みに歪んだ顔で反射的に
不道徳な言葉を投げつけた。
「ふん!バーカ・・・バカ・・」そう嘯く彼女の笑顔がアリガトウと
言っているのを察知した俺は妙に身体が熱くなり

881 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 20:37:38.15
そろそろ出現してもいいか? 
と、神の声がした。

882 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 21:08:00.71
芽衣子の襟首を掴んで床に引き倒すと、返す手でジャージのファスナーを降ろす。
左右に開いた化繊の間から、白い腹と筋のように細い臍が覗いた。
「あっ、浩一、待って……」
戸惑う芽衣子が浩一の腕を掴もうとした。が、両手はすでに脇の下に回り、
少女の背を軽く抱き上げると、次の瞬間にはブラのホックを外している。
慌てた細腕がカップを押さえる間もなく、男は口でブラを咥えて上方へ引き剥がすと、
シルクの紐もろとも娘の唇に襲い掛かった。
仰向けの乳房が柔らかく鳩尾の左右にこぼれて、純潔の頂を冷気の中に震わせた。

883 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 21:24:00.93
悪魔は言った。神よ、このままやらせてみようではないか、と。

884 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 22:07:49.58
息苦しそうに芽衣子が身をよじるので唇を解放すると、
「だめ、ぇ……こんな、ところじゃ」
熱に浮かされたかのように潤んだ瞳を俺に向け小さく抗議をこぼした。
じっとその双眸を見つめていると、ふいと視線を外して口元に手をやる。
その瞬間だった。ガラスと木材が破砕される轟音が耳を強く叩いたのは。
ぎょっとして音のした場所、店の入り口の戸へと俺は目を向けた。
赤黒くごつごつとした蟹のハサミらしき物が突き入れられていた。それも常識外の巨大なハサミだ。

885 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 22:51:11.94
またしてもエロストップズワイガニが!
「させぬ! ここはわれらに任せるのじゃー!!」
若人のセクスアリスを守るために、神と悪魔がフュージョンした。

886 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/07(月) 23:34:49.23
というのは乱暴だろうか。芽衣子の乳房の間に裂け目が出来、白銀のマニピュレーターが幾筋も飛び出し俺を覆い尽くす。
失った戯れの時間を繰り返すささやかな夢幻泡影との邂逅が、思念体と化した俺という存在の脳裏をかすめ、こぼれ落ちる。
手のひらで掬おうとして、もはや、その手という存在を自らが持たないことに苦笑した。
蕎麦屋を盛り返そうとしていた浩一も芽衣子ももうここにはいない。あの日あのとき世界は蒸発したのだ。
発光しながら、俺だったものと芽衣子の形だったものが溶け合いながら、空間に存在しているあらゆる金属を蒸着させる。
世界を救うヒーローになど、なれるとは思えないが、せめて愛すべき人との彼方の時間を奪った存在へ一矢を報いるのが
俺の――。蟹のハサミから精神を亜空間へ閉じ込めるガスが放出される。間に合え! 俺の体をダイヤモンドよりも
オリハルコンよりも堅く! するりと鼻先をかすめた芽衣子の茶色の髪の毛の匂いが俺を現実という名の戦場へ引き戻す。
蕎麦屋戦線異状あり! 敵はスカイツリーにあり!!!!

887 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/08(火) 00:18:47.73
ズワイガニに肩入れする奴が来る前に物語を進めなくては!
浩一は気を失った芽衣子のジャージのズボンに指をかけると、
下着もろとも膝まで一気に引きすり下ろした。蒸れた女の匂いが放たれる。
浩一は、娘の恥部を覆う豊かな毛が、週刊誌のヌードグラビアのように
綺麗に整っているものでないことを初めて知った。
「う……」呻いた芽衣子は、己の窮状をまだ知らない。

888 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/08(火) 00:58:02.87
ううぅっ!意識が混濁している! せ、世界を救うのは俺なんだああああ!
中2の時にさんざん抜いたエロ妄想が俺の精神をむしばんでいる。
このままでは、再び闇がすべてを支配してしまう!

889 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/08(火) 01:21:09.06
だが、一帯の支配権を得たのは世界を滅亡させる力でも中二の妄想でも、
ましてやズワイガニでも無かった。
それは職務倫理だ。
芽衣子が今まで見せなかった一面に思考が溺れて見せた、
あらぬ妄想が見せた幻影が一遍に吹き飛ぶ。
俺は忘れていた。自分が今、出前の最中であることに。
無防備な芽衣子の肢体の魅力をも上回る恐怖に青ざめた。
不吉な予感が過った。もしも、あのオヤジさんがここに突入して来たら、

890 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/08(火) 06:28:48.57
オヤジさんは俺を殺して芽衣子をオモチャにするだろう。
そうなる前に色々済ませなくては。俺は一瞬で全裸になった。

891 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/09(水) 17:18:13.95
ショータムだ

892 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/09(水) 20:24:22.48
天上からこえがする。
「まだか……、まだ、だめなのか」

893 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/09(水) 20:39:50.82
自宅以外での全裸に、何故か俺のテンションが否応なしに上がる。
股間に感じる外気がとても、いや、かなりキモチイイ。
こみ上げる快楽に意識が真っ白に染まっていく。こんな世界があったなんて。
もっと。もっとだ。もっと気持ちよくなりたい。
ある予感がして、テーブルに登ると俺の全てが世の中にさらけ出されたようで、
初めての羞恥に目の前に火花が散るような感覚を覚える。
もう、芽衣子のこともオヤジさんの事も、巨蟹のことさえもどうでもいい。
俺はこの快感に全てをゆだねて生きていこう。
テーブルから飛び降り駆けだした俺はズワイガニが鎮座しているであろう
店の入り口を避け、裏口から外へと出た。
目覚めた官能に支配された俺は皆に生まれたままの姿を見て欲しくなったのだ。

894 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/09(水) 21:14:51.04
だが町の人もすべて全裸だった。そうだ、ここは全裸の町だった。
ここでは衣類のような猥褻なもので身を覆うことはタブーだった。
全裸の警官が追いかけてくる。さっき服を着て出前していたのを見られたのだ。
「ピーポー! ピーポー!」
警棒すら持たぬ徒手空拳の全裸警官が背後に迫ってくる。

895 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/09(水) 22:11:35.02
それすらも興奮に火を入れる材料になるのだが、さすがに捕まるわけにはいかない。
しかし体中から湧き出る悦楽がはけ口を求めて我が息子に集っている。
要するにフル勃起状態で走るのに邪魔だったんだ。

896 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/10(木) 01:38:29.45
俺はムスコを右手で掴み、ねじの要領でくるくる回して下腹からそれを抜き取った。
おもむろに右後方から追いついてくる警官に差し出す。
全裸警官は我がバトンを受け取ると、俺を追い抜いて猛然と走り去った。
ふう、助かった……のね。

897 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/10(木) 23:57:50.80
走り続けたせいで膝に手をついて荒く呼吸を繰り返すと
喉が渇いているせいか少し痛みが走る。
丁度すぐ目の前にコンビニがあるけど、あいにく財布は芽衣子の店に置いてきてしまっていた。

898 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/11(金) 09:21:17.45
みんなが笑ってユカイな芽衣子さんであった。

899 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/11(金) 20:08:17.86
まだ玉が2個残っている。俺は玉ひとつと交換でおいなりさんを買った。

900 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/11(金) 22:54:51.44
おいなりさんを受け取ろうとすると、さっと横からさらわれた。
ちょ、おま俺の子種と引き換えの貴重な食料なのよ!
「それはわたしのおいなりさんだ!」
叫んで負けじと掴み、オーエスオーエス!
おいなりさんの綱引きだ。
コンビニ店員は全裸で静観している。
どうして助けてくれないのかしら!
誰か助けて!

901 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 04:16:00.49
だが助けが現れる前に案の定裂けるおいなりさん。
飛び散る酢飯が微かに反射する夕日の赤がスローモーションで眼に焼きついた。
馬鹿野郎、お前たちは俺の胃袋を満足させるために生まれたんじゃなかったのか。
それなのに地面に飛び散ろうとしている。そんなのが許せるはずがない。
神経が研ぎ澄まされ何もかもが遅く見える。

902 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 07:49:34.41
これは…いける!
シュバババババッ!シャッ!
米粒を掴むイメージが明確にイメージできる。

しかし何と言うことだ。
手だけが遅い。
「あ、あああっ。ふぅっ…やあっ」
切ない声を漏らしながら、手からこぼれ落としてしまう白…。

コンビニ店員は全裸で静観している。
見ているのね、俺の痴態を。

903 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 08:19:07.00
天井には監視カメラがあった。
どうやら俺の痴態は管理会社にも届いているらしいヤレヤレだ。

「あーもうどうーしよー」
と言いながらチラチラと全裸のコンビニ店員を見るけど、やっぱり無言のまま突っ立ってる。
実はこいつ人形かなんかじゃねーの?

904 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 08:35:08.16
「ククク……かかったな。その店員はアンコウでいう提灯のようなもの……
お前はすでに俺の口の中だ!」
天井から声がして、店のシャッターが閉まった。

905 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 17:25:24.70
め、芽衣子!?

906 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/12(土) 23:54:43.01
芽衣子の口から出ようはずもない台詞だけど聞き間違うはずがない。確かに彼女の声だった。
それにしても口の中ってのはどういうことなんだろうか。
見回してみると俺以外に居た二人の客も、訳が分からないのだろう。同じように店内の様子を窺っていた。
そのうちの一人、二十歳くらいの女性が驚いたように口元に手をあて店の奥を指差した。

907 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 02:18:11.22
しかし、油断する俺ではない。女の口からマニキュアの塗られた指が突き出され、女の唇をこじ開けながら、
芽衣子が生まれ落ちるのを九字護身法である九字切りを行い、五鈷杵を尻の穴からひり出し構えて見据える。
唾液まみれになりながら裸体の芽衣子を見つめ、俺は女の指さしている店の奥へと走り込んだ。
そこには白い便器のあるトイレが男女兼用でひとつだけ。窓は無い。自らを袋小路に置き、窮鼠猫を噛む。
これが俺のジャスティス。女に負けるわけなどないわ。芽衣子の乳房はたわわで、女の唾液をしたたらせながら、
こちらへ向かってくる。再びの九字切り。俺は武者震いをしていた。そのとき、壁にヒビは入り――

908 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 03:12:25.74
ほどなくして砕けた壁から異様に筋肉だらけのネズミ人間がパンツ一丁で現れた。
えっと、それかぶり物ですよね。と聞きたかったのだけど事態が許さない。
「そこから逃げるがいい。少年よ」
狼狽える俺と芽衣子の間に入ると、そいつは便器を指差して言った。
いやいやいや、そこからは逃げられないよ? 人間はそんなせまいところを通れないからね。普通壁に開いた穴からじゃないの?

909 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 12:31:23.85
「便器フラッシュウゥ!」
ネズミ男が天井の紐を引いた。ゴゴゴという音とともに溜まった水が便器に吸い込まれる。
と、電車が揺れたときのような感覚が足元を襲った。よろけつつ下を見ると、
床の模様が便器に向かって動いている。
「しまった!」飛び跳ねようとしたが遅かった。次の瞬間、床も、壁も、天井も、
ありとあらゆる面を覆っていた紋様がくしゃくしゃに縮み、ものすごい勢いで
便器に向かって吸引された。なす術もない俺を絡めとって。
「キシシ、おやすみ」
俺が最期に見たのは、空中の紐を掴んで虚空に佇む、ネズミ男の無表情だった。

910 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 18:50:41.46
不可思議な事件に追われる中でただ一つ、俺が死ぬことだけはするりと理解できた。
もうどうにでもなれよ。溶けるような微睡におそわれて俺は投げやりな気分で目を閉じた。

でも目が覚めたんだよ。気付くと、全く知らない狭いバーのステージに立っていたんだ。
薄暗い店内に客の入りはよく、その半分くらいが俺を眺めている。

911 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 19:08:50.84
ベストを着て、シャツをはだけさせ、胸の谷間を露出させた芽衣子が、濃い赤の口紅の塗られた唇で、
「いらっしゃい」と俺に投げる。
華奢な足のついたグラスの中には、薄暗いバーの中でも目立つようなイエローの液体。微かに炭酸のはじける音が、
内耳に届く。ステージから降りて、誘われるように俺はグラスの前のスツールに座った。左右から若い豊満なバストを
持つ女二人が、手早く俺に洋服を着せてくる。斜めにかぶせられたハンチングと、グラスのそばに置かれた、コイーバ ・ エスプレンディドス。
右側の白い手の女が吸い口を切り取ると、左の女がそっとくわえてライターで火を付ける。二人がかりで、俺の口元に
わずかに湿り気のあるコイーバが差し出された。一口吸うと、目の前の芽衣子の姿が、ジャージになり。グラスの横に
置かれる暖かいそばのどんぶり。山菜は多めにねと、言おうとして、左右の女の乳房が俺の二の腕に押し当てられていて、
そばがくえねえよと思っている。ステージからはネズミ頭のかぶり物をした、グラマラスな全裸の女が登場し、周りでは嬌声と
ともに、ぬちゃぬちゃと粘着質の音が聞こえ、男女の交合が始まっているのが左右の女の長い髪の先に見えた。
おいてきたはずのペニスは、股間の間で屹立し、マニキュアの塗られた赤青黄の三人の女の手がズボンのチャックを
我先にと下げようとしてくる。いつのまにか、俺の肩にねずみ頭のかぶり物が寄り添い、背中にはボリュームのある乳房が
押しつけられているのが分かった。薄暗いバーの中で、四人の女に前後左右を固められ、性的な意識のみを脳内から
取り出され、広げられ、こねられ、引き延ばされ、脳内に戻されていくような。そんなおかしな気分に。
いや、まてよ、これは蕎麦だ。俺は今、蕎麦に同化している。芽衣子の手でこねくり回される蕎麦だ。時間が経過して、
俺はファンタジックな世界に飛び出し、意識を失っている、なぜ蕎麦なのか思い出せ、暖かい蕎麦、岡持ち、バイク
そして、汗、小麦粉。視界を遮る女達の間から光が差し込んでくる。そして低い声が俺を呼ぶ。
「浩一、目覚めよそして――」

912 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 19:20:51.90
そして、そして、うるせえんだよ、ボケナス。と自虐気味の突っ込みが入る。
しかし、蕎麦だ。山菜蕎麦が三歳の頃から大好きだった。低い声はおそらく神の声だ。
これが最後のエロシーンなのは分かった。芽衣子のパンティ。俺はそれがどーしても見たい。
誰か勇者が、ぎんぎんになるシーンをスレの最後までに投稿してくれる。そう俺は信じている。
ただの小説の中の登場人物にも性欲はあるんだぜ!
「目覚めたか、浩一、ワシも芽衣子の体が見たいのじゃ」
聞こえてくるデウスの声。十六歳は奥様にぴったりなのだ。むちむちぷりんな未成年に萌える。
それが真の男というもよ!

913 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 19:32:04.85
男は思い出した。自分がまだ幼い黒人少年だったとき、
壊れたクラリネットを持ち込んだ伝説の大妖精・霧子がくれた
魔法の粉がタンスのどこかにあることを。
その粉はクラリネットを直すことはできなかったが、
クラリネットの聞き手の精神を支配できるというシロモノだった。
「これを使って、クラリネットが壊れていないと思わせるのよ……」
大妖精の言葉が耳に蘇る。

914 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 21:27:15.97
「ああ、もう、なんだかグダグダの展開ね」
すこしJKな感じの女の声がした。
「いっぺん、やり直してみましょ」
女は雲の上にうんこ座りをしていた。
女の足元には、くすんだ白と、くすんだ赤の四角い物体。女の手には、十字や丸形のボタンがついた長方形の物体。
そして、女の目の前には、「短文を書いていき小説を完成させるスレ」と赤字で題された白い画像が浮かんでいた。
女は無表情に言った。
「リセットボタン、ポチットな」
画面は一瞬、ノイズを走らせ、強制的にやり直しとなった。
天上から声がする。
「愚民ども、もっとマシなの書きなさい。はい、どうぞ」

915 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 21:55:27.27
ブートローダが起動した。OSを選ばなければならない。

[*] Life as a MAN
[ .] Life as a WOMAN
[ .] MIX
[ .] (memory test) 

916 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 22:34:43.52
選択するのはいつも通りの三番だ。最初からこれが一番上にあればいいのに。
そんなことを考えながら足を組み替えトンビ座りになった女が面倒そうにカーソルキーを叩く。反応が無い。
短小スレOSにはこんなことが度々あるのを知っているから何気なくリセットボタンを再押下する。
同じ選択が表示されるまでのわずかな時間に苛立ちが募ってカーソルキーをとんとん叩く。

917 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/13(日) 23:16:50.66
意識が混濁していて、神の声がJKに聞こえてしまった。OSなどというシステムに惑わされる俺様ではない!
芽衣子のパンチラを見るためにはイミテーションJKなど屁でもないわ。ぶぶぶぶーったらぶー。
芽衣子再構築開始じゃああ

918 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 00:03:03.83
バチバチと装置に電気が弾けると、ふわりと一枚の布きれが舞った。
手にしてみるとそれは小さな木綿の、いわゆるパンツであり、端っこに「3−2 たちばな めいこ」とマジックで書かれている。
……ちょっと間違えた。本当に間違えただけだぞ?

919 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 00:23:05.24
ちょっと間違えて手に入れてしまったパンツをしゃぶりながら俺は考えた。
芽衣子のパンチラの素晴らしさ、心の憩い。それはパンツ。
ではもしも芽衣子がパンツをはいていなかったとしたらどうなるのだろう?
さりげない知的好奇心で頭が埋まったので俺は芽衣子の背中に回りこみ、器用に下着だけを奪った。
「あ、いっけね。ブラも捕っちゃった」

920 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 01:05:03.95
フォゥ……。
いっけね、それは立花芽衣子ではなく
メイコゥ・ジャクソンだった。

921 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 01:29:36.50
間違えた詫びを入れて丁重にお帰り願うのに時間を取られてしまったが、それはまぁいい。
部屋の隅で今尚、俺から逃れようと、あたふたしている芽衣子を見つけたから。
ついに彼女の肉体を味わうことができる。そう思うと何もかもが些末事でしかない。
俺が彼女に向けて歩みを進めると表情に露骨に怯えを浮かばせ、その場にへたりこんだ。
一歩。また一歩。ゆっくりと手の届くところまで距離を詰め、

922 :ここまでの登場人物:2013/10/14(月) 09:44:37.09
A 残像法師 猿 猪 河童 秋乃 ゾウ シマウマ エントリー番号4-10 氷の目をした婦警さん ミス・テリー
加奈子 日清UFO にしん 蕎麦屋の店長 ロマノフ・ニシンスキー NAMIHey 男宝山の仙女 奈緒子
A(α) A(β) こうそくん(仮名) ブッシュマン 藤 上藤 藤下 横藤 前藤 もp クラーク博士
トラフグ 今岡 黒猫 ニュースキャスター モロッコ ミラノ バチカン 徳川ヨーグルト 大岡忠相
小野君 B C D ミミ子 ロバート・K・レスラー お富 タラオ 88 両津勘吉 イクラ マスオ サザエ
中島みゆき 醜スト工作員 ウ冠 元 ワ冠 ジミヘン 僕(初代主人公) 女 大酋長 トマホーク佐助
モヒカン才蔵 アパッチ青海入道 蝉 号外売り ピーポ君 ビーナス 韓国人 シーラカンス ヒデキ 仁鶴 ナナちゃん
さんま タッチおじさん イカ娘 となりのおじさん バックダンサーたち プーチン メドベージェフ スターリン
愛しのベラドンナ 楽太郎 少年警官 全裸の男 美屍鬼 忍者の頭 忍者の右腕 生き馬 あめ色の忍者 あずき色のくの一
ネズミ イノシシ シカ くまさん ご隠居 団子屋のおミツ 全身黒タイツの5人組 ハチベエの嫁 長屋の男たち
土座衛門 カーク船長 ミスタースポック 八兵衛 ヤジロベー キタハチ 木曽義仲 静御前 由美かおる
キャラメルマン3号 阿久地 オオトリ ツクシ 裸頭巾 鬼頭巾 オマンクパァ つぼみ フロント・ホック軍曹
その娘 真理17歳 幼子 K氏 スタローン 御法川もん太郎 バットマン 霧子 隣りの男たち ズワイガニ
地蔵菩薩 アートマン ブラフマン 宇都宮リーゼント王子丸12世 ジャッキー爺さん ダンボ 栗饅頭 お茶
ネズミ顔の男 少年 電話の男 ウ宙人 熟女 陰陽師 花子さん 女上司 巨大隕石 てるてる坊主女 ウルトラマン 富士山
フィリポ・サンジェルマン=ナントカブルベットV世 肥えたご担ぎ 松平忠頼 SANE 織田のやんちゃ坊主 効果音専属の男
効果音スタッフ 大女 神 ギョーちゃん ツバメ 父王 皇女 配管工 ピーチ姫 トゲゾー 馬車馬 おっかさん
北風 太陽 ジュゲム ジェノサイドインセクター 貧しそうな黒人少年 スパンキングOL インチキ占い師 ラスプーチン
近所のOL 芽衣子 悪魔 芽衣子のオヤジ 全裸警官 全裸のコンビニ店員 筋肉だらけのネズミ人間 デウス
トンボ座りの女 メイコゥ・ジャクソン

たちが言った。「やれ!やっちまえ!」

923 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 15:28:48.81
一年半もかかってやっとパンチイが見られる展開になっている。各登場人物の悲願が今こそここで叶おうとしている。
芽衣子の秘部がしとどに濡れそぼっているのを俺は感じている。卑猥な匂いが蕎麦屋の厨房に充満していた。
のれんの上がっていない蕎麦屋など完全な密室と何が違うのか。やっちまえ! 神よ悪魔よ各登場人物よ。
俺にチカラを与えたまえ。赤まむしドリンクを一息に飲むと俺の股間の如意棒がいきり立つ。
日々芽衣子がいたずらに送ってきたエロ写メが俺の精神をむしばんだのだ。厨房にクローゼットなど無い!
鏡写しのぱんてぃーらや乳クビっち、濡れ濡れスジまんを毎晩のように携帯に送ってくる芽衣子、おまえがわるいのだあ!
俺はゆっくりと足を、

924 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 18:56:34.60
ひねらせた。声をあげる。ああ、ああ。時として感覚は変わるものだ。にじみ出る。
ああ、ああ、ああ。近づいてくる。何だ。何も考えられない。ただその時の俺は勝手に背負ったものをかなぐり捨て、夢中だった。
「――――――」
湯呑、エロ写メ、プーチン、蕎麦屋。現実が流れ込んだ時、優しいような、呆れたような、そんな声色が耳を撫でた。
「――――もう全く。本当に。もう」
芽衣子。俺が踏んだであろう湯呑を片付けている。あんなことした俺に。色々なことをしようとした俺に。
芽衣子。そうだ。俺が間違っていたんだ。何をしていたんだ俺は。俺たちの未来は、二人で支え合いながら、教え合いながら進まないといけないんだ。
芽衣子。なあ、芽衣子。芽衣子。
でもやっぱ赤まむしドリンク凄いわあれ3980円もしたからねあれ。やっふいほー。そら飛び込んだねチャンスだもんね。ふふふ。

925 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/14(月) 23:10:09.06
「浩ちゃん。あたし分かってるんだ。」
芽衣子が流しに向かいながら、背中で言う。「あたしね、自分のことばっかりで、もっといい人が居ればなって思ってて、
浩ちゃんのこと、真剣に考えたりしてなかった。隣のクラスのトーマス君と少しエッチな関係になって、自分を見失ってた」
あ、れ……俺は耳を疑った。ルパン三世が不二子ちゃんに飛び込むみたいに、一瞬で服を脱ぎ捨てる自信あったのに。
芽衣子がエッチなことを済ましちゃってるなんて。なんで俺、今聞いてるんだろ
「でね、浩ちゃん。あたし、もう間に合わないんだ。ごめんね。ちょっとほら、町内会のあれあったじゃん、テレビが来てさ、
美人看板娘を探せみたいなの。あれでディレクターさんとかにタレントになれるよ君なんて言われてて、そんであたし」
芽衣子の姿が少し薄くなって、奥の壁の色が混ざったように見えてる。
「それに、隣のクラスのハーフの子に少し興味があって、初めて、あげちゃったんだ。馬鹿だよね」
くるっと半回転した芽衣子の体はやっぱり薄くて、なんだよ、なんで勝手にセンチになって泣いてるんだよ。わかんねーよ。
「もうすぐ、あたし死んじゃうんだ。だから、最後に浩ちゃんに会いたくて。わがままでごめん」
ああって思った。俺逃げてたんだって、トーマスの意識に同化して、それを知ってたはずなんだ、俺。だからずっと走ってた。
俺、全裸で走って、チンコなんてもげちゃえって思ってて。それでも芽衣子を探してて――。
――ッ!
ガラス戸が割れる音がして、芽衣子の声にならない声と、獣のような男の叫び声が聞こえる。
「芽衣子ッ」俺は叫んでかけだし、目の前のうっすらとした芽衣子の姿を通り過ぎた。そば粉と小麦粉の混ざったような匂い。
泣いてた。俺だって、ちくしょう!
玄関に向かうと、男が芽衣子に馬乗りになって、ナイフを振り上げてた。周り中とびちった血だらけで、俺はタックルした。
男の肩口に噛みついて、手を虚空にさまよわせる。芽衣子。俺は力一杯叫んだ。死ぬなって。
でも、俺の後ろで悲しそうにしてる芽衣子がなんか分かってて。ごめんなって、言えなくて。俺、馬鹿で馬鹿で。
ほんとに、大好きだったんだ!
ガラス戸の向こうで、まぶしい光が――

926 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/15(火) 03:08:47.61
目の前の全てを少しづつ塗りつぶしていき、止まらない涙の先で揺れて消えていく。
「走馬灯が長すぎ。それに、色々間違ってるよ。ほんとーに浩ちゃんは仕方がないなぁ」
その真っ白になりつつある世界の中、ちょっと不貞腐れたような声が降ってきたかと思うと柔らかく抱きしめられた。この温もりも声も間違えようもない。芽衣子のものだ。でも、彼女はあの時に……その時すでに俺は……?
「ほら、いってきなさい。最後のおしごとだよ?」
彼女が俺からゆっくりと離れ、背を優しく押された。
ずっと一緒だと誓ったじゃないかと悲鳴を上げて追いすがろうとして、そう誓ったのがいつだったのかを思い出せない間に視界が色付いていく。

「――父さん、父さんってば!」

その幾つもの声は俺の――私と芽衣子の子供達の声だった。
見慣れた天井が見えないほどに視界を埋め尽くす、惜しげもなく涙を流す子供達と、何が起きるのか把握の出来ていないであろう幼い孫達のあどけない顔が私を覗き込んでいる。
なるほど、私もやっとアイツの隣に戻れるのか。
何かを言い残そうとして、気の利いたことを考えたいのだけど間に合いそうも無い。そんな予感がしたので短く済ませることにした。

「お前らのことを報せに行くよ。先に逝った芽衣子に――」

すうと意識が身体を離れていく。『私達の自慢の子供達のことを』とまでは言えず仕舞いか。けど、きっと分かってくれるだろう。なにしろ自慢の子供達なのだから。
そして、夢見心地の中で意識が揺らいでいく中でようやく全てを思い出していた。
私と芽衣子は、

927 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/15(火) 03:19:27.00
同一人物だったのだ。

928 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/15(火) 22:39:42.25
ワイの考え!(`・ω・´)

929 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/16(水) 05:09:07.15
それを最後に狭い映画部の部室の壁に映し出されていた映像は終わり、暗闇が訪れた。
「なあ、このオチはなんなんだ?」
途端に光が消えたせいで何も見えない中でこめかみを揉みながら訪ねた。

930 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/16(水) 06:47:59.18
映写機を回していた部長が小さく笑って言う。
「これはいろんなフイルムを繋ぎ合わせた映画。シーンごとにそれを撮った人の目的とか、
テーマとか、思惑なんかがあったはずだけど、そういうのを無視して適当に話を繋げたものよ。
カメラという枠を固定して、映画の世界を定点観測した――そんな感じね」
「どうしてこんなことをしようと思ったんだろう?」

931 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/16(水) 20:37:02.14
ワイの考え!(`・ω・´)

932 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/17(木) 03:01:37.48
ライフイズビューティフルと言えば監督らしいだろうか。
私はコメディアンとして日本の芸能界で有名になった。
窓外には果てしなく続くと思われる雲の切れ間に、草原にばらまかれたミニチュアの家が見える。
走馬燈といえば、過去の人生を思い出すモノという共通認識がある。しかし、私はあえて破壊を選んだ。
お笑い界の破壊神、孤高の天才、そして映画を破壊する映画監督へ。先人の背中をがむしゃらに追ってきた。
今、私が思い出すのは、断片的な映画のシーンだ。私の人生は映画に始まり映画に終わる。
私自身の走馬燈さえ破壊すべきだ。それは、私の映画そのものだから。
誰でも一本の映画を撮ることはできる。誰の言葉だっただろうか。
左手を握る小さな手に、私はくるくると景色を変える窓外から目を離す。
「パパぁ」ただそれだけを、それだけしか言えない小さな幼児、そしてそれを抱きしめる女。
それは、芽衣子ではなかった。マイナーに近いタレントをやっていた女を妻に迎えた。
彼女の事や娘の事を走馬燈のワンシーンにすることの無い私を、どう思うだろうか。
沈痛な面持ちで、上部から垂れ下がっている酸素マスクに望みをつなげている女。名前は――。
左右に強く揺れた。しびれるような細かい振動が続く。
窓外に地面が見えるということは、もうダメなのだろう。
機内アナウンスが響く、懐かしい声だ。
芽衣子の流暢な英語が聞こえている。私は最後に何を伝えたいのだろう。ジャケットのポケットから
使い古した手帳を出して何かを書き記す。そんな予想通りの最期を迎えたくはなかった。
偶然にも、芽衣子とともに人生の最終ページを閉じることができる。それだけでいい。
「姿勢を低くして……」アナウンスの声は冷静だ。蕎麦屋をあきらめてパーサーの道へ進んだとは、
聞いていた。そばですかい。などという洒落っ気のあるカップヌードルを発明したのはきっと彼女だろう。
ああ、私は多くの人へすばらしきワンシーンを送り続けたと思う。そう自負している。
それは、誰かの走馬燈のワンシーンの中に登場することはできるだろうか。
映写機で、部長が回していたつぎはぎだらけの映画。古い映画館で廃棄されたフィルムを
戯れにつなぐのが高校時代の卒業イベントだった。その中に、ただワンシーンだけ紛れ込ませた、
部長だけは気づいていた、あの――

933 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/17(木) 08:13:34.31
おぞましい霊の姿を

934 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/17(木) 23:19:01.26
霊は髪を振り乱しながらスクリーンから這い出てきた。
気づけば部長の姿はない。はめられた!

935 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/18(金) 06:49:01.01
「シャーッシャッシャッシャッ!」
霊は舌をピロリピロリとしながら笑った!

936 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/18(金) 09:31:07.58
キモかったので舌をもぎ取った
手がねとねとになった

937 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/18(金) 10:09:24.79
ネトネトをなめるととてもおいしく疲れも吹っ飛んだのでした。
「これ小僧、お前はとても孝行者なので、このネトネトをしんぜよう。
いいか、くれぐれも――

938 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/18(金) 21:26:25.92
――ピグモンのファスナーを開けてはならぬぞ。
だが、するなといわれればしたくなるのも人情である。
少年はしたくてしたくてはちきれんばかりになった。

939 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/19(土) 08:29:33.18
少年は遂に我慢しきれなくなり、
そのネトネトした熱く滾るそれを、ピグモンのなかへ突っ込んだ
少年は青年になった

940 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/19(土) 08:32:00.38
「逢いたかったぞ、青年」

941 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/19(土) 15:24:01.27
♪青年〜それは〜君が見た光〜
制服を着たバックダンサーたちが集まってくる。

942 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 02:17:01.13
部長、これがつぎはぎだらけのフィルムなんですね。
「そうよ、怨念がストーリーを変えようとしているわ」
「誰の怨念なんです?」
部長が不敵に笑って眼鏡の向こうのツリ目を細める。
「デビューできなかった監督、デビューできても売れなかった監督、彼らよ」
へえ、まるでこんな掲示板で自分のストーリーを展開させようとする輩のようですね。
「そう、各々のフィルムはとてもとるにたらない数コマから数百コマに過ぎないの
だけど、その怨念のチカラはすごいわ。数レス前にあった『16歳JK芽衣子とのエッチ』なんて
かなりの影響力があったじゃない」
うむむ。僕はマウスのボールを使って素早くレスを確認した。
「でも、今は混沌としているみたいですね」
「そう魅力的なストーリーテーラーとキャラ立ちが無いのよ」
部長は映写機の乗った机の上に飛び乗って、足を組む。体育館の大きな窓から差し込む月明かりで、
ミニスカートの奥が覗けそうに。
「わかって来てるじゃない、袴田」
部長は顎を上げて僕の方を軽く軽蔑したような目で見る。
「こういうのも、大事よ」
左右から自分のおっぱいを手のひらに挟み押しつぶすようにする。確か部長のサイズはGだって噂だった。
「不正解。正確にはHカップよ。読者はこういうのが見たいのよ」
「部長、僕らは掲示板の中だけの人格なので、Hカップのお胸は、永遠に誰かに見てもらえることは無いと思います」
「ふん、つまんない正論だわね。袴田のその勃起したちんぽも見られないから油断してるってわけ」
細い指先は爪が伸びていて、「いや、僕、ちんぽ生えてませんから」「そうよねえ、袴田芽衣子ちゃん」
「だからこんなエッチな展開は、僕は嫌だって」背後から浩一役だった男子生徒に羽交い締めにされる。
「その割には芽衣子はなんで学ランなんだ」「次のシーンの準備……あっ……デスって……そこ、さわっちゃやだあ……」

943 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 06:16:58.68
男子生徒は芽衣子の背中のファスナーを思いっきり降ろした。
芽衣子のボディの中から、3年前の芽衣子が出てきた。

944 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 06:23:49.84
おもしろくなって、こちらに背を向けさせて
もう一度ファスナーを降ろすと更に三年前の芽衣子が。

945 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 10:33:54.32
6年前の芽衣子は防犯ブザーを取り出すと思いっきり鳴らした。
たちまち窓の外に回転灯の光が溢れ、ポリスメンに包囲されたことがわかった。

946 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 15:37:28.55
幼女願望があるのかね?
警棒を構えたサツカンが土足のまま体育館に入ってくる。
「あたしたちも未成年なんですけどぉ」
部長が足を開いて短いスカートの端を持ってパタパタと扇ぐようにする。
サツカンの目がレースの白いパンツに釘付け担っている間に、浩一である男子生徒が
背後からサツカンを羽交い締めにした。
「おじさんのここテントみたーい」16マイナス6歳の●●歳になった芽衣子が
指先でファスナーの上からつんつんした。

947 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 18:42:25.05
 止めさせなくては、と一歩踏み出すと眩暈を覚えて目頭に手をあてた。
「お・ぶ・つは、焼却だああああああああああああああああああああ」
 下品にしわがれた大声に目を見開いた。サツカンが燃えている。全身が火達磨だ。この一瞬で何が……。
 いや、それよりも芽衣子だ。見回してみると、

948 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 20:51:13.95
2人の芽衣子はボンデージ婦警に変身していた。
黒い警棒がしたたかに浩一を打つ。

949 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 21:39:00.95
腰を振りながら浩一を殴打する女二人。エナメルの輝きが体育館の水銀灯の下でぬらぬらと輝く。
胸の谷間は汗ばみ、ミルクの匂いのような汗がしたたっている。
丸焦げになったサツカンが立ち尽くし、その腰あたりから赤黒い液体が流れ出ている。
それを見ている浩一は、自らズボンをずりさげ、警棒の的を作った。
打ち込まれる黒いものに反応するように浩一の腹が引き締まる。二人の芽衣子はピンヒールで浩一の背中を
踏みにじった。ぐぅ……」声にならない事が彼の口を通して体内から絞り出される。
「ああなりたくなければ、どっちが本物の芽衣子か当ててね、浩一くん」
左の芽衣子はツインテールでショートパンツにあばらの上までのボンテージルックにポリス帽とショートブーツ。
右側はボブカットにビスチェタイプの上、そして股間は申し訳程度の小さなTバック。そしてロングブーツ。
顔は同じだが、どこかが違う。そう、胸の大きさだ。どっちが偽物の部長――。

950 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 21:47:57.14
そのとき床板がパカリと持ち上がり、中からくよく知った芽衣子の頭が現れた。
「助けに来たわ!こっちへ入って!」本物の芽衣子はそういってスプレー缶を取り出すと、
ふたりのボンデージ芽衣子に白い霧を吹きかける。
エビゾールXの効果によって、ピンヒールの2人はみるみるうちにエビ反って床に転げた。
浩一は急いで芽衣子の出てきた地下道へと転がり込んだ。
「よかった。まにあわないかと思ったわ」
そういって下半身裸の浩一に巻きついてきたのは、下半身が蛸になった芽衣子だった。
「ククク……なんて旨そうなの……」

951 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 21:58:03.99
「はははっ、かかったな芽衣子キメラめ!」
部長が体育館の屋根からSAT(特殊急襲部隊)を引き連れて降下してくる。
「SATが福島の原発で訓練をしていたのはこのためよ」
三十六代目スケバン刑事の麻宮サキとは部長の事だった。
ヨーヨーの代紋から出たLED光線が芽衣子キメラの目を焼く。
「ぎええええええっ」
たこ足がのたうち回る。
「放射能でタコと融合してしまった芽衣子の魂を救うのよ、浩一!」

952 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 22:08:57.12
「待て、順番だ」
浩一は芽が潰れた蛸芽衣子を優しく抱き、逆の手で体育館の床に
番号札をばら撒く。
ボンデージな幼芽衣子とスケバン刑事な芽衣子、それに
SATの皆さんの分まである。各自の順番は……

953 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 22:12:56.21
「私が一番のようだな。そう――」
各自に札が行き渡ると、SATの中より男が歩み出てきて一番の札を掲げた。
「――、この、バットマンが!」

954 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 22:19:21.83
「え?わたしも一番なんだけど」スケバンが言う。
「じゃあ一番同士でショータイムだ。バットマン、その娘を好きにしろ」
浩一は鬼畜だった。

955 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 22:40:28.23
今から汚されるスケバンの艶めかしい脚に視線を這わせる。
垂れそうな涎を飲み込みながら陵辱ショーの始まりを待つ。
が、「ぐほぅっ」バットマンが股間を抑えた格好で身体を折って倒れ、
スケバンの手にヨーヨーが戻るのが見えた。
そして、彼女の剣呑な視線がぐるりと浩一へ向けられた。

956 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/20(日) 22:48:14.75
「……カ・イ・カ・ン♪」
何か誤解があるようだ。

957 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/21(月) 00:23:41.84
「薬師丸ひろこやん!」
突っ込みを入れたのは岡村靖幸。彼はバスケットボールをロングシュート決める。

958 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/21(月) 01:19:30.24
天気が悪くなってきた。台風27号が近づいてくる。

959 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/22(火) 05:11:41.37
スケバンが浩一を楽しそうにしばくのを尻目に暇を持て余した二人のSAT隊員がラジオを聞いていた。
地下にもかかわらず電波が届くことに首を傾げながら。

960 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/22(火) 15:27:35.56
すると壁からぬめぬめーっとモンスターがにじみ出てきたのだ!
これは1967年、アメリカオレゴン州で本当にあった出来事だといわれる。

961 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/22(火) 21:11:16.31
 ――粘状の怪物。見るのもおぞましい容姿である。
 最初に気づいたのは誰であったか。誰からともなく、悲鳴が響く。
 浩一は、一目散に逃げ出した。しかしそこで、怪物はその身体を一振りした。
「えっ……?」
 身体が軽くなった。そんな感覚を覚えた浩一は、視線を落とした。

 ワキバラガナイ

 浩一の意識は、そこで落ちた。

962 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/22(火) 22:46:06.34
再び気付けば浩一は河原に横たわっていた。
立ち上がって見回すと、霧が深く遠くまで見渡せない中でぼんやりと浮かぶ渡し船が気になった。
あの船に無性の乗りたくて仕方が無い。それがどうしてか分からないままに近付いていく。
『渡し賃 三千円から承っております』
立札に書かれた額と財布の中身を見比べて浩一は頽れた。先週パワプロを買ったせいで足りなかったのだ。

963 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 06:17:35.25
無性に腹が立った浩一は、そばで石を積んでいた子供の
胴を蹴り飛ばした。やっと1メートルほども積んでいた
石塔は、むなしく崩れてあたりに散らばった。

964 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 10:50:56.47
?訶訶訶尾娑摩曳娑婆訶(オン・カカカ・ビサンマエイソワカ)

965 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 18:40:31.39
おんまにぱーみーうーん

966 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 22:27:58.89
浩一はバーミヤンでカレーを食べることにした。
地獄の入り口でもチェーン店なら安心だ。

967 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 23:04:53.71
席につきつつ案内のウェイトレスに注文をしようとメニュー目を向けて、
「水しかないの?」と訊いた。
「仕入れをどこからすればいいのかも分かりませんし」
ウェイトレスは慣れた口調で即座に返す。よく聞かれるのだろう。
「幸い、水ならそこからいくらでも汲んでこられますから」

968 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 23:09:10.14
「じゃあ、ボク、君を食べちゃうSA!」
やるっきゃない気分になったme☆は、
ウェイトレスのにしんちゃんにジャンピングラヴダイブした。

969 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 23:20:28.17
「ぐぶっ!」布団を叩くような音が顔面で弾け、浩一は受けた衝撃に失速して地面に落ちた。
鼻を押さえつつ見上げるとウェイトレスは右半身を前に、そこから延びたくの字にした右腕を振り子のようにぶらぶらとさせている。
「フリッカーなんて、ずるいや!」
うつ伏せのまま手足をばたつかせて抗議すると頭を踏みつけられた。

970 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/23(水) 23:29:21.21
「あ……」
浩一は初めて知る屈辱と危機感に身を震わせた。
なんて気持ちのいい不快感なんだ。

971 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/24(木) 01:30:18.59
巡る感覚にきゅっと股間に力が入ってしまう。
このまま彼女に虐め続けられる生活というのは、きっと魅力的であるはずだ。
身を委ねてしまいたい欲求が湧きあがるが、何故か至近の床が遠くなっていく。
おそらくは頭上のウェイトレスも水しかないファミレスもから浩一は離されていっている。

遠のく意識を繋ぎとめようと叫ぼうとして、気付けば浩一は元の地下に戻っていた。
砂利と土のでこぼこな地面に這いつくばって、やはり頭を踏みつけられている。
「目ぇ覚めたかよ?」
後頭部に感じるローファーの圧迫感の更に上から声が降ってくる。

972 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/24(木) 21:27:02.86
それはセーラー服を着たケンタウロスだった。
浩一のなくなった脇腹は馬糞で埋められている。

973 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/25(金) 01:02:09.33
「馬糞を用いた民間療法というのは昔、確かにありました」
浩一は訳知り顔で語り出す。「しかし、こういった症状で馬糞を用いたケースは過去一例もありません」
ケンタウロスがたじろぐのを確認して続ける。
「私が本物の脇腹治療というものをお見せしましょう。来週この場所にまた来てください」
そう言い残してズボンのポケットに手を入れ去っていった。

974 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/25(金) 06:09:43.44
わき腹がホカホカしていた。

975 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 21:40:43.69
あのように言い切ってはみたものの、馬糞の温もりに浩一はどこか安心感を覚えていた。

976 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 22:10:25.09
「お前は彼女がどれだけ恥ずかしさに耐えながらその馬糞を塗ったか考えたのか」
暗闇から声がかかり、浩一は歩みを止めた。

977 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 22:27:42.93
相変わらず虫唾の走る声だ。歯ぎしりをしながら近づく影を睨みつける。
「貝原雄山…………何をしに来た」

978 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 22:46:31.12
「ふた口目を食べに来たのだ!」
雄山が叫ぶと同時にぴかぴかの入れ歯が口から射出され
浩一に向かって飛んで来た。

979 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 22:50:29.73
「式神、トミー。来いっ!」
咄嗟にポケットからブックオフのレシートを取り出して宙へと放る。
それはぐにゃりと歪んでスーツ姿の短躯の男へと変わろうとして、

980 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:07:45.76
膝を抱えて空中で一回転したかと思った刹那、
鋭い入れ歯に首を狩られた。一瞬で男は噴血水車となる。
「ジミー! 次だっ!」
続けて取り出したるはハードオフのレシート。

981 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:14:40.96
入れ歯攻撃を凌いだ今、主導権はこちらにある。奴に勝てるかもしれない。
が、レシートは何の変化もなく地面に舞って落ち、
『HAHA! ママの作ったミートパイでティータイム中なんだ、また今度にしてくれよ』
そう発声すると塵となって消えてしまった。

982 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:27:35.90
「貝原雄山! 新しい入れ歯ぢゃ!」
突然現れた世阿弥おじさんが投げた入れ歯に雄山が食いついた。
振り返ったその顔は新しい歯を見せて笑っている。
こやつ……強敵!

983 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:37:08.07
翻って浩一には次の手が――あった。
ジーンズを一気に降ろし、その下に履いた紙おむつを素早く脱いで投げ、
「これで勝負だ、雄山! 出でよ、デギンちゃんっ!」
公王級の式神の名を高らかに叫んだ。

984 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:45:40.54
だが浩一は気づいていなかった。大宇宙の名古屋星から
キシリャー女史が監視していたことを。
突然降って沸いたソーラ・レイによって、デギンちゃんは
とろとろに溶けてしまった。

985 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/26(土) 23:54:04.83
一対一の勝負でさえ分が悪いのに、雄山はいくつもの手駒を用意して臨んできていた。
勝てるかもしれないと一瞬でも考えた自分に腹立たしくなってくる。
だから浩一は元来た道へと逃げた。「ば……バイバイキーン!」
恐怖に足がもつれる。このままでは奴の胃袋へ直行だ。そんな最後は嫌だ。

986 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 00:02:06.41
「さあ、わたしの背中に乗って!」
駆けつけたケンタウロス娘の背に浩一は飛び乗った。
「むわ〜て〜」貝原の姿がどんどん小さくなる。
わき腹が痛い。いつしか浩一は意識を失った。

987 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 00:26:05.07
彼女の背に揺られた心地良い一時の休息。その中で浩一は夢を見た。
スケバンとバットマンが居た。
スケバンが手にしたリードの先はバットマンの首輪へと伸びていて、
その四つんばいの黒ずくめは嬉しそうに嬌声を上げている。

988 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 00:31:57.51
もしかしてこのケンタウロスは二人羽織かもしれない……
そんな夢から覚めると、馬だったはずの彼女は人間の姿に変じて
浩一の隣で寝息を立てていた。

989 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 00:47:47.38
顔が近く慌ててしまった。暖かさと柔らかさが絡みついていた。
ずっと浩一を温め続けていたのだろう彼女の頬にかかった髪を手でそっと払う。

990 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 06:42:45.82
「イングリッドに触れるな。お前の相手は俺だ」
後ろから声がかかる。振り返れば馬がいた。
「私はモングリッド……賢い馬のモングリッド……」
馬が浩一にのしかかる。そしていんぐりもんぐりすると
いつしか少年はケンタウロスになり、眠る娘を見下ろしていた。

991 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 07:23:57.96
「そんな事があって紆余曲折の末に、ここに就職できたわけだ」
JRAの社員食堂の一角で浩一は、差向かいに座る後輩に昔話をしていた。
それもついに語り終える。ぽかんとした様子の後輩に苦笑しながらコーヒーで喉を潤した。

992 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 19:05:52.59
「それも昔の話さ……さて、仕事に戻ろう」
よろりと立ち上がった浩一の後脚が腫れていることを、後輩は見逃さなかった。
「せ、先輩、もしかしてその脚……」

993 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 20:14:07.68
「ああ、芽衣子に、俺の妻に昨日やられてね。おまえの話はなげーんだよってフライパンが飛んできたんだ」

994 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 20:29:18.28
(そんな! 芽衣子さんは死んだはずじゃ……!)
浩一の目に狂気があるのを後輩は見逃さなかった。

995 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 20:35:23.69
「詳しくは次スレで話そう。次スレが立たない場合? 真相は藪の中だ」

996 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 20:37:50.44
「先輩が立てるんですね? わかりました。21時までに立たなかったら、私もやってみます」
後輩が言った。

997 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 20:48:39.92
「分かったよ」彼はそう言って食堂を出る。
「先輩、そっちは削除スレです! やっぱりボクがやりますからっ」
一瞬、まだ手を付けていないデザートに未練が残ったが浩一が心配だ。
慌てて席を立つと四本足の先輩を追った。

次スレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bun/1382874487/l50

998 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 21:29:40.41
ほんとにたてやがった!
芽衣子……きみとしばらく一緒だよ……

999 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 21:33:43.42
嫁が昼間にクラブ団地妻で稼いでいることも知らずに……

1000 :名無し物書き@推敲中?:2013/10/27(日) 21:42:21.44
真相は次スレで!
芽衣子の正体は?
浩一はどうなるのか?
はたまた、お馬さんの行く末は?
名無し先生の次回作にご期待ください!

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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